家にいる時間が長くなり、short of exercises(運動不足)と感じている人は多いのではないでしょうか。考えてみれば、英語は「話す」という行為を伴う、体を使う活動です。家の中で英語を使いながら体を動かせば、運動不足解消になると同時に英語力アップ。在宅勤務が多い人にピッタリの運動プラス英語学習の方法をご紹介しましょう。毎日続ければ、ダイエット効果も期待できそうです。
英語を「声に出す」練習で運動時間を確保
家に一人でいると、「声を出す」機会がめっきり少なくなります。そこで活用してほしいのが、音読や発音の練習です。体を使って音読すれば運動の時間を確保することになり、口を動かして発音練習をすれば、顔のリフトアップにもつながります。
腹式呼吸で歩きながら音読
音読をするときに、机の前に座ってやっているのではないでしょうか。それでは、思うように大きな声を出すことができません。立ち上がって部屋の中を歩き回りながら、腹式呼吸(abdominal breathing)で音読をしてみましょう。
できれば映画やテレビの英語シナリオを選び、登場人物になりきったつもりで、身振り手振りを加えながら読んでみるといいでしょう。屋外でジョギングする機会がない人でも、部屋の中で15分もこれを続ければ、だいぶ運動をした感じになるはずです。
映画のシナリオが見つかるサイト:The Internet Movie Script Database
『The Devil Wears Prada(プラダを着た悪魔)』は、オフィスでの会話が練習できておススメです。
室内ランニングをしながらシャドーイング
室内ランニングはいつでもどこでもできて便利ですが、問題は、飽きてしまって続かないこと。そこで、YouTubeで2~3分くらいの短い英語動画を選び、ランニングしながらシャドーイングをして、「動画が続いている間はストップしない」と決めます。
聞きながら後について言うのが難しければ、字幕を声に出して読むといいでしょう。声を出しながら走るので運動効果アップ。2~3分の動画を5本くらいこなせば、結構な運動になります。
シャドーイング練習に役立つサイト:Latest world news from the BBC
イギリスBBCニュースの、世界各地の話題を集めた動画再生リスト。2~3分程度のものを選んで使ってみましょう。YouTubeで「字幕」ボタンをクリックして字幕を表示、さらに「設定」で「再生速度」を「0.75」にすると、後について言いやすくなります。
発音練習でリフトアップ
英語を話す人の口元をよく見てみると、日本語を話すときよりも口がよく動いているのがわかります。英語の発音練習をしながら顔の筋肉を鍛えると、リフトアップの効果が期待できます。
鏡を用意し、YouTubeの発音練習動画を見ながら、口の形が動画と同じになるように練習します。顔の筋肉を動かすには母音の練習が役立ちますが、くちびるをピッタリ合わせる[m]の音なども要チェック。10分も続けていると、口の周りが疲れてきます。
発音練習に役立つサイト:British pronunciation, BBC learning English
自分の顔を鏡で左から見ると、動画とピッタリ同じ角度になります。[p]の音では口の前に置いた紙が息で揺れるなど、細かい指導をしてくれます。
英語を使って体を動かすことを習慣にしよう
体を動かしながら英語を覚えると、脳が活性化されて、より記憶しやすくなるそうです。普段の生活の中でも、活動しながらできるだけそれを英語で言ってみてください。単語を忘れないようにするとともに、新しい語を体で覚えていくようにしましょう。
体を動かしながら、動作を英語で言ってみる
「stand on your toes(つま先立ちをする)」「twist your hips(腰をひねる)」など、体の動きに関する英語表現は、ごく簡単なものでも意外に知らなかったりします。そこで、室内で軽く体を動かしながら、その動きを英語で口に出して言ってみて、表現の意味を体で覚えましょう。
体の動きに関する英語表現:
stand on your toes(つま先立ちをする)
bend forward(前屈する)
bend backward(背中をそらす)
twist your hips(腰をひねる)
put your arms up(両腕を上げる)
straighten your back(背筋を伸ばす)
エクササイズをしている動画を見て、体を動かしながら、動画で使われている表現を声に出して言ってみるのもいいですね。
英語のエクササイズに役立つサイト:30-Minute No-Equipment Full-Body Toning Workout
Toning Workoutとは、「体を鍛えるエクササイズ」のこと。stretch it out(伸ばして)、side to side(横から横へ)と、体を動かしながらそれを表す英語を言ってくれるので、さまざまな表現が覚えられます。YouTubeで「字幕」ボタンをクリックし、字幕を表示させながら聞いてみてください。
外出ついでに、目に映るものを英語にする
気分転換や買い物で、1日に1回くらいは外に出ることがあるでしょう。そんなとき、I passed the book store.(本屋を通り過ぎた)、The road is under construction.(道路が工事中だ)のように、目に映るものを頭の中で英語にしていきます。
日常の中でなじみがあるものを英語にしていくことで、英語が記憶に定着しやすくなります。特に用がないときでも、英語で考えるために散歩に出かける、Walking in English(英語ウォーキング)の時間にしてもいいですね。
英語ウォーキングに役立つサイト:Walking NYC
ニューヨークの街を歩きながら、This intersection is so busy.(この交差点はとても人が多い)といったように説明してくれるので、街歩きをしながら見たものを英語にするための参考になります。
家にいる時間が長くなると、レアジョブのオンライン英会話レッスンは、英語の勉強というだけでなく、誰かと話をするための貴重な機会となります。「最近特に変わったことがない」「何も話すことがない」なんていう人も、家で英語を使って体を動かす活動を続けていれば、先生に話したくなる、新しい話題が生まれます。
I’m reading the script of “The Devil Wears Prada.”(今、『プラダを着た悪魔』のシナリオを読んでいるんです)、From the news I watched, …(私が見たニュースによると)といった話題を出して、先生との会話を盛り上げましょう。次のレッスンのために、家の中での英語活動にさらに力が入るはずです。
まとめ
英語での活動を実践したら、1日の終わりに記録をつけておきます。例えば、このように書いてみましょう。
・Read aloud “The Devil Wears Prada” 10 minutes
(『プラダを着た悪魔』を音読10分)
・Shadowing while running 15 minutes
(ランニングしながらシャドーイング15分)
・Pronunciation practice 10 minutes
(発音練習10分)
・Toning Workout 10 minutes
(体を鍛えるエクササイズ10分)
・Walking in English 30 minutes
(英語ウォーキング30分)
このように書き出すと、「今日はToning Workoutが短かったから、明日は長めにやろう」などと、自分で振り返ることができます。「運動しなきゃ」「英語を勉強しなきゃ」と思うとなかなか実行できなかったりしますが、「運動できて英語力アップにもなる」と思えば、自分から進んで体と口を動かせるようになるかもしれませんよ。
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