英語を勉強していると、だんだん目標を見失ってきませんか?受験勉強と違って、大人の勉強には終わりがありません。でも、ダラダラ勉強するのももったいないですよね。結論からいえば、英語には3つのゴールがあるのです。
ゴール1:自分の身の回りのことが話せる
ゴール2:自分の守備範囲内のこと(仕事・趣味)を深掘りできる
ゴール3:相手の守備範囲内のことを理解できる
今回は、英語を勉強する人が目指すべきレベルを3つ紹介します。明確なゴールをもって、最短で英語をマスターしましょう!
英語の最初の目標は「日常会話ができるレベル」
英語を勉強する最初のゴールは、「日常会話ができる」レベルになることです。多くの方が、「日常会話くらいはできるようになりたい」と思っていると思います。では、具体的に何ができれば「日常会話レベル」になるのでしょうか。
英語の目標1 発音が大体わかる
日常会話レベルの英語力を身につける第一歩は、「発音が大体わかるようになる」ことです。日常レベルの英語では、むずかしいことを話せる必要はありません。
大事なのは、会話をするというスタートラインに立つこと! 「せっかく話したのに通じてない…」「そもそも相手がなにを言っているのかさっぱりわからない」これではもったいないですよね。発音の基礎を固めることが、英語の第一歩です。
関連記事:英語の発音練習をする本当の意味とは <発音練習編イントロダクション>
英語の目標1 自己紹介ができる
自己紹介ができることは、英語が日常会話レベルになっている証拠です。日常会話って、基本的に自分の身の回りのことを話しますよね? 自分のことを大体英語で説明できるようになっておけば、日常会話の土台が出来てしまうんです。
職業・出身・趣味など、かんたんに英語で話せるようになっておくと良いでしょう。具体的には…
お仕事はなんですか?
What do you do for living?
→エンジニアです。
I’m an engineer.
どこのご出身ですか?
Where are you from?
→日本の東京です。
I’m from Tokyo, Japan.
週末は何をしていますか?
What do you do at the weekend?
→ゲームをやります。例えばデスストとかですね。
I play video games. For example, Death Stranding.
自分の身の回りのことだけは全部英語で言える、これが最初の目標です。
関連記事:オンライン英会話で自己紹介に失敗しないためのフレーズとその秘訣
英語の目標1 基礎単語を徹底的に使いこなせる
英語はむずかしい単語を知らなくてもコミュニケーションができます。基礎単語の使い方を徹底的に鍛えれば、英会話は上達します。例えば、「私、何でも先延ばしにしちゃうんですよね~。」
先延ばしにする、英語で何というでしょうか? 辞書を引くと、たぶん”procrastinate”という単語が出てくると思います。でも、こんな硬い単語は日常会話では必要ありません。
“I put things off.”
put A offで、同じく先延ばしにするという意味を表せます。かんたんな単語同士の組み合わせで、無限に近い表現ができるのです。大量の単語を覚えるより効果的だと思いませんか?省エネで英語を勉強でき、ネイティブらしい表現も身につく一石二鳥の勉強法です!
関連記事:むずかしい単語って本当に必要? 英語を話すために本当に必要な単語力とは
英語の第2の目標は「自分の専門を伝えられるレベル」
英語学習の次のゴールは、専門的なことを話せること。自分のくわしい世界のことを英語で話せるのが第二のゴールです。専門というのは硬い意味ではありません。自分の勉強していること、好きなことくらいの意味です。自分の守備範囲内にあるものですね。
英語の目標2 自分の専門を「Wikipedia」で大体読める
1つの参考になるのが英語のWikipediaです。自分の専門や好きなものについて、どれくらい英語で読めるか、かんたんにテストできます。自分の勉強していることでも、好きな漫画でもドラマでもいいです。英語で読んでみましょう。
経済学をやっている人なら、economicsで調べてみる。好きな作品の英語タイトルで調べてみる(日本の作品なら日本語で検索してもでてきます)。出てきた内容を9割理解できれば、自分の守備範囲はカバーできています!
英語の目標2 くわしい自己紹介を英語で出来る
第二段階では、もっとつっこんだ自己紹介をしてみましょう。自分がどんなことに興味があって、どんなことが好きなのか…自分をしっかり語れるようになると、中級レベルに一気に近づきます。私だったら…
私は博士生です。語学教師の仕事をしています。英語、中国語、日本語を教えています。
I’m a doctoral student. I’m a language teacher. I’ve been teaching English, Chinese and Japanese.
私は、外国語教育のためにどうやってITを活用できるかに興味があります。
I’m curious about how we can make use of IT technologies to teach foreign languages.
外国人と関わる仕事は自己紹介の連続! 自分についてより深く語れるようになると、一気に信頼し合えるようになりますよ!
英語の目標2 自分の専門に関してだけは、むずかしい単語もわかる
このレベルになると、自分の守備範囲にあるものについてはむずかしい単語がわかるようになります。今回も私の例で言えば…
production(言語の使用) acquisition(習得) reliability(信頼性)vectorize(ベクトル化)
などなど。自分の守備範囲に出てくるものは頑張って覚えます。これで、誰とでも自分の好きな物の話ができるようになるのです。
英語の第3の目標は「他人の専門もわかるレベル」
第3の目標は、自分の守備範囲外にあるものが理解できることです。英語の資格試験などは、この第3のレベルを聞いてきますよね。だからむずかしく感じるのです。
英語の目標3 辞書があれば新聞が読める
第3レベルにとどくための目安は、新聞が読めることだと思います。新聞にはたくさんのトピックがあり、守備範囲外のものも混ざっているはず。辞書を使ってもいいので、守備範囲外の話題についていけるようになることが上級レベルへの第一歩です。
TED Talksのように、多様な話題が出てくる動画も使えます。自分がよくしらない世界のことを英語で理解できるようになれば、上級者の仲間入りです。
英語の目標3 普段触れることのないトピックも「会話の中で」理解できる
英語のリスニングテストでは、スピーカーの流している内容が聞き取れなければそれっきり…。ですが、英会話は違います。コミュニケーションの中でお互いを理解し合えばOK。わからなかったら聞き返せばいいのです。
景気の話をしていて、downturn(不況)という単語がわからないとします。会話ならすぐに聞き返して大丈夫です。
“What did you mean by downturn?”
downturnってどういう意味?What did you mean by○○? で、意味を聞き返すことができます。相手にわかりやすく説明してもらえばOK。100%理解できなくても、会話の中でうまく修正する力、私はこれが上級レベルの証だと思います。
まとめ
英語は時間がかかるので、どうしたってやる気が失せるときもあります。本当に英語ができるようになるんだろうか…と悩むこともありますよね。そんなときは「英語ができるってどういうこと?」と考えてみて下さい。
日常会話ができればいいのか? 自分の専門を語れるようになりたいのか? 他人の専門も理解できるようになりたいのか? ゴールを明確にすれば、先が見通せます。メリハリをもって英語を勉強できるようになるのです。
ゴールをしっかり持って、最短・最速で英語をマスターしましょう!
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