初めての海外旅行でレストランに立ち寄った時も安心!ウェイターとスムーズに英会話をこなすコツ

公開日:更新日:
第3回 外国のレストランでウェイターとスムーズに会話するコツ
  • このエントリーをはてなブックマークに追加

海外旅行でレストランに入るときの英語といえば、まずは「メニューの英語」を思い浮かべますよね。たくさん単語を覚えて「準備はバッチリ!」と思いながらレストランに行ってみると、食事中にウェイターさんがHow’s everything?(いかがですか)なんて尋ねてきて、どう答えればいいかまったくわからなかった…!ということも起こるかもしれません。今回は、レストランでスマートに会話するためのコツをお教えします。

注文時に必ず聞かれる「最後のひとこと」とは?

外国の、それもある程度ちゃんとしたレストランに行くと、テーブルごとに担当のウェイターさん、ウェイトレスさんがついて、きちんとお客様のお世話をしようと、いろいろ話しかけてくることがあります。客のほうでも、英語がわからないからただ黙っているだけでは、ちょっと恥ずかしいですよね。心構えを作るために、レストランではどんなことを話しかけてくるのか、知っておきましょう。

注文時に必ず聞かれる「最後のひとこと」とは?

レストランに入ると、まずはあいさつです。Hello!(こんにちは)ということもありますが、夜であればGood evening.(こんばんは)と話しかけてきます。こちらのあいさつも、Good evening.でいいですね。

テーブルに案内され、メニューを見てひととおり食べたいものを考えたあと、ウェイターさん/ウェイトレスさんが注文を取るときの決まり文句はこれです。

May I take your order?(ご注文をお取りしてもよろしいですか?)

決まっていればそれを伝えればいいですし、まだであればWe haven’t decided yet.(まだ決まっていません)と言って待ってもらいましょう。無事に注文を終えると、「やれやれ、これで大丈夫」と一安心。ところが、ウェイターさん/ウェイトレスさんから必ず最後に聞かれれるひとことがあります。

Anything else?(ほかに何か?)

一瞬「エッ?」と思ってしまうかもしれませんが、別にほかに注文してほしいというわけではありません。単なる決まり文句なので、No, thank you.(いいえ、結構です)That’s it.(それで全部です)のように答えておけば大丈夫です。すると相手はRight away.(ただいまお持ちします)と言って去っていきます。

食事中に聞かれる「いかがですか?」への答え方は?

無事に料理が出てきて、「あと英語を使わなければならないのは、最後の会計のときだけ」と油断していると、食事が進んだころを見計らって、ウェイターさん/ウェイトレスさんがこんなふうに話しかけてきたりします。

How’s everything?(いかがですか?)

あらかじめ心の準備ができていないと、なんて答えればよいかわからずあせってしまったりします。でも、これも何か特別なことを求められているわけはなく、「ご用があればおうかがいしますよ」という合図のようなものです。何も用がなければこう答えます。

Everything is fine, thank you.(大丈夫です。ありがとう)

逆に、食後にデザートが食べたいな、と思っていたりしたら、このときが尋ねてみるチャンス。こんなふうに聞いてみましょう。

Can I have the dessert menu?(デザートのメニューをもらえますか?)

食事が終わったあとにも、ウェイターさん/ウェイトレスさんとのやりとりはまだ残っています。お皿の料理がほぼ片付いているのを見ると、テーブルにやってきてこんなふうに尋ねてきます。

Have you finished?(お済みですか?)

これは、「もう片付けてもいいですか?」という合図ですね。終わっていればYes. まだであればNo, not yet.(まだです)と答えればいいわけですが、実はここは単にYes/Noで話をするだけでなく、ちょっとした食事の感想を付け加えたりしてあげるのが、客としての正しいあり方。

It was very good. Thank you.(とてもおいしかったです。ありがとう)
I liked the steak. Thank you.(ステーキがよかったです。ありがとう)

こういうふうに言ってあげると、ウェイターさん/ウェイトレスさんはニコッとしてThank you.(ありがとう)と返してくれるはずです。これも単に形式的なやりとりなので、「スープがいまひとつだった」とか、細かく考える必要はありません。ただ、どうしても気に入らないことがあった場合は、The soup was a little too salty for me.(私にはスープの塩が強すぎました)といったように感想を伝えることもできます。

食事中に聞かれる「いかがですか?」への答え方は?

お店を出るときも必ずあいさつを!

お勘定を頼むときの表現は、Can I have the check/bill?(お勘定をお願いします)ですね。アメリカではcheck、イギリスではbillを使うことが多いようです。

一般に海外のレストランではお会計をそんなに急ぎませんから、勘定書にお金やカードを添えておくとウェイターさん/ウェイトレスさんが持っていき、またおつりやカードのサインが必要な紙をが来るのを待ち、それからようやく席を立つことになります。

最後に大切なのは、去り際のあいさつです。日本では「ありがとうございました」と頭を下げるお店の人の前をお客さんがすーっと通り過ぎるというのが当たり前の光景ですが、海外でこれをやったらちょっと奇妙です。Thank you.(ありがとうございました)と言われたらThank you.と返す。もしくは、こんなふうに声をかけられたら、なんと答えますか?

Have a great evening.(よい晩を)

答えはYou too.(あなたも)です。カンタンですね!

外国のレストランに行ったときは、ウェイターさん、ウェイトレスさんとやりとりをする機会が結構あることに気づいてもらえたでしょうか。一般に西洋やその他の国では、お客様をほおっておくのはサービス怠慢、気を使ってあれこれ話しかけてくれるのが、優秀なウェイター/ウェイトレスなのです。

「英語話すの気が重い…」ということもあるかもしれませんが、話すことは決まっていて、しかもごくごく簡単なことばかりなので、コツさえつかめば大丈夫。今度の旅行では、メニューの単語以外にも、ウェイターさん/ウェイトレスさんと話すための表現もインプットしていってください。

Please SHARE this article.

英語を話せるようになりたいなら
学習のプロにみてもらおう

英語を学んできたのに、いざ話そうとなると全く言葉が出てこない、その原因は圧倒的にアウトプット量が不足していることにあります。
英会話の経験量を増やしたいなら断然オンライン英会話がおすすめ。1日25分だけ英語を話す習慣が鍵を握っています。高いお金を払って海外留学する必要はないのです。

無料登録しておくとお得な情報が届きます

今すぐ無料体験する

最適な学習サイクルが
レアジョブ英会話ひとつで完結

レアジョブ英会話の学習サイクルを示す図。各ステップは現状把握、学習相談、予習、実践の4つで、矢印でつながっています レアジョブ英会話の学習サイクルを示す図。各ステップは現状把握、学習相談、予習、実践の4つで、矢印でつながっています

※「ソロトレ」は有料会員様のみご利用いただけます

レアジョブ英会話なら、英会話レッスンはもちろんのこと、「聞いて話す」発話トレーニング「ソロトレ」や一歩一歩英語力を積み上げられるオリジナル教材など、オンライン英会話市場で長年培ってできたコンテンツを豊富に取り揃えています。(追加料金なし/教材無料)苦手を克服したいなら使うべき選りすぐりのコンテンツです。

利用者インタビュー

無料登録~7日以内なら初月半額

今すぐ無料体験する

編集部おすすめ記事

英語に関する最新記事を
メルマガでチェックしよう!

メールマガジンを購読する