その英語、合ってる?アプリで自分がしゃべった英語を添削しよう

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英語を話しているときに、「今、複数形のsをつけてなかった?」「動詞を過去形にしていたかな?」と、後からいろいろ気になってしまうことがありますよね。しゃべりたいことをわざわざ書き出して見直すのは面倒ですが、AIを活用したアプリやサービスを使えば、話したことを自動的に文字に起こして添削することができます。サービスの具体的な使い方と、英語学習に生かす方法をお教えしましょう。

Otterを使って英語でしゃべったことを文字にする

オンライン英会話レッスンなどを録音して、自分の英語を後から確認している人はいるのではないかと思います。聞くだけでもいいのですが、文字にして見直したら、自分のしゃべっている英語が正確かどうか一目でわかります。まずは「話したことを文字にする」ための方法をご紹介しましょう。

英語音声の文字起こしに特化したアプリ

文字起こしをするためのアプリにはいろいろありますが、英語音声に特化したAI活用アプリOtterは、精度が高くおススメです。パソコンでもスマートフォンでも使用することができます。

英語音声書き起こしアプリ「Otter」

音声やビデオファイルの文字起こし1カ月3ファイルまでといった制限がありますが、無料で利用できます(有料版は無制限)

アプリに話しかけるだけでも使える

使い方としては、例えば以下のような方法があります。

a.録音ボタンを押して、アプリに話しかける。
b.英語で会話をしているときに、アプリで録音しておく。
c.音声や動画ファイルをアプリに読み込む。

aとbの場合、リアルタイムで文字起こしをしてくれます。cもファイルを選択すれば自動的にテキストを生成します。

ファイルを書き出す

まずは生成されたテキストを読んで、思いがけないミスがないかどうか、簡単にチェックしてみましょう。さらに、添削アプリで使用するために、「Export」を選択してテキストファイルとして書き出しておきます。

Grammarlyを使って英語のミスを添削する

Wordのようなワープロソフトにはスペルミスを指摘するといった校正機能がありますが、英文添削サービスを使用すると、文法の間違いや不自然な言い回しなどを見つけ、正しい言い方に直してくれます。Otterで書き出した英文ファイルを読み込んで添削してみましょう。

文法や語彙選択の間違いを直してくれるサービス

英語圏のネイティブたちにも広く使われているのは、AIを活用した「Grammarly」という添削サービス。文法ミスや不適切な語彙選択を指摘し、代案を出してくれます。英文を書くときにも役立つので、アカウント登録しておいて損はないはず。

英文添削サービス「Grammarly」

無料で利用できますが、無料版では主にスペルミスや文法の間違いを指摘、有料版ではより自然で読みやすい言い方にするための語彙選択を提案してくれます。

スマートフォンでも「Grammarlyキーボード」というアプリがあり、入力中の文法ミスなどを指摘してくれますが、しゃべったことを書き起こしたものを添削するには、今のところウェブのサービスを利用するのが便利です。

テキストを読み込むと自動で添削

Otterで書き出したテキストをGrammarlyで読み込むと、自動的に添削が始まります。短い文章の場合は、OtterのテキストをGrammarlyへコピー&ペーストしても大丈夫。

自分が間違いやすいところを見つけよう

実際に話したことをOtterでテキストにして、Grammarlyで添削してみました。

A: Do you like Japanese food?(日本料理は好きですか?)

B: Yes, I’ve tried some. I especially like sushi. Or what do you recommend?(はい、いくつか試しました。特に寿司が好きです。もしくは何かおススメがありますか?)

A: How about yakitori? It’s a good example of the Japanese food.(焼き鳥はどうですか?日本料理のいい例です)

B: Do you know any good place to try yakitori?(焼き鳥を食べてみるのにいいところを知っていますか?)

A: Yes, I know some good restaurant and you can find yakitori stalls on the streets of Tokyo. Yakitori and beer are great match!(はい、いいレストランを知っています。それに、東京のストリートには焼き鳥の屋台があります。焼き鳥とビールはすごく合いますよ!)

添削ポイント:

1.a good example of the Japanese food⇒a good example of Japanese food

Japanese food(日本料理)は一般的なものなので、このtheは不要。

2.some good restaurant ⇒ some good restaurants

restaurantsのsが抜けていた。

3.Yakitori and beer are great match ⇒ Yakitori and beer are a great match

great match(すばらしい組み合わせ)には冠詞aをつける。

なんとなく入れたり抜かしたりしてしまう冠詞や、単数・複数形にすべきところを指摘してくれます。これを繰り返すうちに、自分が間違いやすいところを発見できるはず。

Grammarlyはさらに、Clarity(明瞭さ)、Delivery(話し方の的確さ)などを評価して、会話文の総合スコアを出してくれます。会話を上達させたい人は、Otterにどんどん話しかけて、Grammarlyに添削・評価してもらうといいでしょう。

AIができること、できないことを理解して実践練習

AIを使ってかなり高度なこともできるようになりましたが、英語学習に活用するには、AIができること、できないことを理解しておくことも大切です。

AIができること、得意なこと

・文法上のミスを見つける。
・適切な表現を使って話せている(書けている)かどうかを判断する。
・評価を数値化する。

AIにできないこと、苦手なこと

・内容の面白さを判断する。
・言外の意味をくみ取る。
・「うれしい」「悲しい」など聞き手・読み手の感情を推測する。

相手に興味を持ってもらえる話題かどうかは、やはり人間である自分自身が考える必要があります。それを適切に表現できているかどうか、AIに判断してもらいましょう。

実際に外国人と話して添削してみるには

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