ネイティブがほんとに使う「電話表現」を覚えよう——正しいのはどっち?【キャリアアップのためのビジネス英語講座】

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「わ、外国ナンバーから電話だ!」—そんなとき、ついテンパって居留守を使ったり、会社内で英語を話せる人を探している間に切れてしまったり……なんてこと、ありませんか?英語での電話対応は相手の顔が見えない分、苦手意識を持っている方が多くいらっしゃいます。そこで今回は、ネイティブがほんとに使う自然な「電話表現」を覚えていきましょう!

正しいのはどっち?

1.「どちら様ですか?」

A. Sorry to disturb you but who is this?
B. May I ask who’s calling?

電話を取ったものの、相手が名乗ることなく話し始めてしまうことってありますよね。そんなとき、相手の名前を聞く丁寧な言い方はBの ”May I ask who’s calling?” です。(”who’s “ はwho isの短縮形)
“Who is this?” や ”Who are you?” 、“Who’s speaking?” などは失礼な聞き方なので、絶対に避けましょう!

正解はB!

2.「たった今、急な仕事が入ってしまいました」

A. Something urgent has just come in.
B. Something’s just come up.

長引いている電話をいったん切りたい。そんなときはAの”come in”ではなく、Bの”come up” を使って、”Something’s just come up.” が便利です。
”Something urgent”と言わなくても”something”だけで「急な用事」の意味を表せることも知っておきましょう。
急な予定変更の理由などにも使える便利な表現ですので、覚える価値がありますよ!

正解はB!

3.「後ですぐにかけ直します」

A. Let me call you right back.
B. I’m going to call you back later.

通話の途中で電話を一度切らなければならなくなったときなど、「すみません!直ちにかけ直します」というニュアンスを伝えたいときは、Aの”call you right back” を使います。
Bの”call you back” には「直ちに」というニュアンスはありません。

正解はA!

4.「すみません、電波が悪いようでお話がよく聞こえません」

A. I’m sorry, you’re breaking up.
B. I’m sorry, I’m having trouble hearing you.

電話で相手の声が聞こえないときは、電波状況が悪いとき、相手側に騒音があるとき、相手の声が小さいときなど、様々な状況がありますが、「電波が悪く(音声がとぎれとぎれになって)聞こえない」というときは、Aの”you’re breaking up.” という表現を使います。その他にも、”The connection is breaking up.” や ”We have bad reception.” でもOKです。
一方Bは、電波状況が原因ではなく、「相手の声が小さかったり、周りがうるさかったりして声が聞こえにくいとき」に使う丁寧なフレーズです。使い分けましょう!

正解はA!

5.「彼は本日は業務を終え、すでに失礼させていただいております」

A. He’s left the office today.
B. He’s left the office for the day.

すでに帰社した同僚のところにかかってきた電話で「本日のところは業務を終了して、彼はもう帰社しました(なのでもう戻らない)」というニュアンスを伝えたいときは、 ”for the day”(本日のところは)を使ったBが正解です。
Aだと、単に「本日彼は会社を出ました」となり、一日の業務を終えて帰ったのか、一時的に会社から出ているだけなのかがはっきりしません。

正解はB!

いかがでしたか?
電話で使える表現を覚えれば覚えるほど、電話対応は怖くなくなります。今回も便利な表現ばかりなので、一つずつ覚えてぜひ実際に使ってみてください!

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