(公)日本英語検定協会は、4技能型アカデミック英語能判定試験「TEAP(ティープ)」(Test of English for Academic Purposes、以下、「TEAP」)の「TEAP CBT(Computer Based Testing)」を2016年10月から開始することを発表しました。新たに提供される「TEAP CBT」とはどのような試験なのでしょうか。「TEAP CBT」について発表された内容をまとめました。
「TEAP(ティープ)」とは
「TEAP(ティ-プ)」は、「大学入試を変える」をコンセプトに(公)日本英語検定協会と上智大学により共同開発された4技能型アカデミック英語能力判定試験です。
大学で学習・研究する際に必要とされるアカデミックな場面での英語運用力をより正確に測定するため、総合的な英語力を正確に把握することができるよう「読む」「聞く」「書く」「話す」の4技能から構成される形式となっています。
受験資格は高校2年生以上。2014年7月より開始され、年3回、全国11都市会場にて実施されています。
総志願者数は2014年度に10,067名、2015年度には13,126名となっています。
TEAP CBT(Computer Based Testing)とは
今回実施の決まったTEAPの発展型、コンピュ-タ上で受験をする「TEAP CBT(Computer Based Testing)以下「TEAP CBT」については、従来のTEAPと比較して主に次のような特徴があげられています。
●Speakingはよりテスト時間が長くなり、Writingには統合型の問題が増える。
●英語での指示を解釈しながらコンピュータ上で操作を行うICT問題が導入され、より高度な思考・判断・表現を問う問題が3種類出題される。
●スピーキングテストはオンラインで、インタラクティブな対面形式で行われる。
●採点:
TEAP CBTスコアは各セクション 200点満点、4技能 合計800点満点
(従来TEAPスコアは各セクション 100点満点、4技能 合計400点満点
※CEFRバンド、CSE2.0スコア(英語検定協会が開発した独自のスコア)、従来のTEAPスコア、および英検との対応付けは以下の通り。
CEFR (CSE2.0スコア) | TEAP CBT | TEAP | 英検 (CSE2.0スコア) |
C1 (2600-3300) | 800 | 400 | 1級 (2630-3400) |
B2 (2300-2600) | 600 – 795 | 334 – 399 | 準1級 (2304-3000) |
B1 (1950-2300) | 420 – 595 | 226 – 333 | 2級 (1980-2600) |
A2 (1700-1950) | 235 – 415 | 150 – 225 | 準2級 (1284-1800) |
TEAP CBT実施概要
開催時期 | 2016年10月 |
実施回数 | 2016年度は1回のみ (2017年度以降は1年に複数回開催予定) |
種 類 | LRSW(4技能)、 LR(2技能)の2種類 |
開催都市 | 2016年度は東京・大阪の2都市 (2017年度以降は拡大予定) |
テストの内容および実施の詳細については、2016年4月下旬頃に発表される予定だそうです。
プレスリリース:4技能型アカデミック英語能⼒判定試験 「TEAP(ティープ)」TEAP CBT(Computer Based Testing) 2016年10月からスタート
Please SHARE this article.
英語を話せるようになりたいなら
学習のプロにみてもらおう
英語を学んできたのに、いざ話そうとなると全く言葉が出てこない、その原因は圧倒的にアウトプット量が不足していることにあります。
英会話の経験量を増やしたいなら断然オンライン英会話がおすすめ。1日25分だけ英語を話す習慣が鍵を握っています。高いお金を払って海外留学する必要はないのです。
無料登録しておくとお得な情報が届きます
今すぐ無料体験する最適な学習サイクルが
レアジョブ英会話ひとつで完結
※「ソロトレ」は有料会員様のみご利用いただけます
レアジョブ英会話なら、英会話レッスンはもちろんのこと、「聞いて話す」発話トレーニング「ソロトレ」や一歩一歩英語力を積み上げられるオリジナル教材など、オンライン英会話市場で長年培ってできたコンテンツを豊富に取り揃えています。(追加料金なし/教材無料)苦手を克服したいなら使うべき選りすぐりのコンテンツです。
利用者インタビュー
無料登録~7日以内なら初月半額
今すぐ無料体験する