「読めない単語」をなくす!英語のスペルに強くなろう

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dairy(乳製品)を、「デイリー」と読んでしまう人がいるようです。正しくは「デアリ」で、daily(毎日の)とは、rとlの違いだけでなく、単語全体の音のイメージがだいぶ異なります。

語彙や文法が正しくても、ちょっとした発音のミスで、まったく話が伝わらないということになりかねません。今回は、英単語のスペルの特徴をつかみ、「読めない単語」「読みにくい単語」を攻略するコツをお教えします。

英単語の不規則な読み方ルールを押さえよう

oaは「オウ」(soap<石けん>など)、awは「オー」(law<法律>など)といったように、英語のつづりの読み方には“フォニックス”という一定の決まりがありますが、その決まりをちょっとはずれると、とたんに読みづらくなってしまいます。そこでまず、「読みにくい単語」に共通する特徴を押さえていきましょう。

-etの読み方は?

次の単語を声に出して読んでみましょう。

buffet

答えは [バフェイ]、意味は「ビュッフェ」。

主にフランス語から来た単語で、-etで終わるときに「エイ」と読むものが数多くあります。英語にも「外来語」があるのですね。「エット」と読んでしまわないよう気を付けましょう。

その他の例:
・ballet(バレー) 読み方[バレイ]
・beret(ベレー帽) 読み方[バレイ]
・bouquet(ブーケ) 読み方[ボウケイ]

mbの読み方は?

次の単語を声に出して読んでみましょう。

 ・bomb

答えは [ボム]、意味は「爆弾」。

mbというつづりで、bを読まない例が数多くあります。このような「読まない字」を、silent letter(黙字)と呼びます。

その他の例:
・climb(登る) 読み方[クライム]
・comb(くし) 読み方[コウム]
・tomb(墓) 読み方[トゥーム]
・lamb(ラム、子羊) 読み方[ラム]
・plumber(水道工事人) 読み方[プラマー]

hが語頭にくるときは?

次の単語を声に出して読んでみましょう。

heir

答えは [エア]、意味は「後継者」。

語頭のhを読まない例は、身近なところでよく見られます。

その他の例:
・hour(時間) 読み方[アウアー]
・honest(正直な) 読み方[アナスト]
・honor(栄誉) 読み方[アナ―]

pを読まない

次の単語を声に出して読んでみましょう。

・cupboard

答えは [カバード]、意味は「戸棚」。

この場合、pは読みません。「カップボード」にならないよう、要注意。

その他の例:
・receipt(レシート) 読み方[リシート]
・psychology(心理学) 読み方[サイカラジ]

sを読まない

次の単語を声に出して読んでみましょう。

aisle

答えは[アイル]、意味は「通路」。

この場合、sは読みません「アイスル」にならないよう、要注意。

その他の例:
・island(島) 読み方[アイランド]
・debris(がれき) 読み方[デブリー]

特殊な単語は「音の塊」に分けて読んでみよう

例えばdairy(乳製品)は、古い英語のdey([デイ]。乳製品を扱う召使)と-ery([エリ] 。~の方法)が組み合わさってできた語で、そのため[デアリ]という発音になっているとされます。このようにさまざまな理由で、一般的なつづりのルールと異なる読み方をする単語があります。

不規則な読み方をする単語は、1つの単語を「音の塊」に分けて考えてみましょう。例えば、dairyはdai[デア]+ry[リ]と考えると、間違いにくくなります。

jewelryを音の塊で分けてみると?

jewelry(宝石)という語の読み方は、[ジュアルリ]となります。つづりと音を見ただけではうまく結びつきませんが、例えば以下のように音の塊に分けてみるとどうでしょうか。

・jew[ジュ]+el[アル]+ry[リ]

なぜ[ジュアルリ]という音になるのか、理解できてくるのではないでしょうか。読みづらい語はこのように、単語を短く区切って読み方を覚えるようにしましょう。

難しい単語を読んでみよう

次の単語を声に出して読んでみましょう。

sewage

allergy

hilarious

entrepreneur

答え:

・sewage(下水)⇒読み方[スーイジ]⇒sew[スー]+age[イジ]

・allergy(アレルギー)⇒読み方[アラージ]⇒a[ア]+ller[ラー]+gy[ジ]

・hilarious(大笑いするような)⇒読み方[ヒレリアス]⇒hi[ヒ]+la[レ]+ri[リ]+ous[アス]

・entrepreneur(企業家)⇒読み方[アーントラプラナー]⇒en[アーン]+tre[トラ]+pre[プラ]+neur[ナー]

オンライン英会話レアジョブのレッスンでは、発音の練習をすることもできます。例えば、dairyを「デイリー」と言っていたり、aisleを「アイスル」と言っていたりすると、先生がIt’s [デアリ].やIt’s [アイル].のように直してくれるはず。

正しい読み方を覚えたら、すぐに画面上の「レッスンメモ」か自分のノートにメモしておいて、後で「読み方を覚えておく単語」としてまとめておくようにしましょう。これを続けることで、読みにくい単語をうまく発音するコツが身に付くようになりますよ。

まとめ

発音の間違いはささやかなミスに思えるかもしれませんが、例えば、A plumber[プランバー] came yesterday.(昨日[プランバー]が来たんです)などと言っていると、とっさに何のことかわかってもらえないかもしれません。ここで[プラマー]と発音すれば、相手はすぐに「ああ、水道工事の人か」と理解してくれるのです。

せっかく正しい文法とたくさんの語彙を身に付けたのに、ちょっとした発音の間違いで足を引っ張られてしまったらもったいないですね。これまで学習してきたことを効果的に使うためにも、「読めない単語」を確実に減らしていきましょう。

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