TOEICで目標を突破した後の、仕事で英語を使うハードルと、その乗り越え方【国内でグローバルに活躍する英語学習法 #7】

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国内で、英語を仕事に活かしたいと英語学習に取り組む場合、TOEICの勉強はとても有意義です。仕事で英語を使うために必要なインプットのベースが身につきますし、高いスコアを取ることは、会社へのアピールにもなり得ます。

今回はその後、TOEICで目標のスコアを突破してから、実際に仕事で英語を使おうとした時に目の前に立ちはだかるハードルと、それらをどのように乗り越えていけばいいのかについて、自身の経験を踏まえて書かせていただきます。

第1のハードル・・・実務経験

英語を使う仕事を誰かに任そうとした時に、多くの場合、企業が求めてくるのは英語での実務経験です。TOEICのスコアや英語面接の結果は参考として用いられるとしても、一番強いのは、実際に英語を使ってうまく仕事ができた経験を持っていることなんですね。これは、他のビジネススキルに置き換えて考えてみると、とても理に適っている、当たり前のことですよね。

ところが、これも当たり前のことですが、英語を使う仕事を初めてする時に、英語での実務経験を持っている人は誰もいません。だからこそ、なんとしてでも、第一回目の英語での実務経験をさせてもらうことが必要なわけですね。

では、そのためにはどうすればいいのでしょうか?

「実務経験なし」の乗り越え方

「英語での実務経験がなくても、この人は英語で実務ができるな」と、会社側に思ってもらえることが大事です。

僕の場合は、TOEICで900点以上のスコアを取ることで、リスニングとリーディングのスキルに問題ないこと、オンライン英会話で仕事のロールプレイングやメール作成を繰り返しおこなうことで、本番さながらの状況で英語を使う練習をしてきたことを上司に伝え、アピールしました。その結果、希望する案件を任せてもらうことができました。

第2のハードル・・・英語のレベル

「この人は、仕事で英語を使える」と認識された瞬間から、基本的には、英語の仕事は英語のレベルを問わず回って来ることになります。

仕事を任せる立場からすると、仮に「TOEIC600点レベルの仕事はできますが、TOEIC800点レベルはまだ無理です」とか、「英語を読むのは完璧ですが、英会話は一切できません」と言われたら、「じゃあ他の人にお願いしよう」と思いますよね。そうなると、チャンスを失いかねません。

一般的な仕事では、英語教材のようにレベルやスキル別に分類されて手渡されるのではなく、仕事の中にいろいろなレベルやスキルが混ざってくるものです。日本語での仕事も、そうなっていますよね。

そのような状況の中で、「自分にはまだまだ難しい!わからない!」という場面は、必ず出てくると言っていいと思います。

「英語スキルのギャップ」の乗り越え方

そのような場面に直面したら、レベルアップするチャンスでもありますから、どんな手を使ってでもクリアしていきたいところです。多くの場合は、事前の周到な準備と、当日の資料やWebツールの活用、周りの協力によって、乗り切れます。

例えば、会議で英語を話すことになったけど、スピーキングやリスニングに自信がない場合は、自分の台詞と参加者の想定質問を徹底的に書き起こし、同僚やオンライン英会話の先生などに相手をしてもらって繰り返し練習します。当日、もし相手の英語が聴き取れなくても、こちらからの逆質問を用意しておいたり、「後ほどメールでフォローしますね」という言葉を用意しておくなど、できることはいろいろあります。

僕自身も、最初のうちはとにかく準備と練習を徹底することで乗り切っていきました。

第3のハードル・・・英語以外の強み

英語を仕事で使えるようになってくると、実は英語力だけでは強みになりにくいと気づく場面があると思います。日本語も、言語以外のビジネススキルや資格も、それ自体のレベルがものすごく高くても、それだけでは多くの場合、仕事として活かしにくいですよね。それと同じです。

「仕事自体のスキル×英語のスキル」が大切、ということになりますが、どうすればうまくいくのでしょうか?

「英語と仕事のバランス」の乗り越え方

社会人はただでさえ忙しく、時間が限られています。そのため、英語学習に投資する時間と、仕事自体のスキルアップや経験を積むのに投資する時間とを、自分が将来どのようなキャリアを実現したいかを考えて、戦略的に組み立てた方がいいと思います。

もう一つのポイントとして、スキルを仕事に活かしたい社会人の英語学習では、ある程度の期限を決めて、短期集中で日々の学習時間を濃く長くして、一気に全力で駆け抜けるようにした方が、うまくいく場合が多いです。

今回の記事は以上です。ご参考にしていただけたら、大変幸いです。

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