国内で英語学習をして、仕事で英語を使いたいと思っている方は、多いと思います。僕もそのように願い、あれこれ機会を探ってきた一人です。
そんな中で、数年前に実際に経験した、外資系ジョブエージェントの外国人コンサルタントとの英語面接について、今回は書かせていただきます。
英語面接を受けることになった経緯
まずは、アラフォーにして人生初の英語面談を受けることになった経緯について。転職は考えていなかったのですが、ある日、以前登録していた転職サイトから「外資系企業を紹介したいから、レジュメを英語で作り直してくれませんか?」というメールが届きました。
「英文レジュメ?!作るのは難しそうだけど、勉強になるし、どんな企業か話だけ聞いてみようかな」と思い、三日ぐらいかけて完成させました。作り方もよくわからなかったのですが、Webサイトでフォーマットを仕入れ、今までの自分の職務経歴や自己PRを書いて、提出しました。
転職する気はなくても、英文で職務経歴書を書くのは英語のいい勉強にもなり、自分のキャリアを見直すことにつながるため、おすすめです。僕は作り終えた時にぐったりするぐらい疲れましたが、得るものは大きいと思います。今まで仕事で、どんな工夫をしてどんな成果を出してきたかを、具体的に書くようにしました。
数日後に、転職エージェントから「外国人コンサルタントが話を聞きたいって言ってるから、面接に来ませんか?」と連絡が入り、「わかりました、行きます」と返した後に、「あれ、もしかして面接って英語ですか?」と確認メールを入れました。「全部英語ですよ」と来て一瞬焦りましたが、後には退けません。
そこから「やばい!」となって、自分の作った英文レジュメを読み返したり、口に出して面接の練習をしたり、Podcastの英語面接編を聴いたりして、本番に備えました。「最初にこんなことを言って、こんな質問が来たらこう答えて」という準備を、できる限りやりました。
いよいよ、緊張の英語面接当日!
そして迎えた、英語面接当日。そもそも受付に着いた時から英語なのか、インターホンを押した後になんて言えばいいんだろうとか、色々焦りながら着きましたが、とりあえず最初は日本語で迎えていただきました。その後、三畳程の小部屋に通していただき、外国人コンサルタントの登場を待つことに。
待っている間はとても緊張して、「いや~、本当に来てしまった、やっぱり無理かも。途中で固まってしまって面談にならなかったらどうしよう...」と不安でした。その後、コンコンコンとノックの音が聞こえ、いよいよ外国人コンサルタントが登場しました。
「とにかく握手だ!Shake Handsだ!」と思って立ち上がり、できる限りのSmileで”Nice to meet you!”と握手に成功し、名刺をもらい、”Please have a seat.”というPodcastで予習したとおりのフレーズを先方が口にしたのを確認してから、席に着きました。気候に関する世間話の後、面接が始まりました。
英語面接の内容は?
コンサルタントの話す英語は概ね聴き取れましたが、何箇所かわからないところがありました。その時は、違う言葉で言ってもらうようお願いしたり、「こういうことですか?」と尋ねたりして、進めました。緊張はしましたが、英語面接では話題自体は決まっているので、案外話すことができるな、という印象でした。
先方が知りたい「この人はどんな人で、何ができるんだろう」ということは、ほぼ伝えられたと思います。ただ、あらかじめ用意していた言葉で使えたのは、最初の二~三割ぐらいだけでした。途中からは予想外の質問が続いたので、その場で考えて答えました。
そこで感じたのは、仕事の英語面接で予想外の質問を受けた時は、普段から考えていることが口から出るということです。自分がどんな方法論で、何を強みに仕事をしているか、今後どうしていきたいかを、普段から英語で考えておくと、咄嗟の時に口から出るようです。というか、それ以外出なかったです。
ちなみに、先方と自分の話す割合は半々ぐらいだったと思います。先方も意外とたくさん話すんですね、という印象でした。さらにちなみに、面接中はほぼずっと目を合わしたまま話し続けました。外国人に慣れていない僕が、三畳の部屋で一時間も目を見ながら話すなんて、以前には考えられなかったことです。
英語面接の結果と、この経験からわかったこと
面接の終わりの方で、「要件を満たしてると思うので、外資系企業を紹介してもいいですか?」と訊かれ、「いいですよ」と答えました。つまり結果として、英語面接はなんとかクリアできたということです。
その後、そのコンサルタントと何度か英語でのメールのやり取りがあり、これもいい経験になりました。
面接中、僕の拙い英語の発音でも聞き返される事はありませんでした。話しながら、「あれ?何か違う話になってる」ということもありませんでした。
この経験を通じてわかったことは、「国内にいながら英語を学習し、30歳や40歳という年齢でも、外国人との一時間の英語面接を乗り切り、結果を出すことは可能だ」ということです。
年齢や環境にかかわらず、目標を絞り込んでオンライン英会話やTOEICなどでしっかり学習すれば、英語面接を受けられたり、何らかの形で英語で業務をするチャンスは、きっと得られます。ご興味のある方は、ぜひ一歩踏み出してみてください。
今回の記事は以上です。ご参考にしていただけたら、大変幸いです。
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