ティーンスラング 、Yeet、Capって知ってる?

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ティーンの間で日々進化する英語スラングは、大人にとって理解しがたいものが多く存在します。けれども言語学者によると、10代の若者の言葉が時間の経過とともに言語の変化に重要かつ複雑な役割を果たしているそうです。つまり、最初は「?」と感じても、いつの間にか普通に使われるようになっているということ。SNSや日常会話で飛び交うティーンが使う言葉の数々、実はあなたの英語力をグッと引き上げる秘密が隠されているかもしれません。

あなたもスラングマスターになって、英語の会話をもっと楽しみましょう!

ティーンスラング:感情・行動・関係

最近では、ティーンがstop(止める・止まる)と言わなければならない状況でpause(一時停止)と表現したり、finish(終わる)と言わなければならない状況でcomplete(完了する)と表現したりするそう。これはゲームによる影響だと言われています。おもしろいですよね。

では、ティーンが使う感情・行動・関係を表すスラングから見ていきましょう。

感情や反応を表すスラング

ティーンがよく使う感情や反応を表すスラングを、その成り立ちと例文とともに見ていきます。

Lit:最高に楽しい、盛り上がっている

元々「点火する」という意味のlitが、転じて「興奮状態」や「盛り上がり」を表すようになったそう。クラブやパーティーでの盛り上がりを指すことから始まったようです。

The party last night was lit! (昨晩のパーティーは盛り上がったよ!)

Savage:遠慮のない、冷酷な

元々savageは「野蛮な」「無作法な」という意味ですが、インターネットやSNSで「大胆で容赦ない」「厳しい」といった意味で使われるようになりました。

That team played like savages tonight. (そのチームは今夜、本当に凄まじくプレーしていたね)

Yeet:喜びや興奮を表す叫び声、または何かを投げる動作を示す

Yeetは2010年代半ばに、インターネットミームとして広まりました。最初は物を勢いよく投げる動作を指していましたが、その後、喜びや興奮を表す叫び声としても使われるようになったようです。

When she found out she won the contest, she yeeted in excitement. (コンテストに勝ったことを知ったとき、彼女は興奮して喜びの声を上げた)

Mood:自分の現在の気持ちや感情を表す

Moodは「気分」や「感情」を意味する英単語ですが、SNS上で他の人の投稿や写真に共感を示すために使われるようになりました。この場合、「これは今の自分の気分だ」という意味で使われるそう。

Having ice cream for dinner? Mood. (夕食にアイスクリーム?その気分、わかる)

行動や状態を表すスラング

次いで、ティーンが使う行動や状態を表すスラングです。例文から使い方をチェックしてみてください。

Flex:見せびらかす

flexは動詞として「筋肉を曲げる」「緊張させる」という意味があり、主にボディビルやフィットネスの文脈で使われていました。「筋肉を誇示する」という意味から転じて、「自慢する」「見せびらかす」という意味で使われるようになったそう。

He loves to flex his new car. (彼は新しい車を自慢するのが好きだ)

Ghost:急に連絡を絶つ

幽霊(ghost)のように突然消えることから、「急に連絡を絶つ」という意味で使われます。特にデートや友人関係で使われるようです。

He ghosted me after our first date. (彼は最初のデートのあと私との連絡を絶った)

Stan:熱狂的なファン、強く支持する

米国のヒップホップMCでありプロデューサーや俳優もこなすエミネムの曲「Stan」に由来し、曲中のキャラクター「Stan」が熱狂的なファンであることから、「熱狂的なファン」や「強く支持する」という意味で使われるようになったそう。

I stan this band so hard. (このバンドを本当に応援しているんだ)

Cap/No cap:ウソまたはウソではない

capは「ウソ」、No capは「ウソではない」「本当だ」という意味で使われます。この表現は、1990年代のアフリカ系アメリカ人のスラングから来ているようです。

That story is cap. (その話はウソだ)
I’m telling the truth, no cap. (本当のことを言っているよ、ウソじゃない)

関係や友人を表すスラング

次は、ティーンが使う「親友」や「恋人」などの関係を表すスラングを見ていきます。

Squad:グループ、仲間

squadは「分隊」や「チーム」を意味しますが、友人グループを指すスラングとして使われるようになりました。特にソーシャルメディアで人気。

Going to the movies with my squad. (仲間と一緒に映画を見に行くんだ)

Bestie:親友

bestieはbest friend(親友)の短縮形で、よりカジュアルで親しみやすい表現。SNSやポップカルチャーの影響で広まり、ティーンだけでなく多くの人々に親しまれています。

Hanging out with my bestie today. (今日は親友と一緒に遊んでいるよ)

Bae:恋人、最愛の人

bae はBefore Anyone Else(誰よりも先に)の頭文字を取ったもので、恋人や最愛の人を指します。また、「赤ん坊」を意味するbabyやbabeの短縮形としても使われるそう。

I’m having dinner with my bae right now. (今、恋人と夕食を食べているところだよ)

Fam:家族、親しい友人

family(家族)の短縮形で、家族や親しい友人のこと。特に、親しい友人グループを表すために使われます。

Hey fam, what’s the plan for tonight? (やあ、みんな、今夜の計画は何?)

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10代の若者が使うスラングは、時間をかけて言語そのものを形作っているのかもしれません。何年後かには、ここでご紹介したスラングが日常的に使われているかもしれないので、この機会に覚えておくと役に立つでしょう!

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