子供向け英会話スクールの選び方【低年齢化する英語教育に保護者としてやるべきこと#2】

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2011年に全国の公立小学校で「外国語活動」が必修化されました。それ以降、子供向け英会話スクールの数は急速に伸び続けています。最近では大型商業施設の中への進出など、いたるところで子供向け英会話スクールの看板を目にするようになりました。今回は子供を通わせる英会話スクールを選ぶ際のポイントについてです。

やっぱり先生はネイティブがいい?

子供向け英会話スクールを選ぶ際に、ほとんどの保護者がネイティブとのレッスンを重要視しているようです。ネイティブとのレッスンにおける最大の恩恵は、いくつかの点におけるネイティブへの「慣れ」でしょう。

まず、発音そのものへの「慣れ」があげられます。ネイティブではない日本人の英語指導者でも素晴らしい発音ができる人は大勢います。しかし、やはり第一言語として英語を習得したネイティブには及びません。それは発音の明瞭さやアクセントの正確さという点ではなく、ネイティブならではの発音やアクセントがあるのです。それらは第一言語として英語を習得したネイティブにしかできないものなのです。

つぎに、ネイティブという外国人への「慣れ」があげられます。日本へ来る外国人数が増えたからといって、日常生活で外国人と交流する機会というものはそう多くはありません。ネイティブが先生の英会話スクールでは、外国人と触れ合う貴重な機会を毎回のレッスンで得ることができるのです。

「日本人」講師にしかできないことも

ネイティブにこだわる保護者も多いようですが、「日本人」講師にレッスンを受ける利点もいくつかあります。そして、これらは見過ごされていることも多いように感じます。

まず、日本人講師は、子供向けの体系的な英語指導法をしっかり学んでいる人が多いという特徴があります。このことにより、前のレッスンの指導内容と次のレッスンの指導内容に関連性を持たせることができ、より効果的な英語指導が可能になります。また、日本人講師は大手英会話スクールからのサポート受けて教室を運営している場合が多く、段階的な指導法に関する情報などを豊富に持っていることが多いと言えます。

つぎに、当然すぎることかもしれませんが、日本人講師は日本語が使えます。このことにより、レッスンはオールイングリッシュで行われていてもレッスン後に理解できなかった点を日本語で質問できます。そして、保護者の方がレッスン中の子供の様子や習熟状況を知りたいときにも、日本人講師になら気兼ねなく日本語で質問することができます。

その他にも、日本人講師は第二言語として英語を習得しています。つまり、ネイティブのように、第一言語として日常生活で自然に英語を身につけたのではなく、学習することによって英語を身につけた(つけようとしている)という点で生徒と同じ立場にあります。例えば、ネイティブなら自然に「冠詞」の感覚が身についています。どの状況で「a」を使い、どの状況で「the」を使うのかは感覚で身につけています。「冠詞」など日本語にはないものは、英語と日本語を比較するところから説明しないと身につきにくいものなのです。

子供向け英会話スクールに一番大切なもの

私が住んでいる静岡県静岡市にも多くの子供向け英会話スクールがあり、いろいろなアピールポイントを掲げています。これだけ多くの情報にさらされれば、いったいどこのスクールに子供を通わせるべきか悩んでしまうのも無理はありません。

子供向け英会話スクール選びで私が大切だと思うポイントは一つです。英会話スクールに通う「目的」を満たしてくれるかということです。その「目的」とは何でしょうか?
発音の習得?そんなものはどうでもいいと思います。よく「子供のうちからネイティブの音声になれておくと・・・」や「〇歳までにLとRの発音の違いを・・・」などといううたい文句がありますが、そんなこと大人になってからでも十分間に合います。

小学校での必修化、教科化?そんなに慌てることはありません。小学5、6年での「教科化」も目前に迫り、数値による成績もつけられることになりますが、小学校での学習内容など、中学校や高校で十分に取り戻せます。

やはり一番大切にすべきことは、子供を「英語好き」にさせてくれることです。「英語ってカッコいい」「英語で話したいな」このような感覚を幼い時に感じておくことが、子供の英語学習で最も大切なことのはずです。スクール選びの結論としては、子供をやる気にさせてくれるのなら、ネイティブのスクールでも日本人のスクールでもどちらでもいいと思います。

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