街に外国人観光客の姿が増え、駅で英語のアナウンスが流れたり、案内標識が英語で書かれるようになったりしています。そこで、自分の身近なところにある案内板の日本語を、自分で英語にする練習をしてみましょう。キーとなる言い方を押さえておけば、いざと言うときに、外国人に英語で教えてあげられるようになるかもしれませんよ。
交通機関の案内を英語にしてみよう
駅の中では、次第に英語で書かれた案内が増えてきました。日本語のものを見かけたら、自分の頭の中で英語にする練習をしてみましょう。参考になる言い方をご紹介します。
ゴミはお持ち帰りください
Please take your trash with you.
電車の中で出したゴミは、駅のtrash can(ゴミ箱)に自分で捨てることになっています。trashは一般に紙くずなど乾燥したゴミ、garbageは生ごみ、wasteは「廃棄物」で「ゴミ」という意味でも使われ、イギリスではよくrubbishとも言います。
身の回り品にご注意ください
Please keep an eye on your belongings.
「自分の持ち物から目を離さないでください」ということ。keep an eye on ~は「~から目を離さない、見張る」、belongingsは「持ち物、所有物」。
携帯電話での通話はご遠慮ください
Please refrain from talking on your cell phone.
「~を遠慮してください」にはよく、refrain from ~(~を避ける、控える)が使われます。refrain from smoking(喫煙を控える)、refrain from talking(おしゃべりを控える)などもよく見かける言い方。
右側通行
Keep right.
日本の駅の階段や通路は、よく「右側通行」「左側通行」と決まっています。Keep right.はright(右側)をkeep(維持する)ということ。エスカレーターでは、関東ではStand on the left.(左側に立ってください)、関西ではStand on the right.(右側に立ってください)ということになります。
道で見かける案内板を英語にすると?
街の中にはよく「~しないでください」という貼り紙がありますよね。何が書いてあるのか、外国人も気になっているのではないでしょうか。英語で説明すれば、日本のマナー事情を説明できるかもしれません。
立入禁止
No trespassing.
trespassは「不法侵入する」ということ。No entry.(進入禁止)やRestricted area.(制限されたエリア)と言うことも。「関係者以外立入禁止」ならStaff only.です。
通り抜けできません
No through traffic.
例えば道路が行き止まり(dead end)になっていて先へ進めない場合など、こう言うことができます。throughはここでは「通り抜けられる」という形容詞。
自転車放置禁止
Leaving bicycles unattended in this area is prohibited.
unattendedは「付き添っていない、放置された」ということで、leave ~ unattendedは「~を放置したままにする」ということ。「放置自転車は撤去します」だと、例えばUnattended bicycles will be removed.となります。removeは「除去する、取り去る」ということ。
イヌにフンをさせないでください
Please clean up after your dog.
poop(フン、ウンチ)といった言葉を使わず、clean up after ~(~の後、掃除する)として「イヌの後は掃除をする⇒イヌのフンを掃除する」と伝えるようにしています。公の場では直接的な表現はあまり好まれないようです。
お店に英語で案内を貼り出そう
外国人客が急に増え、大あわてで英語の貼り紙を出しているお店もあるようです。それぞれの場面でどう表現すればいいかを考えて、適切な言い方ができるよう心がけましょう。
近隣のお店の前での飲食はご遠慮ください
Please don’t eat or drink in front of other stores.
walk and eat(食べ歩き)がはやっていますが、周囲のお店に気をつかっているところは多いようです。Please refrain from eating or drinking ~と、refrain fromを使ってもいいでしょう。
トイレットペーパー以外は流さないでください
Please flush only toilet paper.
トイレを「流す」はflushと言い、「トイレットペーパーだけを流してください」という言い方を使います。
お静かにお願いします
Please keep your voice down.
大人がリラックスして過ごすための店であれば、こう書かれていることもあるでしょう。keep your voice downは「声を落とした状態を保つ」、つまり「小声で話して」ということで、図書館などまったく話さないでほしい場所ならPlease be quiet.と言います。
案内板の英語を使って会話をしてみよう
公共の場やお店での禁止表現を知っておくと、気づかずマナー違反をしてしまっている外国人に、丁寧に注意してあげることができるかもしれません。例えば、以下のような場面で活用してみてください。
<新幹線で>
A: Please take your trash with you.(ゴミは持ち帰ってください)
B: Uh, OK.(ああ、わかりました)
A: You can throw it away in the trash can on the platform.(ホームのゴミ箱に捨てられます)
B: Thank you, that’s helpful.(ありがとう、助かります)
<お店で>
A: Please don’t eat or drink in front of other stores.(近隣のお店の前では飲食しないでください)
B: OK, no problem.(はい、わかりました)
A: Let them know when you finish. They’ll keep your trash.(終わったらお店に教えてください。ゴミを預かってくれます)
B: Great. Thank you.(よかった。ありがとう)
英語で案内できるようになるには
初回レッスンのレベルチェックをもとに日本人カウンセラーがあなたのためにアドバイスします。
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