フリマアプリ「メルカリ」は2013年7月のリリース以来、国内では1200万ダウンロードを突破、米国でも100万DLを突破するなど順調に成長している。小さなスマホの画面からどのようにして世界とつながっていくのか。米国から世界へ、グローバル展開を視野にいれて活躍中の小泉氏に自身の英語学習形態や社内での英語の需要、英語の必要性についての意見をうかがった。
組織的に英語が必要な環境。だからレアジョブ英会話の法人導入をした
Q:法人導入の経緯について教えてください
昨年の9月、米国でメルカリのアプリをリリースしました。米国では日本人のスタッフを採用しておらず、米国オフィスで日本語は通じません。そのため、社内で英語の必要性は必然的に高まってきています。
ビジネスで英語を使うということを視野にいれて、個別に先生と契約し1on1のレッスンもやっていますが、そちらは時間的に制約があるんですね。
レアジョブ英会話は、時間を決めて英会話学校に行かなくても、スキマ時間に会議室を予約して、スカイプをつなげばレッスンが受けられる。社員に気軽に英語のトレーニングを受けてもらうために、レアジョブ英会話を活用しています。
Q:みなさん仕事で英語を使っているのですか?
サービス開始時から海外でやっていきたいという思いがあり、米国版リリースを実現しました。米国オフィスとのやりとりはすべて英語になります。
米国オフィスとは、開発におけるコミュニケーションやマーケティングの連携をとっていますが、すべて英語で行っています。また、開発のエンジニアリングだけではなくコーポレート部門も密に連携しており、出張者も多い状況です。結果として必然的に英語でのやりとりが求められる機会が多くなっています。
Q:もともと英語ができる人を採用しているのですか?
メルカリでは東京に約70名、仙台に約50名、合計約120名の社員がいます。社員には留学経験がある人やバイリンガルもいますが、英語ができる人を選んで採用したわけではなく、採用したらたまたま英語ができた、というだけです。当然英語を話せない人もいます。
もともと英語が堪能であったとしても、使い続けないと忘れてしまいますので、もともと英語が話せる人には筋トレや柔軟のようなトレーニングの機会としてレアジョブ英会話を使ってもらっています。
Q:社内でどのように英語と接しているのですか?
社員同士でイングリッシュランチというのをやっていて、バイリンガルのメンバーと英語を学びたいメンバーが自主的にランチに行ったりしています。イングリッシュランチでは一つのトピックについて話し合います。休日にすることや好きな季節など、日常的な話題ですね。バイリンガルのメンバーが、英語を学びたいメンバーと英語で話す機会を持つことによって会社全体としての英語力を引き上げていき、レッスンだけではなく、より実践的な英語に触れる機会となっています。
「このアプリの使い勝手どう?」 レッスンで仕事の話をすることで仕事でも活きてくる
Q:レッスンを受けてみた感想はどうですか?
先生が基本的に優しいですよね(笑)。あと、発音を意識すると、ちゃんと口の動きをみてくれる先生がいるのはありがたい。先生が日本語を話さないのもいいですね。日本語がわかるとどうしても甘えてしまいますから。
直接会うのもいいのですが、レアジョブ英会話はオンラインだからこそ、時間や場所の融通がきくところがいいですね。社内で会議室を予約して「今日は9:30からね」みたいな感じで使っています。
実際に話してみると、本当にいろいろなタイプの先生がいます。ブックマークに8人くらいの先生を登録しているのですが、バリエーションがあっていいなと思います。
Q:先生はどのように探していますか?
僕はブックマーク順検索で選ぶことが多いですね。発音がよいかどうかも重要なポイントです。あとは、男性のほうが比較的厳しく、グイグイきてくれるので男性の先生を選ぶことが多いかな。
Q:レッスンはどのような感じですか?
僕の場合、教材を使ったレッスンも行いますが、自己紹介をするよりは、ひたすら自分の会社を説明しています。その他にも「このアプリの使い勝手どう?」とか、自社の製品や業界に関する話が多いです。それを継続していると、実際の現場でも活きてきますね(笑)。
ビジネスで英語を使う場合も、話題は限られているので、レッスンではなるべく同じトピックを反復するようにしています。例えばレッスン中に10分で会社を説明するということを何度も行うと、自分の中で言い回しが固まってくるんですよ。フリートークというフレキシビリティを活用して、何度も反復トレーニングをすることで自分の言い回しやスタイルを構築していく、ということをやっています。
Q:仕事で普段のレッスンが活きた場面はありますか?
普段、フリートークで会社の説明をしているので、そういった内容は自分の中で言い回しの形が決まっており、すんなり言えるようになりました。あとは英語以外でも先生に「フィリピンではどんなアプリが流行っているの?」というような、現地のちょっとした情報を聞いて仕入れることもあります。
米国から世界へ。メルカリのグローバル展開は?
Q:今後、米国以外の国でも展開していきますか?
そうですね。まずは、米国でビジネスを展開し成功させようと考えています。というのも、米国で成功しない限り、グローバルな成功はないと考えているからです。よって今は米国を最重要視しています。
僕が考えるグローバルなプロダクトは、言語に頼りすぎず、直感的に操作できて、簡単に使えるものです。グーグルやフェイスブックはまさにそうですよね。決済や物流は国によってレギュレーションが違いますが、プロダクトをグローバル対応にするために、デザインや操作性においてはシンプルさを心がけています。
米国で成功すれば、ヨーロッパへの展開もスムーズにいけると思っているので、そこを見据えたうえでも、今の時点から英語を強化していくことは必須だと思っています。
Q:日本の英語学習者へメッセージをお願いします!
インターネットサービスは、今やスマホの世界になりつつあります。フィーチャーフォンという狭い世界から、スマホになって一気にグローバル化が進みました。海外のアプリもどんどん日本に進出してきていますし、日本の事業者もグローバルなサービス展開を意識せざるを得ません。
そうした意識がある以上、ビジネスで英語を使う場面はこれからもっと増えてくることは間違いありません。だからこそ英語を話す機会を増やして、日々トレーニングしていかないといけないと思います。
日本人はTOEICでスコアが取れても話せない人が多いから、まずは話すトレーニングをすることが本当に大事ですよね。僕は自分ではあまり英語ができないと思っていますが、その割には外国人の友達もいます。話しているとお互い雰囲気でわかりあえたりしますが、僕はあまり単語を知らないので、ストレートに結論を伝えるようにしています。相手が何を求めているか、何を伝えたいかを見極めるためには、とにかく話す機会を増やしていかないといけませんね。
Q:最後に好きな英語のフレーズを教えてください。
非常に難しいですね(笑)仕事に関連したものでないとレゲエミュージシャンのBob Marleyが「Love the life you live. Live the life you love.」という言葉を残しています。直訳すると「自分の人生を愛し、愛すべき人生を生きろ」でしょうか。仕事もプライベートも一度きりしかない人生、楽しんだ者勝ちだと思っています。日々全力で生きて、後悔しない人生を歩みたいと思っています!
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