大好きな海外アーティストのニュースを英語で読んでみよう【ニュースな英語#5】

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ハリウッドスターやミュージシャン、アーティストの最新情報を知ることができるエンターテイメント系のニュースは、政治や経済のニュースに比べて身近に感じられるだけでなく、「大好きなアーティストのことをもっと知りたい」「最新ニュースを手に入れたい」といった気持ちがモチベーションにもなり、英語学習にぴったり。

さらに自分の知っている作品名、楽曲名、人物名などが記事中に登場することもあって、比較的ストレスを感じずに読むことができるのも大きなメリットです。

レアジョブ英会話の公式教材「Daily News Article」を題材に、旬な英語ニュースの読み方を解説する連載シリーズ『ニュースな英語』。今回は、昨年末、世界を騒がせたアーティスト、ボブ・ディランのノーベル文学賞受賞にまつわる記事をピックアップして解説します。

アカデミー賞やグラミー賞などの賞レースが話題に上るエンターテイメント業界にはつきものの「受賞」や「選出」など、関連する用語や文法を見ていきましょう!

Bob Dylan Skips Nobel Award Ceremony
(ボブ・ディラン、ノーベル賞授賞式を欠席)

世間を騒がせたボブ・ディランのノーベル賞受賞を英語で説明すると?

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(原文)
Dylan was chosen by the Swedish Academy to receive the Nobel Prize in Literature. However, weeks after being announced as the winner, the 75-year-old musician sent a letter of regret to the Academy. In the letter, the awardee explained that he could not attend the ceremony in Stockholm due to prior commitments. He emphasized that he felt honored by the award and wished to receive it in person if possible.

(和訳)
ディラン氏は、スウェーデン・アカデミーからノーベル文学賞受賞者として選出された。しかし、受賞者として発表されてから数週間後、その75歳のミュージシャンはスウェーデン・アカデミーに辞退の手紙を送った。その手紙の中では、ボブ・ディラン氏は、先約があるとして、ストックホルムでの授賞式に参加できないと説明した。彼は、受賞は大変栄誉であるとし、可能であれば直接受け取りたかったと強調した。

頻出単語・フレーズをチェックしよう!

・a letter of regret:断りの手紙
一般的に「後悔する」という意味で知られる“regret”ですが、「断り(状)」の意味もあります。”send one’s regret”で「断り状を出す」の意味になります。

・awardee:受賞者
award(賞)を受ける人でawardee。「ee」という接尾辞がつく単語は「〜される人」の意味となり、ほかにemployee(従業員)、interviewee(インタビューされる人)、attendee(参加者)などがあります。

・due to:〜のために、〜のせいで
理由や原因を表し、due to のあとには名詞がきます。ビジネスシーンで使われる表現に、”due to schedule conflict”(予定が重なったため)などがあります。

・commitment:約束
文中では「先の」を意味する形容詞”prior”がついて”prior commitment”「先約」となっています。”due to prior commitment”はよく使われる表現なのでまとめて覚えると良いでしょう。

分詞構文「〜ing」を含む複雑な文章を解読しよう!

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(原文)
In response, the Academy said that they respect Dylan’s decision, adding that although it is unusual, it is not the first time for an awardee not to claim the Nobel Prize personally. In the past, awardees failed to attend the ceremony due to other reasons like health problems.

(訳文)
それを受けて、同アカデミーは、ディラン氏の決断には敬意を払うと言い、これは通例ではないものの、受賞者が直接ノーベル賞を受賞しなかった例は過去にもあったと付け加えた。過去には、健康上などその他の理由で受賞者が出席できなかった事例もある。

頻出単語・フレーズをチェックしよう!

・in response:それに応じて
文頭に”in response”がくる場合は、前の文を受けてという意味になります。

・fail to:〜できない
する予定だった出来事を予想に反してできなかったり、し損ねてしまうことを意味します。

補足ポイント:分詞構文に注目!前の文の補足説明と捉えよう

the Academy said that they respect Dylan’s decision, adding that (although it is unusual,) it is not the first time for an awardee not to claim the Nobel Prize personally.

「〜と付け加える」を意味する”add that”が分詞構文として使われています。ここでは、「ディランの決断に敬意を示すと言った。<that以下>と付け加えながら。」の意味となり、”adding that”の前の文章を補足する役割を持ちます。

では、that以下の文章に注目してみましょう。構造としては、that 以下の”althogh it is unusual,〜not to claim the Nobel Prize personally”まで全てが「付け加えた」内容として含まれます。(although it is unusual)をかっこにいれてみると、文章がシンプルになり理解がしやすくなるでしょう。

A fewとfewの違いをマスターしよう!

(原文)
Very few musicians have won the Nobel Prize for Literature. According to the Academy, Dylan was selected for the literary prize for his original poetic songs.

(訳文)
ノーベル文学賞を受賞したミュージシャンはほとんどいない。同アカデミーによると、ディラン氏は、彼のオリジナルの詩的な曲の数々が評価され、文学賞に選出されたということだ。

頻出単語・フレーズをチェックしよう!

・be selected:選出される
「選択する」を意味するselect。be selectedの受動態の形で「選出される」の意味になります。

・literary prize:文学賞
The nobel prize in Lieteratureを簡易的に言い換えた表現。

補足ポイント:fewって多いの?少ないの?

“Very few musicians”という表現を見て、「〜なミュージシャンは、ほとんどいない」という日本語訳が即座に思い浮かべられていたら、英語の理解度は高いと言えます。

ややこしいですが、「少しの」を意味する”a few”に対して、冠詞”a”を伴わない”few”は「ほとんどない」「ごく少数の」を意味する「無い」という状態に焦点が当てられた表現です。より少ない状態を強調するときには、”few”の前に”very”や”too”を伴うこともあります。

形容詞“a few”や”few”が修飾できる名詞は必ず数えられる名詞(可算名詞)で、複数形であることにも注意しましょう。

耳なじみのある単語から興味を広げよう

ボブ・ディランさんのニュースは日本でも多く取り上げられていました。誰もが知るビッグミュージシャンのニュースを、改めて英語で読むと理解もしやすいのではないでしょうか。エンターテイメント関連の話題は、自分の興味のあることやものを中心に「耳なじみ」のある言葉が多く使われるので、その言葉から「英語ではこういう表現をするのか」と楽しみながらボキャブラリーを増やして英語学習に活かしてみましょう。


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