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秋になり、だんだんと涼しい日が増えてきました。これから冬にむけて、風邪などひかずに過ごしたいものですが、わが家は早くもお腹の風邪のウイルスにやられています。お子さんがいる方は、このウイルスがどんなに感染力が強いかご存知だと思います。ええ、簡単に親にもうつります。ここ何年もの間、夫、娘、そして私の三人は、そろってノロウイルスに感染しています(しかもクリスマスに)。私がサンタに望んでいるのは、もはやプレゼントではないのです!
「胃」と「お腹」を表すstomach
私が戸惑った日本語の一つに、「胃」と「お腹」があります。英語では、このどちらもstomachで表します。つまり、胃から下腹部にむけての全体がstomach。そのため私は「胃」と「お腹」の違いがなかなか理解できませんでした。特に「胃腸炎」に関して話すときはなおさらです。胃が痛いのか、お腹が痛いのかと言われても、なかなかぴんとこなかったのです。日本では普通に、皆さん使い分けていますが、私は慣れるまでに時間がかかりました。
英語では大抵の場合、stomachで事足ります。胃なのか、お腹なのか区別をつけて話すことにはなりませんが、簡単ですよね。
ですから「お腹の風邪にかかった」と言いたいときには、こんなふうに言うことができます。
My stomach hurts. (お腹(胃)が痛いです)
I have a stomach ache. (腹痛(胃痛)がします)
I have a stomach bug. (お腹の風邪にかかっています)
先生がくしゃみをしたら
レッスン中に先生がくしゃみをしたことはありませんか? その時に何か声をかけてあげましたか? たぶん何も言ってないですよね。日本ではそれが普通ですから。でも英語圏では大抵の場合、くしゃみをしたのに、誰も何も声をかけてあげないのは、とても不自然なのです。くしゃみをするとすぐに、だれかが“Bless you.”と声をかけます。先生の国でもきっと“Bless you.”は習慣になっているのではないかと思います。
私自身は日本に長いこと住んでいるので、くしゃみの後の沈黙にも慣れましたが、日本に来たばかりの頃は、その沈黙にひどく気まずい思いをしていました。実際のところ「誰も私に“Bless you.”と言ってくれない!」と、ちょっとヘコんでいました。なんというか、ひとり気まずい思いをしていたわけです。今思えばバカみたいなことですが、それがなくなるまでは気がつかない慣れ親しんだ習慣、というのが私たちにはあるものです。
私にとって“Bless you.”は、まさにそんな習慣の一つでした。日本に来てはじめて、「くしゃみをしたら、“Bless you.”って言ってほしいんだ」ということに気がついたのです。
“Bless you.”はもしかすると宗教的な意味合いがあるように響くかもしれません。実際にこのフレーズは“God Bless you.” を短くしたものですが、もはや宗教的な意味はありません。道で誰かにぶつかった時に、“Excuse me.” と言うのと同じで、礼儀の一つとなっています。知り合いでなくても使います。アメリカでは、私がくしゃみをすると周りのだれか(知らない人でも)が声をかけてくれたものです。
もし、次に先生がくしゃみをすることがあれば、すかさず“Bless you.”と言ってあげましょう。きっとその場がなごむでしょうし、先生によい印象を与えることができますよ。挑戦してみてくださいね!
by カリン・シールズ
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