レアジョブの講師がフィリピン出身者であるということは、ご存知の方も多いと思います。しかしそんなフィリピンについて、どんな国なのか知らない方や、フィリピンの人が普段どんな生活をしているのか想像できないという方は意外と多いのではないでしょうか。
今回はそんなフィリピンやフィリピンの人々について、より具体的なイメージを持っていただくために、人気ユーチューバーの動画をご紹介しながらその魅力をご紹介していきたいと思います。
なぜユーチューバー「Finn Snow」はフィリピンを愛するのか?
レアジョブ英会話の講師が住むフィリピン。そんなフィリピンについて、なんとなくイメージはあっても、その生活スタイルや魅力の多くを知る人は少ないかもしれません。そこでまずはそんなフィリピンやフィリピン人について、人気ユーチューバーの「Finn Snow」の動画を元に、その魅力を探ってみたいと思います。
Why I love Philippines
アイスランド系アメリカ人のFinnが世界20カ国を旅する中で、もっとも惹かれ、移住することになったのがフィリピンでした。そこでまずは、なぜFinnがフィリピンにそれほどまでに魅力を感じているのか、というテーマの動画をご紹介します。長い動画ですので、まずは最初の1分を聞いてみてくださいね。聞き取りが難しい方は字幕をオンにして聞いてみてくださいね。
You might have heard that the people are the most friendly, extremely friendly, so friendly.
(君もこれまで、フィリピンの人々はどの国の人よりもフレンドリーだとか、ものすごくフレンドリーだとか、めちゃくちゃフレンドリーだとかって話を聞いたことがあるんじゃないかな。)
Finnは特にフィリピンの人について上記のように述べ初めています。単にフレンドリーだというだけでなく、「The most friendly」「extremely friendly」「so friendly」と、ややしつこいくらいフレンドリーであることを強調していますね。「extremely」は「極めて」や「極端に」という意味もあるので、とにかくそれくらいフレンドリーであることを強調したいということが感じられます。
They are willing to invite you to a dinner, fiestas, share the food, drinks or even host you without ever asking them.
(フィリピンの人は、君が頼まなくても、君を夕食やらパーティーに喜んで招待してくれて、食事や飲み物を出してもてなしてくれるんだ。)
続けてFinnはフィリピン人のフレンドリーさの一例を紹介しています。「invite 人 to 〜」で「〜に人を招待する」、「share」は「わける」、「host」は「もてなす」という意味なので、フィリピンの人々が夕食や「fiesta(パーティー)」に招待して人に食べ物を分け与え、もてなすことがよくあると述べているわけですね。ちなみに「willing to 〜」は「喜んで〜する」という意味ですよ。
You think that’s a myth? Well it’s not! It happened to me multiple times and the hardest part about it was to reject the invitations or offerings by them because it happens so often.
(そんなの嘘だろって思うかい?いや、そうじゃないんだ!僕にもしょっちゅうそんなことが起こったし、その中で一番難しいのは、あまりによく誘われるものだから今回は断ろうと思っても断りきれないところなんだよ。)
Finnはフィリピンの方がいかにもてなしてくれるかをさらに現実的に述べています。「happen to 人」で「人に起こる」、「multiple」は「複数」という意味なので「実際に何度も自分に起こった」と行っています。そして「reject(断る)」ことが難しいくらいだ、と笑いを交えて表現していますね。
実際にこれはよく聞く話で、フィリピンの人はいつも集まって楽しく食事をするのが好きで、皆が家族のようです。私も個人的にフィリピンの友達がいますが、常に食べ物をくれてもてなしてくれるので、つい甘えてしまいます。
やっぱり気になる!フィリピンフード!
次にご紹介するのは、フィリピンの食事です。すっかりフィリピンに腰を下ろして生活しているFinnが食べているおいしそうな食事や買い物の動画をご紹介しましょう。
Philippines best province karenderia
再生:2分20秒あたりからみてくださいね。
There’s always food in the Philippines. We just had a massive breakfast but second breakfast is one of my favorite breakfasts. Always have a double breakfast in the Philippines.
(フィリピンでは常に食べ物があるんだ。僕たちは結構な量の朝食を食べたところなんだけど、2回目の朝食が僕のお気に入りの一つなんだ。フィリピンではいつも朝食は2回食べるんだよ。)
飼い犬の「Jake(ジェイク)」と海での優雅な水泳を終えた後、Finnとその彼女が朝食を食べている場面です。さっき「massive(どっしりとした)」朝ごはんを食べたところなのに、2回目の朝ごはんを食べている彼女。フィリピンでは平均1日8回の食事をとるそうで、午前中は「double breakfast(2回の朝食)」をとるそう。ドラゴンフルーツや近所の人がくれたスープなど、とにかくおいしそうですよね。
再生:7分35秒あたりから見てくださいね。
Wow!What a meal we have here. We got monggos, bicol express, pork something, veggies, fried chicken and rice. This looks great. We of course cleaned our hands sanitized, now dig in.
(うわあ!なんてうまそうな食事なんだろう!僕らは豆のスープと、ビコール・エクスプレスと、野菜とフライドチキンと、そしてご飯を頼んだんだ。おいしそうだなあ!もちろん手をしっかり洗って、さあ食べよう!)
山歩きをした後は、カレンデリアで昼食です。カレンデリア(karenderia)とは、お米やおかずを軒先で売っていて、その中から好きなものを注文することができるお店です。フィリピンの至る所で見られる食堂ですね。「monggo」とは「ひよこ豆」のことで、ひよこ豆のスープを頼んだようです。
また「bicol express」はフィリピンのビコール地方の伝統料理を参考に考案された料理で、長距離列車「ビコール・エクスプレス」が名前の由来だそう。ココナッツミルクと唐辛子をベースに、野菜や豚肉などを煮込んだ料理で、比較的スパイシーな料理です。
ちなみに「sanitize」は「消毒する」、「dip in」は「がっついて食べる」という意味で、カジュアルな場面でよく使う食べ始めの言葉です。Finnはその後手で食事をしていますが、彼女はスプーンを使っているように、フィリピンでは手で食べる昔ながらの文化もまだ残っているそうです。
Province Shopping // Found Hidden market?!
再生:6分08秒あたりから見てくださいね。
Whoa! I’ve never been here before. Look at this market guys. That’s amazing. Look at that! There’s so much stuff here.
(うわあ、ここにはこれまで来たことがないな。この市場を見てよ、みんな。すごいよ。あれ見てよ!すごくたくさんの食べ物がおいてあるよ。)
この動画の題名にある「province」はフィリピンでは「田舎」や「地方」という意味で使われています。田舎町に住み始めたFinnがその土地の市場に買い物に行くシーンです。とにかく色々な野菜や果物が並んでいる様子に圧倒されていますよね。「guys」は「みんな」という意味で、この動画の視聴者に対して呼びかけています。「amazing」は「すばらしい」、「stuff」は「もの」や「食べ物」の意味です。この後Finnはずっと探していたブロッコリーを購入したようですよ。
再生:9分45秒あたりから見てくださいね。
So what are you actually cooking? – I’m making a century tuna broccoli saute. – We’re gonna have a lovely province meal over here. Shirley is cooking something and we’re gonna bring it to the edge of the resort where we’re gonna enjoy probably the sunset and have a lovely snack.
(で、実際に何を作ってるの?- ツナ缶とブロッコリーのソテーよ。- 僕らはこれからあそこで素敵な田舎の食事をするんだよ。シャーリーが何かを作ってくれて、これからそれを、眺めのいい崖っぷちに持って行って食べるんだ。そこからは多分夕焼けがとても綺麗にみえるだろうし、そこで素敵な食事を楽しむよ。)
さっき市場で買ったブロッコリーを恋人のシャーリーが料理しています。「be gonna」は「be going to」の略語で「〜する予定だ」という意味。「century tuna」というのはツナ缶の商品名。「lovely」はここでは「素敵な」という意味で使われていますよ。この後、実際に食べるシーンがありますが、どんな食べ物でもご馳走になりそうな景色が目の前に広がっています。ぜひ見てくださいね。
フィリピンの都会の様子
最後に、フィリピンの首都マニラの様子をお届けしましょう。フィリピンは無数の島からなる国で、島々の生活もゆったりとしていてとても魅力的ですが、一方で首都マニラは高層ビルが立ち並ぶ大都会です。その中でも2017年にオープンした「Okada Manila」は日本人の実業家の岡田和生が創業したカジノホテルとして有名。ラスベガスのようなその雰囲気を動画から垣間見てみましょう。
再生:8分39秒あたりから見てくださいね。
Wow fancy! We even got some guys opening the door for us. We’re at the Okada…mall? -What is it? Casino! ・・・Where are we, Shirley?! Look at this! – So beautiful! I feel like I’m in Dubai. – This is Manila, Philippines!
(うわあ、高級感あるね!ドアマンが僕らのドアを開けてさえくれたよ。僕らは、いま、オカダモールにいるよ・・・じゃなくてなんだっけ?カジノか!・・・シャーリー、いったい僕らはどこにいるんだ?!これみてよ!- とっても綺麗!まるでドバイにいるみたい!- ここはフィリピンのマニラなんだよ!)
ホテルに着くなり車のドアをドアマンに開けてもらい、Finnとその彼女はそわそわ。そしてホテルの中に入るなり、「Where are we?(一体僕らはどこにいるんだ?!)」と、その豪華さに驚きを隠せません。「feel like 〜」は「〜のように感じる」という意味で、まるでドバイにいるようにも思えるけど、ここはマニラなんだよ!と自分に言い聞かせるFinnなのでした。
まとめ
いかがでしたか?フィリピンは島によっても生活の風景は様々で、いくつもの島を旅するFinnも新しい発見が尽きないようです。生活の風景や食べ物、そして都会の暮らしなど、フィリピンという国の奥深さが感じられますよね。もっとフィリピンを知りたいと思われた方は、ぜひレアジョブ英会話の講師にも話を聞いてみてくださいね。
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