中1から受験生まで〜自然と身につく中学生の英語リスニング勉強法

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中学生の方にとって、英語学習の中で勉強方法がわからないと感じるのが「リスニング」かもしれません。高校入試でも英語のリスニングは重要になってきていますし、中学3年生になったからといって急に聞き取れるようになるものでもありません。そこで今回は早いうちから身につけたいリスニングの勉強法についてご紹介したいと思います。

中学生が英語の音声を生活に取り入れる方法

小学生から英語の授業が始まって、小さい頃から英語に触れていたからと言って、急に英語が聞き取れて、できるようにはなりません。しかし中学1年から日常生活の中で英語を聞く時間を取り入れておくと、自然と、そして難なく受験リスニングは対応することができるでしょうし、その後の英語人生もかなり楽になると思います。そこでまずは、生活の中にリスニング学習を取り入れる方法からご紹介したいと思います。

土日は英語のアニメを見る

英語は日本語と同じ、単なる言葉です。「勉強」となる前に、楽しく英語に親しむ土台を作るために、アニメを取り入れましょう。今やたくさんのアニメがYouTubeやオンデマンドを通して英語音声で見ることができます。土日のどちらか1日だけでもいいので、1話を英語で見るという楽しみを持ちましょう。意味が分からなくてもいいので、とにかくかけておきましょう。朝家族みんなで一緒に1話見るなど、「土曜日の朝の日課」のようにしてもいいかもしれません。

好きな海外ドラマを見つける

中学生ともなると、海外ドラマの内容の多くが理解できるようになってくるので、好きな海外ドラマを見つけるといいでしょう。先程のアニメのかわりに、海外ドラマを土日に1話見ると決めてもいいかもしれません。その際は、英語音声、日本語字幕に設定して、流しつづけましょう。英語を耳に入れる習慣をつけることが大切です。

海外ドラマを見ると、海外の生活習慣なども垣間見ることができ、海外の生活に興味をもつのにも役立ちます。興味があれば、それがきっかけで英語学習に取り組む方もでてくるでしょう。

平日朝はNHKラジオを流す

学校に行く日の朝は、朝食時間にNHKラジオを流しましょう。タイマーをセットして、勝手に流れるようにしてもいいでしょう。目覚まし代わりにつけてもいいかもしれません。真剣に聞かなくてもいいので、朝ごはんを食べながら英語が流れているという環境をつくるといいでしょう。

車の中では洋楽一択

昔から、洋楽の好きな子は英語が得意だったというのが筆者の印象です。洋楽が好きになれば英語を取り入れるきっかけになるでしょう。そこで親御さんに頼んで、車の中では洋楽をかけるようにしてもらいましょう。習い事の送り迎えや、土日の家族での外出などで車に乗る際には洋楽を聞いて、ところどころ聞き取れるところを見つけていくのです。聞き取れる部分が多くなってくると楽しいですし、「なんて言っているのかな?」と思ったらネットで調べてみるとより、学習が深まるでしょう。

中学生が能動的にリスニング学習に取り組む方法

これまでは、自然と日常に英語の音を取り入れる方法をご紹介しました。日常的に英語を耳に入れておくことと同時に、受験対策としては能動的にリスニング学習をすることも大切です。そこで中学生に向いているリスニングの学習方法をご紹介したいと思います。

単語のリスニングから始める

リスニングは、単語が聞き取れなければ意味はとれません。とはいえ、単語帳などを見て、意味を覚え、綴りはかけるようになった単語でも、「ネイティブにどのように発音されるのか」を知らなければ、リスニング力には繋がりません。まずは、単語帳についている音声を使って、一つひとつの単語の聞き取りをしてみましょう。そのためにも、単語帳を買う際には、必ず音声付きのものを買い、一つひとつ、音を聞いて、聞き取れたら書き取るという勉強方法から始めます。この方法で中学レベルの英単語の「音」をまずはマスターしましょう。

必ず短文から始める

リスニングの勉強を始める場合には、とにかく短い文章から始めることが大切です。3語くらいの長さで、中1初期で学ぶような文章から始めましょう。短い文章であれば、一回で聞き取れることも多いでしょう。「英語が聞き取れた」という成功体験から始めることが大切です。

また、聞き取れたらそれを書くという勉強方法もありますが、量をこなしたい場合には、聞き取れたらすぐに真似をして言う、という方法も効果的です。「聞いたらすぐに真似して意味を理解する」ということが当たり前になると、英語を日本語に訳さずに、「英語を英語として理解する」土台が出来上がっていきます。

長い文章のリスニングは書き出す

慣れてきて少しずつ文章が長くなってきたら、「一回では聞き取れない」という壁にぶつかるようになると思います。何度聞いても聞き取れない場合には、まずは聞き取れ単語だけを書き出してみましょう。そして聞き取れていない音がどこにあるのかを明確にして、その場所を集中して聞き取るようにします。5回やっても聞き取れなければ諦めて、素直に答えを見て、そしてもう一度その音を聞き取りにいきます。答えがわかった後では、「え!この音がこんなふうに発音されてしまうの?!」と呆然とするかもしれませんが、それでもその音源を何度も流して聞いて、英語独特の「リンキング(音のつながり)」などにも慣れていきましょう。大丈夫です。何度もやっていくうちに、そんな音にも慣れて聞き取れるようになっていきます。

アプリは積極的に使う

英語のアプリは今や選びきれないくらい存在します。ぜひ積極的に使ってください。苦しい思いをせずに、楽しく、そして楽に英語が学べます。ゲーム感覚でアプリを使って問題を解いたり、英語を聞いたりするうちに、英語に自然と耳が慣れて行くと思います。ただしスクリーンタイムを増やしすぎるのも目や脳に良くないので、1日15分〜30分にとどめましょう。

英語リスニングを強化する最強アプリはどれ?上達しやすいおすすめアプリ20選をレベル別に紹介!」では、レベル別にアプリの紹介をしていますので、参考までに読んでみてください。

英語のリスニング問題の解き方を早いうちに知っておく

受験のことを考慮すると、「リスニング問題の解き方」を早い段階で知っておくのは大切です。例えば、「音声が流れる前に、先に問題を読んで答えの予想をしておく」というのはもっとも大切なスキルです。音声を聞いてから問題を読み、その後、選択肢を読むと、時間内に解けない可能性もあります。最初からこうした技を知って、それで練習することが合格への近道です。

Englishlabの記事、「英語のリスニング勉強には3つのコツあり!リスニング克服方法とオススメ教材」では、中学生だけでなくリスニングの勉強法についても紹介しています。ぜひ一度読んでみてください。

中学生のリスニング学習法がわかったら

中学生も大人も、基本的にはリスニングの勉強法は変わりません。ただし、なるべく早いうちから英語に親しむためには、その年齢に応じた「興味」を見つけ、英語で関わることが大切でしょう。アニメや海外ドラマはその一つですが、例えば車が好きなら海外の車のYouTubeアカウントで英語を聞き取ってみるなどもおすすめです。「好きこそものの上手なれ」を英語のリスニングにも取り込みましょう。 

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