近年のグローバル化の波を受け、一時は下火であった海外留学も再び伸びていく気配を示しています。国や地方団体も学生の留学を支援していることから、今後も海外留学者数は伸びていくことが予想されます。
今回は海外留学を決めた時に忘れてしまいがちな大切な4つのポイントについてお話しします。
「日本人比率」は見ておきましょう
せっかく海外の学校に通うなら、現地のネイティブに囲まれて英語漬けの毎日を送りたいものです。また、留学経験者からの情報からも、現地でのアジア人、とりわけ、日本人と韓国人の多さは頻繁に耳にします。こんな時は「日本人比率」というものを参考にしてみます。多くの学校が「日本人比率:15%」「韓国人比率:20%」などのように、昨年度の留学生の比率を発表しています。これを見ておくだけで、「現地に行ったらクラスメートはほとんどが日本人留学生」という、時々耳にする悲劇は避けられそうです。
ただ一点注意すべきことは、この「日本人比率」は学校全体の日本人の占める割合だということです。多くの学校では、英語の授業は能力別の習熟度クラスとなっています。残念なことに、日本人は下位クラスに入る生徒の割合が高いと言わざるを得ません。このようなシステムから、全体での日本人比率は20%であるにもかかわらず、5クラス中最下位の1クラスは半分くらいが日本人ということもよくあるようです。このような事態を避けるには、純粋な英語力アップしかありません。
「現地日本人駐在員」は常駐ですか?
ほとんどの方は、何らかの形でエージェントを通しての留学を考えていると思います。出発前の日本にいる時からお世話になるエージェントですが、やはり、最も頼りになるのは現地での緊急事態が起こった時です。
見ておくべきポイントは、現地日本人駐在員が常駐であるかでしょう。どれほど自分の英語力が伸びても、初級者が現地での緊急時の対応をこなせるレベルになることは難しいでしょう。財布の盗難にあったときの保険会社への対応、急な発熱時の医療機関への連絡等、英語力そのものだけではなく、必要とされる分野に精通している現地日本人駐在員はやはり頼りとなる存在です。
「アルバイト」はできますか?
留学中のアルバイトの可否は、留学予算を考える上で大きなポイントとなります。注意すべき点は「国」としての制約と「学校」としての制約があることです。
「国」としての制約は滞在国によって様々です。例えば、アメリカではキャンパス外のアルバイトは原則として禁止され、キャンパス内の図書館やカフェテリアでのアルバイトも月20時間程度に制限されています。一方、最近人気のオーストラリアでは、一定の制限はあるものの、基本的にはアルバイトは自由とされています。
もう一点、「学校」としてアルバイト制限をしている場合もよくあります。多くの場合は、滞在期間と学業成績によって決まるようです。現地でトラブルにならないためにも、出発前にしっかりと調べておくことが大切です。
住居費に「光熱費」や「水道代」は含まれていますか?
学生の滞在は「ホームステイ」と「学生寮」の2つに大別できるでしょう。住居費も、月々支払うものから、留学前にエージェントにまとめて支払うものまで多種多様です。この住居費において意外と忘れられるポイントが「光熱費」や「水道代」などの費用についてです。
まず、滞在国にもよりますが、一般的に海外の「光熱費」や「水道代」は非常に高額です。例えばイギリスでは、地域にもよりますが、一般的家庭の水道代は日本の3倍以上(日本円にして3万円程度)です。また、水道メーターがついていない家も多く、その場合、家の大きさや家族構成で値段が決められるようです。
光熱費については「高い」というよりも「かかる」という方が適切かもしれません。イギリスやカナダなどの北部では、冬になると一日中ヒーターを回し続けないととても生活できません。また、住居自体も日本より広い場合が多い分、それだけ光熱費がかかってしまうようです。これらの「光熱費」や「水道代」が住居費に含まれているかは大切なポイントです。
まとめ
いかがでしたか?実りある留学体験には事前の準備が大切。勉強や目的に向かった活動にじっくりと注力するためにも、生活にまつわる問題が起こらないように気をつけましょう。
また、上記のポイントと合わせて、留学先でよく使う表現も覚えておくと役に立つかもしれません。
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