「英検二次試験」に向けた効果的な学習法と受験当日に心掛けるべきこと。

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2015年度第3回「英検二次試験」(2月21日実施)に向けて準備をしている方も多いのではないでしょうか。今回は、「英検二次試験」に向けた効果的な学習法と受験当日に心がけるべきことについてです。

「英検二次試験は面接」です

「英検二次試験は面接」と聞いて、当然のように考える人もいるかもしれませんが、そうではありません。
近年の英語コミュニケーション能力重視の傾向とともに、英語アウトプット能力(スピーキング力・ライティング力)を測定する外部資格試験の受験者も急激に増加しています。それほど話題には上がりませんが、これらのテストには大きな違いがあります。

日本で行われている英語アウトプット能力を測定する試験の大半(TOEIC/SW、TOEFL/iBT、GTECなど)はCBT(Computer Based Testing)で実施されています。つまり、コンピューターやタブレット上に問題が指示され、その応答が録音された後に採点されるのです。一方、「英検二次試験」は「面接」による試験官との対面形式で実施されます。CBTではなく、「面接」だからこそ大切な点がいくつかあります。「英検二次試験」に向けてはこの認識が非常に重要です。

「面接」でいつも通りの力を発揮するために

CBT形式によるテストと「面接」形式によるテストを比較した時、「面接」形式の場合の方が普段の力を発揮できない受験生が圧倒的に多いようです。理由は「面接」では人(面接官)と対面して試験が行われることにあるのでしょう。例えば、PCの前では上手く話せても、人の前では緊張から上手く話せないことは多分に想像できます。私もこのような失敗例をたくさん耳にすることがあります。こういった状況に備えるために、私は「(沈黙した場合の)沈黙回避フレーズ」を事前に準備しておくことを勧めています。
 

「沈黙回避フレーズ」とは

これらは私が2級~3級レベルの受験者に事前に準備することを勧めているフレーズ集です。面接における沈黙は大きなダメージとなります。3秒黙ってしまえば、面接室の空気は凍り付いてしまいます。窮地を救ってくれるフレーズと思ってください。

「沈黙回避フレーズ」

そうだなあ・・・ Let me see…
○○○ということね。 You are asking ○○○, right?
なんだっけ・・・ Let me remember
ちょっとまって Just a minute.
○○○と言えば、 Talking of ○○○
なんて言えば・・・ How can I explain?

これらのフレーズは実際のコミュニケーションにおいても非常に役立ちます。

実際の「面接」に近い状況で練習すること

英検過去問題集で対策している人は多くいます。しかし、問題集を「読んで」終わってしまっている人が多いのも現状です。冒頭でも述べましたが「英検二次試験」は「面接」です。実際の「面接」の状況にできるだけ近づけるために、「面接官」役を立て、実際に時間を計り、声に出して練習する方が高い効果が期待できます。学生であれば、実際の教室を使って、教室の出入りから練習すると効果的でしょう。
 

「英検二次試験」の受験当日に心がけるべきこと

まず、中学や高校生がよく気にするのは、二次試験は「制服」で受験すべきかどうかということです。答えとしては、制服・私服のどちらでもかまいません。(学校からの指示がある場合はそれに従ってください)。しかし、「試験」ですから最低限のマナーは考えましょう。

次に、attitude(アティチュード)の基準や、attitudeにおける高得点の取得法についてです。二次試験において、attitudeは得点化されるので受験者としては気になることかもしれません。しかし、「attitudeの目標〇点」と考えるよりも、attitudeは二次試験全体に関わっていると考えるべきです。例えば、attitudeがしっかりしていれば、音読においても明瞭さなどが増し、高得点につながることなどが考えられます。
 

 2016年度からの「英検二次試験」について

「2級でライティング」「4級・5級でスピーキング」が導入されます。これは非常に良いことだと思います。〇級に□□導入という視点よりも、1級~5級までの全ての級の受験者が、「英語4技能」という同じ方向性で学習できる状況に近づくのです。つまり、社会人から小学生までの全ての英語学習者が今後ますます同じ方向性で英語学習できるようになるのです。日本の英語教育全体に影響を与えることと言っても過言ではありません。

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