アメリカはAmericaという英単語で表現されることくらい、小学生でも知っていることですよね。しかし、このAmericaが実はネイティブにはあまり使われていない、という事実をご存知でしょうか。
まさかと思った人は、これを機にアメリカ英語のローカルルールをぜひ覚えてみてくださいね。【今日の小ネタ】では、教科書やテキストにはない、様々な「ちょっとした小ネタ」をご紹介します。
「アメリカ」はAmericaとは呼ばない!?
アメリカ=America、ロサンゼルス=Los Angelesのように伝えてももちろん大丈夫なのですが、アメリカ人たちは普段、ちょっと違った言い方を使っています。
アメリカ人は、自分たちの国のことをthe States、the U.S.のように呼びます。
Americaは地理で言うと南北の「アメリカ大陸」のことで、国名をきちんと言うならthe United States of America(アメリカ合衆国)です。
ただし、”アメリカ人”としてのアイデンティティを強調したいときは、トランプ大統領が言ったMake America Great Again.(アメリカを再び偉大にしよう)のように、America という語を使うようです。
The Statesを使った例文
I’m from the States.(私はアメリカ出身です)
アメリカ出身というときの英会話-例文
A: Where are you from?
(どこの出身ですか?)
B: I’m from the States.
(アメリカ出身です)
A: Oh, which part or the States?
(ああ、アメリカのどちらですか?)
B: LA, California.
(カリフォルニアのロサンゼルスです)
「ロサンザルス」はLos Angelesではない!?
アメリカ人は普段、「ロサンゼルス」のことをLA(エルエー)と呼びます。日本人が使う「ロス」という略し方は、アメリカ人には通じません。ちなみに「ニューヨーク」はそのままNew Yorkで、NY(エヌワイ)と略したりはしません。
会話の中で急に出てきても戸惑うことがないよう、知識として身につけておきましょう。
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