英語日記・英語手帳で英語がぐんぐん伸びる!スケジュール帳を英語で埋め尽くそう。

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「英語で日記」の始め方と挫折しないためのポイント

「英語で手帳や日記をつけると英語力が上がる」とよく言われていますが、今まできっかけがつかめなかった方、挑戦したものの3日坊主になってしまった経験のある方も多いのではないでしょうか。

英語学習はダイエットと同じで、「ただ何となく」始めてもなかなか習慣化できないもの。しっかりした動機づけやタイミング、続けるための工夫が必要です。本記事では英語手帳・英語日記のメリットや、効果的に続けるためのアイディアをご紹介したいと思います。

2015年のスタートを機に、新しい手帳で、今年こそ始めてみませんか?

1.まずは目的とメリットを明確に!

英語で手帳や日記をつけるのは、単なる「趣味」や「自己満足」ではなく、「英会話本番に備えた予行練習(フレーズの引き出しづくり)」です。

たとえば以前の私は、「サービス残業する」「夜更かしする」「寝不足だ」「恋人と別れる」「合コンに行く」など、日常にまつわるフレーズがパッと英語で出てきませんでした。英検やTOEICなどの勉強をしているだけでは、こういった日常的な語彙が意外と欠落していることが多いのです。

そこで、日々の行動や出来事、気持ちや感想などを常に「英語ではどう言うんだろう?」と考えるクセをつけ、なるべくその都度調べて英作文しておきましょう。毎日少しずつでも長く続けると、自分の日常にまつわる語彙やフレーズが増え、英会話本番でとっさに自信を持って言えるようになります。

ぜひ「自分だけの日常会話フレーズ集」を作るつもりで取り組んでみてください。

2.1日1~2行でもOK!

まずは始めること、習慣化することが重要ですので、初めは数単語並べるだけでも、1~2行日記をつけるだけでも構いません。一番お手軽なのは「マンスリー」のページの予定を英語で書いてみることです。文法など気にせず、単語を並べてみましょう。

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拙著『英語手帳120%活用法』より

慣れてきたら、予定や目標も英語で書き込んでみましょう。

「未来のことを表すときはwill」と習った方も多いと思いますが、willは名詞だと「意志」という意味でもあり、「今決めたこと、決意したこと」を述べるときによく使われます。「これをやるぞ!」という目標ができたら、I’ll(I will)~を使って書き込んでみましょう。

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(例)
I’ll start Skype English lessons this month!
(今月はスカイプ英会話(オンライン英会話)を始めるぞ!)

I’ll read two books this week!
(今週は本を二冊読む!)

I’ll clean up my room this weekend.
(今週末は部屋を掃除する)

 

「予定」を表すbe going to~を使って、目標を宣言することもできます。

(例)
I’m going to lose weight by summer.
(夏までに体重を落とすぞ)

I’m going to vegetate and relax this weekend!
(今週末は何もせずゆっくりするぞ~!)

さらに、ウィークリーページに「日々の出来事や予定+気持ち、感想」を2~3行ずつ(できるだけ)毎日書き込むようにすると、英会話力が飛躍的にアップします。

20150106_3

3.「自己流英語」ではなく「自然な英文」をストックしよう

これらの英作文は、「英会話本番に備えたフレーズのストック」が目的ですので、間違った英語や不自然な英語のまま続けていてもあまり意味がありません。

正しい、自然な英語をインプットするためには、初心者の方はフレーズ集をお手本に「丸写し」したり、単語などを一部変えて「英借文」したりするのがおすすめです。

お手本としては、石原真弓さん著『英語日記パーフェクト表現辞典』(学研教育出版)や神林サリーさん著『英語で手帳を書こう』(永岡書店)などなど、書店で実際に手に取ってお気に入りの一冊を見つけてください。

すでに基本的な文法知識のある方は、アルクの英辞郎やGoogle.comを使っての英作文がおすすめです。具体的なやり方については下記記事を参考にしてみてくださいね。

★1日30分でできる【英辞郎+Google.com+twitterを使って語彙を増やし、アウトプット力(英会話力)を上げる方法】

4.インプットしたら即アウトプットしよう

英作文を続けるだけでも十分力はつくのですが、なるべくすぐ「アウトプット」につなげると、フレーズがさらに定着しやすくなります。

私のおすすめはTwitterとオンライン英会話。

Twitterはひとり言とはいえ「インターネット上に公開する」=「人の目に触れる」ものなので、より「ちゃんとした英文を作ろう」という意識が働きますし、思わぬ交流が生まれることもあります。(くわしくは以前の記事「インプットにもアウトプットにも使える! スキマ時間のTwitter活用法」もご参照ください)

オンライン英会話は「フレーズの間違いを指摘してもらえる」「より自然な言い回しを教えてもらえる」という点でさらにおすすめです。

私自身も、毎回レッスンの冒頭で “How are you?” “How was your day?” などと聞かれたときに、事前に英作文しておいたフレーズを言い、確認してもらっていました。より良いフレーズに直してもらった場合は、それを手帳に書き込んでおきましょう。

5.工夫いっぱいの「英語手帳」

最近は英語学習をサポートする手帳もいろいろ出ていますが、私のお気に入りは元祖『英語手帳』(IBCパブリッシング)です。

ネイティブ書き下ろしの英語らしい洗練されたフレーズ、ポジティブになれるエッセーや名言が満載で、モチベーションがアップします。ウィークリーページには各月のテーマに沿った英単語が並んでいるので、手帳を開くだけで自然と英単語が目に入ります。スケジュールや日記を英語で書くためのベーシックな単語やフレーズも多数収録されているので、ぜひチェックしてみてくださいね。

Hope you enjoy expressing yourself in English this year! 😉

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