porpor(ぽるぽる)こと渡邉淳です。English Path(現 RareJob English Lab)にて Part 1 から始めてきたコラムもついにここまできました。今回から Part 7 です!
苦手とする方の多い Part です。今回から数回に分けて、Part 7 のお話をしていきます。まずは Part 7 とお近づきになる方法から。細かなテクニックの前に身につけておきたい心構えです。
Part 7頻出の語句や英文に慣れる
Part 7 は1つか2つの長文を読んで、2〜5個の設問に答える形式の Part です。Eメールや手紙、お知らせ、社内メモ、説明書など、出題される英文の種類はある程度決まっています。
これに加えて、その文章の中で扱われる内容や出てくる語句、英文の形も無限のバリエーションがあるわけではありません。
例えば、次のような英語を見て、どのような印象を持たれますか?
I’m writing this e-mail to …
Attached is the document …
見たことがあればあるほど即座に反応できるではないでしょうか?
前者は「Eメールの目的を述べる」ときに使われる表現で、後者は「添付ファイル」について述べるときの表現ですね。
こういった表現に出会った頃は「私がこのEメールを書いている(送っている)のは…」とか「添付されている文章は…」とか、日本語に訳して理解することが多いかと思います。しかし、頻出表現に毎日のように触れることができれば、どんどんと距離感が近くなり、日本語に訳す手間を省くことができます。
おそらく表現の使い方を知り、日本語に訳すことが面倒になり、脳みそが楽をしようとするからではないでしょうか。
とはいえ、
「毎日読むなんてそもそも無理」
と思われた方が大半でしょう。
そう、苦手意識のある方にとっては読むという行為自体が難しいですし、面倒に感じられるんですよね。
じゃあ、どうするか?
対策をやめる、わけにはいきませんよね。苦笑
Part 7 の問題を解くと時間がかかる
Part 7 は
・長文を読むこと
・設問に答えること
という2つの行動をしなくてはなりません。そのため、取り組むのに時間がかかるのです。もともと難しい上に、時間がかかるため、後回しにしたり、取り組まなかったりしてしまうんですよね。
ぼく自身もそうでした。長いし、問題がついているし、取り組まなければいけないのはわかっているものの、重い腰が上がらなかったのです。面倒臭がりのぼくは「なんとかして Part 7 の対策を続けるコツはないか」と考え続けました。
それでたどり着いたのが<分ける>という方法です。 いたって単純。
Part 7 の長文だけを読んでみる
前にお伝えした2つの行動を分けてみるのです。つまり、「長文を読む」ことだけを続けてみるということです。
これだけで意味があるのか、と思われた方がいらっしゃるかもしれません。しかし、十分に意味があります! というのも、Part 7 に出て来やすい内容や文体、語句などに慣れることができるからです。
「問題を解かないと Part 7 対策にはならない」 という偏見を捨ててしまうことがとても大切になります。
1日あたりに取り組む分量は、自分の読める分量からで構いません。いきなり増やすと頭も体もびっくりしていまいますから、<少ないと思う量>くらいから始めるのがちょうどいいでしょうね。
取り組んでみて「もう少し取り組めそう」と思った日には量を増やす方法をオススメします。 ただ、いきなり長文を読むのはキツイよ……と思われた方は、さらに<分ける>ことをしてみましょう。
次のやり方はいかがでしょうか?
1文だけでも1段落だけでも読んでみる
思い切って、長文を<分ける>というものです。
段落ごとでもいいでしょう。
文ごとでもいいでしょう。
自分が取り組める範囲でいいので、少しずつ英文に触れる自分に慣れていくのです。仮に読んだ内容がわからなくてもいいんです。今まで長文を読む習慣がなかったのであれば、1文でも1段落でも読む時間を確保できたのであれば、大きな進歩だととらえてみましょう。
自分を褒めてあげるのです。
読めるまでは苦しい。
読めるようになれば楽しい。
楽しければ読みたくなる。
英文に触れる機会が少なかった方や、そもそも久しぶりの方は、読むという行為が辛く感じるかもしれません。でも、それは普通のことです。今までやっていなかったことに取り組んでいるのですから。
ただ、1文でも少しずつ取り組んでいけば、読めるところやわかるところが増えていきます。今までわからなかったことがわかるようになると、楽しくなるんですよね。自分が成長している、と感じられるからです。
この楽しい、ポジティブな気持ちを味わえるようになるためには、苦しい時期を我慢して乗り越えなくてはならないことを最後にお伝えして、この記事を終わりにしたいと思います。乗り越えた先には、Part 7 と距離を縮めた自分が待っていますよ。応援しています。
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