レアジョブ英会話を始めたときは1カ月でやめるつもりだった!?
Q:「レアジョブ英会話」を始めたきっかけは?
「レアジョブ英会話」はTOEICで満点を取るために始めたんですよ。必要に迫られてのことだったんです。
5年ほど前に『AERA English』という英語学習雑誌からの「TOEIC 900点ホルダーがTOEIC SWテストを受けたら何点取れるのかという企画に参加してほしい」という依頼を受けたんです。当時保持していたTOEICのスコアは970点が最高点でした。お話をいただいてから1カ月間、TOEIC SWテスト受験のための準備をしてから受験をするという企画だったんですが、それまでスピーキングとライティングなんてただの一度もやったことがなかったんです。人生において人と英語で話したり、英文メールでやりとりしたりした経験は一切ありませんでした。
「これは大変なことになってしまった……」とかなり焦りましたね。ライティングに関しては、ちょうどそのころ普及し始めた“Lang-8”(ランゲート:外国語で書いた文章をその外国語のネイティブに無料で添削してもらえるSNSサイト。外国人が書いた日本語の文章をこちらが添削してあげるなど、相互添削型なのが特徴)を利用しました。TOEIC SWテストの公式問題集にある英文を参考にして、自分で作った英文を毎日Lang-8にアップして添削してもらいました。Jacobくんというアメリカの高校生をはじめ、多くの外国人の方たちが毎日熱心に付き合ってくれたおかげで、どんなふうに書けば自然な英文になるのかもよくわかり、非常に役立ちました。
でも、スピーキングに関しては仮にそれから週1回英会話学校に通ったとしても、TOEIC SWテスト本番まであと4回しか行くことができない。それじゃ絶対にTOEIC SWテストに間に合わないと慌てふためきながらネットで検索して見つけたのが「レアジョブ英会話」だったんです。迷っている暇はなかったので即入会し、TOEIC SWテストまでの1カ月は、「レアジョブ英会話」のレッスンを可能な限り受け続けました。
最初はTOEIC SWテストまでの1カ月でやめるつもりだったんですが、その後もやめずにレッスンを受け続けて今に至っています。
Q:では、英会話の練習は、TOEIC SWテストのために「レアジョブ英会話」のレッスンを受けたのが初めてだったんですね?
はい、そうです。そして、英会話の練習に関しては今でも「レアジョブ英会話」以外ではやったことがありません。特にほかでやってみたいと思ったこともありません、それだけ満足しているからでしょうね。不満があれば、もうすでにどこかほかのところに乗り換えていたかもしれませんからね。
Q:『AERA English』の記事の企画のために受けたTOEIC SWテストの点数はどうでしたか?
スピーキングが7割、ライティングは9割程度取れたので、まあ、何とか恥ずかしくない点数までは到達することができました。TOEIC(リスニング/リーディング)のベースがあれば、アウトプットすべきものはすでにインプットされている状態なんです。だから、あとはアウトプットであるスピーキングとライティングの練習をしっかりと行えばいいだけなので、TOEICでリスニングとリーディングを鍛えてきたことは本当に役に立っているんだなと実感しました。
毎日受け続けたレッスン、3週間後から変化を体感
Q:TOEIC SWテストの受験までの1カ月、ほぼ毎日Lang-8とレアジョブ英会話のレッスンを続けられということですか?
はい。最初は「これで本当に、TOEIC SWテストに間に合うのかな?」と非常に不安でしたが、3週間ぐらい続けると無意識に話せる、書けることの量がだいぶ多くなってきたと感じ始めましたね。言いたいこと、書きたいことが、あまり考えなくても瞬時に出てくるような感じです。個人差はあると思いますが、僕の場合は3週間ぐらいで無意識に出せるある程度のデータベースのようなものが備わったのかなと思っています。
そうなってくると、今度はその感覚を失いたくなくなるんです。その感覚を維持したいがために「レアジョブ英会話」のレッスンを受け続けるようになって、さらに強化されていくという好循環に入っていきました。
Q:TOEIC SWテストの受験企画が終わってからも「レアジョブ英会話」をずっと続けられているとのことですが、現在どれくらいの頻度でレッスンを受けてらっしゃいますか?
仕事の量の波にもよるので、ばらつきはけっこうあるのですが、少なくとも1回25分のレッスンを週に3~4回は受けています。
Q:「レアジョブ英会話」で、お気に入りに登録されている先生はいますか?
はい、十数名います。ごくたまに新しい先生にレッスンをお願いすることもありますが、顔なじみの先生だとこちらが何を求めているかをわかってもらえているので、お気に入りの先生とのレッスンが中心です。10人以上お気に入りの先生を決めておけば、土日や混み合う時間帯を避ければ、ほぼ誰かしらその先生方の中で誰かのレッスンを受けることが可能です。
Q:「レアジョブ英会話」で、先生を選ぶ際に何か基準にしていることは?
「初心者歓迎」という先生を選ぶと、僕の経験ではうまくいくな、というのがありますね。やさしく丁寧に教えてくれるというだけでなく、人柄も穏やかで優しいというのかな、相性がぴったりと合う確率が高い気がします。
レッスンの目的は会話を楽しむこと! 例えば、居酒屋で、英語だけで5~6時間のトークもOKです。
Q:TOEIC SWテスト後は、「レアジョブ英会話」のレッスンでは、実際にはどのようなことを主にやっているのですか?
TOEIC SWテスト後は、僕の場合は息抜きというか、楽しみとしてやっている部分が大きいですね。英語を使って楽しむための環境とでもいうのかな。試験のためにとか、プレゼンのための練習の場というような使い方ではありません。毎回半分はフリーで話して、あとの半分は、その日の「Daily News Article」(時事ネタを中心に幅広い世界のニュースを網羅した、レアジョブ英会話公式の記事教材)が面白そうであれば使ってみようかといった感じです。
Q:レッスンが楽しいからこそ長続きするのですね。「レアジョブ英会話」のレッスンが濱崎さんの英語力にプラスになっていると実感される瞬間は?
職場のひとつでもある大学に行きますと、英語のネイティブスピーカーの講師がたくさんいて、以前は気持ちの問題が大きかったと思うのですが、ネイティブの人がバーッと話しかけてきても、最小限に返答をするだけでさっさと会話を終わりにしていました。僕は引っ込み思案なので、人と話をするのは日本人相手だろうが外国人相手だろうが関係なく、基本的にあまり得意ではないのです。だから、なるべく関わらない、避けたいと思っていた。ひとりでいるのが好きなタイプなんです。ところが今は、むしろ環境さえあれば、いろいろと話をしてみたいな、と思っています。外国人と居酒屋にいるときも、5、6時間はずっと英語で話をすることができるようになった。仕事の場ではありませんが日常のある場面を、英語を使って不自由なく乗り越えられる力をいただいたように感じています。
Q:濱崎さんが周囲の人からオススメの英会話勉強法を聞かれることもありますか?
ええ、あります。英会話の練習は人生において「レアジョブ英会話」しかやったことがないので、オススメを尋ねられても一択で「レアジョブ英会話」しかオススメすることしかできません。「自分が試してみて良いと感じたものだけしか絶対に勧めない」という信念もありますから。
僕が教えている中にも、英語を話せるようになりたいと思っている学生は本当に多いですね。TOEICで目標のスコアを取ったら、次は話したい、もしくは留学したいと考える学生が多いです。また、CA(キャビンアテンダント)になりたい学生が集まっている学部でも教えているので、「どうしたらスピーキングの力は伸ばせますか?」という質問をよく受けます。
学生だと時間があるから英会話学校に通う時間もあるのではと思うかもしれませんが、授業にバイト、そしてサークルなど、意外と彼らには時間がなくて、英会話学校は選択肢として残らないことが多い。決まった曜日の決まった時間に、決められた場所に行くのは手一杯で難しい。そんな彼らのニーズに「レアジョブ英会話」は合っているということもあり、「空いた好きな時間で受けられるよ」と伝えると、すぐに始める生徒たちがけっこういます。また、費用がかなり安いこともすぐにスタートするための後押しになっていますよね、間違いなく。
Q:「レアジョブ英会話」を始めた教え子たちの会話能力は伸びていますか?
ええ、伸びていますね。かなりの伸びを感じます。「もっと早く始めれば良かったです」という声をよく聞きます。そして、彼らは例外なく英語で話すことが好きになってきていますね、「レアジョブ英会話」を始めたことをきっかけにして、とても積極的になった子が多い。英会話はやはり場数を踏むことが重要ですから。「どうすれば英語を話せるようになりますか?」という質問への究極の答えは、結局のところ「毎日英語で話していれば、話せるようになりますよ」なんです。
TOEICをがんばって夢を追いかけている人たちに、自信と誇りを持ってほしい。
QTOEICテストで990点を20回以上も獲得され、外国人と英語で5、6時間も会話ができるようにもなった今、何か違う目標はありますか?
今までもそうですし、そしてこれからも、僕はずっとTOEICと向かい合って生きていくつもりです。TOEICは本当に難しいテストなので、まだまだ極めたという気には全然なれていないですね。一度たりとも「今回のテストは簡単だった」と思えたことがありません。10回、20回と満点を取るようになっても、毎回試験中には「今回はこういうふうに来たか。さすがETS(TOEICテストの開発、運営、試験結果の評価を行っている団体の略称)、もっともっと精進せねば」という気にさせられます。
TOEICテスト対策の講義を行う立場である者として、「自分が世界で1番TOEICの勉強をしている、研究をしている」という次元を目指し続けていきたいと思っています。もちろん僕よりもTOEICテストに対する造詣が深い方たちが世の中には何人もいるであろうことは理解しています。ですが「TOEICテストのための勉強が絶対に自分の力になるんだ、絶対に将来につながるんだ」と信じてがんばっている人たちの夢を助ける役割を担うつもりでTOEICと向き合っているという点においては、僕は絶対に世界一であり続けるんだ、という思いを持って生きています。だからこの世に存在する限りは、TOEICテストを受け続けますし、研究し続けます。僕が本気でTOEICに取り組む姿勢を見せ続けることが、TOEICの勉強をがんばって夢を追いかけている人たちが自信と誇りを持てるようになることにつながると、頑なに信じています。
TOEICテスト対策用の本を書くときはいつも「これがベストの教え方だ、学び方だ」と思って書いているのですが、後になって「やっぱりこうしたほうが良かったかな」、「ああするべきだったかな」と、改良点を思いつくことがよくあるんです。大学や企業の講義などには、それらをすぐに反映させていくようにしていますが、改良点が出尽くした気はまだ全然していません。「出尽くした」と思ったときは、やめるときかもしれませんね。
これからもTOEICと「レアジョブ英会話」の2本立てでいきます。
Q:TOEICテスト対策の研究と並行して、「レアジョブ英会話」も今後ずっと続けられていきますか。
はい、そのつもりです。この2つを一緒に続けていけば、多くの人が欲しいと考えている英語力は必ず手に入ると思っています。ライティングが欠けてしまいますが、瞬発力が必要なスピーキングができるようになれば、時間をかけられるライティングはある程度のレベルまでは問題ないと考えています。ライティングの場合は、すべてを頭の中からひねり出す必要もないので、引用をしたり、ひな形を参考にして文章を作ったり、何とかなりやすい技能でもあります。もちろんしっかりとライティングを学び、より洗練された英文を書きたいのであれば、それなりの対策が必要だとは思いますが。
またモチベーションの面から見ても、TOEICの勉強をやり続け、ある程度のスコアが取れるようになると、今度は英語を話したくなってくる。じゃあ、「レアジョブ英会話」をやってみようというのは自然な流れではないでしょうか。最初は英会話から英語の世界に入ったのだけれど、途中仕事でTOEICのスコアが必要になったという場合であっても、2つを並行してやるのがベストだと思います。TOEICでリスニングの勉強をやっておくことは、会話の聞く部分の訓練につながるので、やっぱりTOEICと「レアジョブ英会話」の2つを一緒にやるのが理想ですね。それを僕が体現し、証明し続けていきたいと思っています。
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