寒さが厳しくなってくると、「しもやけ」や「あかぎれ」が気になることもありますが、英語ではどう表現すればいいのでしょうか?「冷え症」「手がかじかむ」などを表す英語も覚えて、冬場の悩みについて、外国人と英語で話ができるようになりましょう。「体の芯から温める」など、「温活」に役立つ表現もご紹介します。
「しもやけ」「あかぎれ」を英語で
乾燥して赤く腫れるのが「しもやけ」、皮膚がひび割れてくるのが「ひびわれ」、そこから血が出てきたりするのが「あかぎれ」。少しずつ異なる症状を、英語でどう説明すればいいのか見ていきましょう。
「しもやけ」はfrostbite
音声プレーヤーI got a little frostbite on my fingers.(指がちょっとしもやけになったんです)
frostは「霜」、biteは「噛むこと」で、frostbiteで「しもやけ」となります。get frostbiteで「しもやけになる」、have frostbiteで「しもやけになっている」。
frostbiteは本来「凍傷」のことですが、口語では「しもやけ」程度の軽い症状にも使われています。厳密に区別するには、「しもやけ」にchilblainを使います。
These creams help with chilblains.(これらのクリームはしもやけに効きます)
「ひびわれ」はchappedで表現
Oh, no! My lips are chapped.(どうしよう!くちびるがひびわれしてる)
chapは「ひびわれさせる」という動詞で、皮膚やくちびるなど体の部位に対して使われます。
音声プレーヤーchapはイギリスの口語で「男、やつ」という名詞として使われることもあるので、混同しないよう要注意。
「あかぎれ」はcrackedで表現
My hands are cracked and bleeding.(手があかぎれしている)
crackは「裂ける」で、crackedはchappedよりひどい状態を表しますchappedはもっぱら皮膚やくちびるに対して使われるのに対し、crackedは器や壁に割れ目が入っている状態を指すこともできます。
英語では「ひびわれ」と「あかぎれ」を厳密に区別せず、chappedで「あかぎれ」の症状を指すこともあります。「血が出ている」とはっきりさせたい場合は、bleed(出血する)を付け加えるといいでしょう。
「冷え症」「手がかじかむ」は英語で何と言う?
「冷え症」の人には、冬はつらい時期。寒くて手が動きにくくなることを「手がかじかむ」と言いますが、これは日本語ならではの言い方。その他「マヒする」「かゆい」「ムズムズする」など、寒い時期特有の症状を英語で表現してみましょう。
「冷え症」はsensitive to coldで表現
I’m sensitive to cold.(私、冷え症なんです)
sensitiveは「敏感な、過敏な」で、sensitive to cold(寒さに敏感)で「冷え症」と表現します。sensitive to hot weather(暑さに弱い)と言うこともできます。
「かじかむ」はnumb
It’s too cold, my hands are numb.(寒すぎて手がかじかんでいる)
numbは「マヒしている、感覚がない」様子を表します。My mind is numb.(気持ちがマヒしている)のようにも使われます。
「凍っている」はfrozen
My toes are frozen. What do I do?(足の指が凍ってる。どうしよう?)
toeは「足の指」。冷たくなって動かせない様子をこう表現できます。freezeが「凍らせる」で、過去分詞のfrozenは、「凍っている」という形容詞としても使われます。「凍りそう」と言いたいのであれば、My toes are going to be frozen.(足の指が凍りそう)となります。
「ムズムズする」はitchy
I have frostbite on my hands, it’s so itchy.(手がしもやけになっていて、ムズムズするんです)
「ムズムズする、かゆい」はitchyと表現します。I feel itchy, I want to go out.(出かけたくてたまらない)というように、「~したくてムズムズする」というときにも使われます。
「ヒリヒリする」はsore
My hands are cracked and sore.(手があかぎれしてヒリヒリする)
soreは「ヒリヒリと痛い様子」を表します。My throat is sore.(のどがヒリヒリする)という言い方もよく使われます。
「温活」に役立つ英語表現
しもやけやあかぎれを防いだり治したりするには、やはり体を温めて血行をよくするのがいいようです。日常の健康維持にも役立つ「温活」を英語で説明する言い方を知っておきましょう。
「温活」はpractice of warming the body
In Japan, onkatsu, the practice of warming the body, is popular.(日本では、温活という体を温める習慣に人気があります)
practiceには「練習」のほか「習慣」という意味があり、practice of warming the body(体を温める習慣)と言うことで、「温活」を説明できます。
「暖かくする」はwarm up
Warm up and get some sleep(暖かくして寝てください)
warmは「暖かくする」という動詞になり、warm upで「(自分を)温める、暖かくする」という言い方になります。「体の芯から温める」であれば、warm up insideとinside(内側)を使うといいでしょう。
「血行」はblood circulation
Taking a bath helps to improve your blood circulation.(入浴は血行をよくするのに役立ちます)
circulationは「循環」で、blood circulationで「血行」となります。improveは「増進させる」。
「代謝」はmetabolism
Light exercise boosts your metabolism.(軽い運動が代謝をよくします)
日本語の「メタボ」はmetabolic syndromeという英語から来ていますが、metabolicは「代謝の」、metabolismは「代謝」のこと。boostは「高める、押し上げる」ということ。
冬場の悩みについて英語で会話してみよう
A: It’s been cold lately, hasn’t it?(ここのところ寒いですね)
B: Right. I have frostbite on my hands, the fingers are numb.(そうですね。手がしもやけになって、指がかじかんでいます)
A: Why don’t you try onkatsu? It’s the practice of warming the body, popular in Japan.(温活を試してみてはどうですか?体を温める習慣で、日本で人気があります)
B: Sounds interesting. What should I do?(面白そうですね。何をすればいいんですか?)
A: Taking a bath helps to improve your blood circulation. And traditionally, we have ginger tea to warm up.(入浴は血行をよくするのに役立ちます。それと昔から、体を温めるのにしょうが湯を飲みます)
寒さに関する何気ないやりとりが、会話をはずませるのに役立つかもしれません。これらの表現を外国人とのやりとりの中で実際に使ってみたいと思ったら、ぜひ、レアジョブ英会話を活用してください。
Please SHARE this article.
英語を話せるようになりたいなら
学習のプロにみてもらおう


英語を学んできたのに、いざ話そうとなると全く言葉が出てこない、その原因は圧倒的にアウトプット量が不足していることにあります。
英会話の経験量を増やしたいなら断然オンライン英会話がおすすめ。1日25分だけ英語を話す習慣が鍵を握っています。高いお金を払って海外留学する必要はないのです。
7日間無料でレッスンを体験できます
無料トライアルを始める最適な学習サイクルが
レアジョブ英会話ひとつで完結


※「ソロトレ」は有料会員様のみご利用いただけます
レアジョブ英会話なら、英会話レッスンはもちろんのこと、「聞いて話す」発話トレーニング「ソロトレ」や一歩一歩英語力を積み上げられるオリジナル教材など、オンライン英会話市場で長年培ってできたコンテンツを豊富に取り揃えています。(追加料金なし/教材無料)苦手を克服したいなら使うべき選りすぐりのコンテンツです。
利用者インタビュー
7日間無料でレッスンを体験できます
無料トライアルを始める