忙しい人の TOEIC(R)テストとビジネス英語の同時学習法

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4月24日(金)、渋谷にて、クロスメディア・ランゲージ主催 レアジョブ共催のセミナー「『忙しい人の TOEIC(R)テストとビジネス英語の同時学習法』出版記念セミナー〜オンライン英会話を仕事に活かすために大切なこと〜 セミナー&サイン会」が開かれました。嬉野さんのTOEIC&オンライン英会話をフル活用した英語学習の秘訣をQA方式で紹介します。一部、実際のセミナーの様子を動画でもお届けします。

【動画で一部ご紹介 Part1】
この本で伝えたいこと

「今からでも、留学経験がなくても、英語を仕事で使えるようになる。」

これが、セミナーの冒頭で嬉野さんがきっぱりと言い切った言葉です。嬉野さんは36歳で一念発起して英語学習を始め、留学や海外滞在などの特別な経験を経ずに仕事で英語を使うチャンスを手にしました。やろうと思えば日本にいても英語が使えるようになる、そのための方法をセミナーでは詳しくお話しいただきました。

Q:英語学習を始めようと思ったきっかけや36歳というタイミングはなぜかを聞かせてください。

年齢は特に関係ありません。36歳の時のお正月に「今年こそ」と一念発起して、TOEICテスト受験に向けた学習を始めました。それからオンライン英会話を始め、英語を話せることが楽しいと思えるようになったのです。Twitterなどで英語学習仲間に出会えたことも大きいです。「もう若くないから」とか「今仕事で使わないから」などとあきらめる必要はありません。思い立ったらさっそく始めましょう。

【動画で一部ご紹介 Part2】
英語学習のPDCA・SMART・SWOT

オンライン英会話&TOEICをフル活用する

Q:英会話の適切な受講頻度はどのぐらいですか。

オンライン英会話は、初めは週2-3回でもいいのではないかと思います。予習復習、またそれ以外のインプットの学習も大事なので、それで毎日レッスンだと、結構大変です。ただし、来月英語の会議がある、などの理由がある人は、少しでも多く英語を話す機会を作ってください。

Q:TOEICの効果的な活用方法はありますか。

嬉野克也さん出版記念セミナー1

TOEICは自分の学習の効果を「数字」にしてみることができるので、モチベーションを持って学習を続けるために有効です。そして、TOEICのコンテンツは「ビジネス英語」の学習に最適です。ビジネスではTOEICよりも遅い、あるいは訛りのない英語にはほとんど出会いません。TOEICのリスニングのバリエーションとスピードに慣れれば、ビジネスで英語が聞き取れる可能性が上がります。内容を見てもTOEICに対応できればビジネス英語対応能力は十分と言えると思います。

ビジネスにおける英語は「エクセル」と同じ

Q:オンライン英会話の能動的な受講方法を教えてください。

自分が仕事で使う(あるいは旅行などで使う)シチュエーションをしっかりと想像し、ロールプレイングの準備スクリプトを作ります。そして、それを先生に直してもらってわかりやすい言い回しに直して、先生を相手に練習を繰り返すことです。仕事における英語は職場での「エクセル」と同じです。自分が仕事で全く使わないマクロやピボットテーブルの操作方法を熟知してどんな質問にもすぐに答えられる人はそんなに多くいませんよね。
自分の仕事で使う範囲でエクセルをマスターしている。英語もそれと同じでいいんです。「自分はこの場面で英語を使いたい」という目標をしっかりと作って、それに向けた準備ができればいいんです。そして、それをオンライン英会話という模擬的な場面で練習する。その繰り返しで自信がつきます。

モチベーションと時間コントロールがすべて

Q:どのようにしてモチベーションを保てばよいでしょうか。

嬉野克也さん出版記念セミナー2

やる気スイッチが入る小さなアクションを持つことです。オンライン英会話でお気に入りの先生を見つけて話す、気に入っている英語の文章を音読する、X JAPANのYOSHIKIさんの英語のインタビュー動画を見る、など自分が好きなこと×英語という組み合わせを決めておきます。声を出してやるアクティビティはやる気が出る確率が高いのでオススメです。大切なことは、そもそも誰にとってもモチベーションは続きにくい、ということを事前に知っておくことです。仕事も、「今日はやる気が出ないから手を抜こう」とはならずに、ちゃんとやりますよね。それと同じで、「モチベーションに頼らずにやる」という側面も持っておくといいですよ。

Q:スキマ時間はどのように作っていますか。

「スキマ時間」だけで英語力を向上させることは難しいです。社会人になってから英語を学ぶ上では「投資対効果」が重要です。そこで、お金や時間の「投資」に対し、バランスのよいリターン(必ずしも収入が上がる、という意味だけではなく、英語を使えなかったら得ることのできなかった経験、体験を含みます)を目指しましょう。そのためには、これまで何かをしていた時間の代わりに英語学習を入れ込むことが必要です。一生続くものではありません。ある期間割り切って英語に時間を投資しましょう。とはいえ、時間を一分も無駄にしないためには「時間の切り取り方」を変えましょう。おすすめなのは通勤時間の活用で「早起きしていつもより一本早い電車に乗る」「急行ではなく各駅停車に乗る」などして、電車の中の英語学習時間をこれまでより多くとることです。

【動画で一部ご紹介 Part3】
英語学習のROI(Return On Investment)・オンライン英会話の費用対効果を高める方法

ワクワクしなくては始まらない

嬉野克也さん出版セミナー3

何よりまずワクワクしなくては学習が続きません。「妄想」が大切です。英語がまだ話せない時、「職場の素敵な女性が、僕が流暢な英語で電話対応するのを見て『嬉野さんかっこいい』とため息交じりに言ってくれる」ことを妄想しました。そして、何年か経ち、実際にそれに近いことが起きました。リアルに妄想すること、そこが「英語ができる自分」へのスタートポイントです。

このほかにも、オンライン英会話でのロールプレイングの詳細や、TOEICリーディングパートの取り組み方、文法へのアプローチ方法、他にもやるべきことがたくさんある中でどのように英語学習に集中するか、など多岐にわたってお話をいただきました。今後のコラム、著作、講演会も企画中です。ご期待ください!

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