実はほめ言葉?crazy、sick、killを使いこなす

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crazyと言えば普通は「クレージー、気が狂った」ということ。でも、会話では「すごくいい」「素晴らしい」という意味でよく使われることを知っていましたか?ほかにもsick(病気の)、kill(殺す)など、一見マイナスイメージの言葉が、実はとてもよい意味で使われることがあります。どんな例があるのか、見ていきましょう。

「クレージー=すごい!」の意味を表す単語

日本語でも、「信じられないくらいスゴイ」ことを「どうかしてる!」と言うことがありますが、英語でも「狂っている」が「スゴイ!」の意味になることがあります。普通の「狂っている」とほめ言葉「スゴイ!」の例をご紹介します。

crazyは「サイコー!」

普通)Are you crazy?
(どうかしてるんじゃないの?)
ほめる)The show was crazy!
(ショーはサイコーだった!)

crazyは「気が狂っている」のほか、「サイコー!」とほめたり、“I’m crazy about him.”(彼に夢中なの)のように「~に夢中」というのに使われたりします。

madは「死に物狂いで」

普通)Don’t make me mad.
(怒らせないで)
ほめる)She studied like mad.
(彼女は死に物狂いで勉強したんだ)

madも基本の意味は「気が狂ってる」ですが、angryより強い「ものすごく怒っている」というときに使われます。一方で、「死に物狂いで、すごく一生懸命に」、もしくは“I’m mad for ice cream.”(アイスクリームがメチャクチャ好き)のように、「ものすごく、メチャクチャ好き」というような意味にもなります。

insaneは「フツーじゃない!」

普通)It’s insane. You shouldn’t do it.
(どうかしてる。やらないほうがいいよ)
ほめる)The movie is insane!
(あの映画、フツーじゃない!)

一般には「精神的に障害がある」という意味で使われるのですが、会話で「フツーじゃない」「どうかしてるくらいスゴイ」というときに使われることがあります。

sickもdeadも、うまく使えばいい意味に

「気が狂った」以外にも、普段はあまり歓迎されない場面で使われる単語が、思いがけずよい意味で使われることがあります。例えば、会話でこういった言い方がよく出てきます。

sickは「ものすごくイイ」

普通)I feel sick today.
(今日は気分が悪い)
ほめる)The jacket is sick!
(そのジャケット、すごくイイ!)

sickは「病気の、気分が悪い」または“I’m sick of it.”(もううんざりだ)のように「うんざりした」ですが、会話では「ものすごくイイ」「カッコいい」「ステキ」という意味にもなります。

deadは「死ぬほどすごく」

普通)The flowers are dead.
(その花は死んじゃったね)
ほめる)He’s dead serious.
(彼は死ぬほど本気)

基本的には「死んだ」ということですが、「死ぬほど」「完全に」という意味で使われることがあります。dead seriousは、本来deadly seriousとdeadlyという副詞を使うのですが、口語ではよくdeadと言います。

weirdは「変わっていて面白い」

普通)That’s a weird story.
(それは奇妙な話だね)
ほめる)That’s the weirdest animal I’ve ever seen!
(こんな変わった動物、見たことない!)

weirdは、普通は「奇妙な、変な」という意味になるのですが、「変わっていて面白い」「奇抜な」という意味で使われることがあります。

killは「キメる」

普通)He was killed by a robber.
(彼は強盗に殺された)
ほめる)You killed it!
(キマったね!)

killは「殺す」または“The shoes are killing me.”(この靴のせいですごく痛い)のように「痛い思いをさせる」ですが、「すごく上手にやる」という意味で使うことができます。

まとめ

会話の中で、明らかにほめている場面でsickやkillのような単語が出てきたら、実はここに紹介したようなよい意味でも使われるのだということを、思い出すようにしてください。もちろん、sick(病気の、うんざしした)、kill(殺す、痛い思いをさせる)という普通の悪い意味で使われていることも多々あるので、慣れないうちは自分では使わないほうが無難。こういった単語をネイティブが会話の中でどのように使っているか、じっくり観察してみてください。

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