計画を立てるのが苦手な人のためのTOEIC1カ月前から当日までの勉強スケジュール

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TOEIC公開テストが終わった後は、次へのテストに向けて作戦を立てることが大切です。今回は、そんなみなさんに向けた「試験1カ月前〜当日のスケジュール」をご提案したいと思います。

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1カ月前:英語(TOEIC)に触れ続ける環境を作ろう
2週間前:Part 別の学習を進めよう
1週間前:一度解いた模試に取り組もう
前日:早く寝よう
当日:頭を英語モードにして臨もう
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ぼくの今までの経験や現在の学習内容をご紹介しながら!

1カ月前:英語(TOEIC)に触れ続ける環境を作ろう

いきなり勉強をし始めても、何をどれだけ取り組めばいいのかわかりません。
自分の学習環境を徹底的に整備することから始めましょう!

まずは、自分の実力を自己分析です。
自己分析と聞くと、まるで就職活動のようですが、学習でも必須です。
学習や試験をしては自己分析のサイクルがうまく作られるといいですね!

その自己分析の仕方ですが、ざっと次のような流れです。

1.自分のスコア(実力)を確認する

自分の現在の力と向き合いましょう。
辛い時間だとは思いますが、ここがこの後の行き先を決めてくれますからね!

・スコアシートを見る
・前回の TOEIC の手応えを思い出す
・模試を解いてみる

どれも自分の苦手な項目を見つけたり、できない問題を洗い出したりする作業です。
ぼくは試験後に毎回テストの振り返り記事を書いたり、
スコアシートが帰ってきた後に自分のスコアを分析したり、
必ず自分の今の力を把握するようにしています。

短めの英文を聞き取る項目が弱いと気づけば、Part 1,2 に取り組みます。
Part 5 の語彙の項目が弱いと気づけば、語彙強化に取り組みます。

2.固定をして毎日続けられる習慣を作る

耳にタコができる言葉ですが、「継続は力なり」という言葉は間違いありません。
みなさんもその「継続」を行うための環境を作りましょう。
学習を続けるにあたって、次の3つを決めてはどうでしょうか?

・内容(=どのPartを、何の教材を用いて行うか)
・時間(=どのタイミングで勉強するか)
・場所(=どこで勉強するか)

ぼくが今まで自分の学習を振り返ってみて、
これら3つのことを決めるときのコツだと思うのは、

・欲張らない
・少しの時間でもいい

ということですね。

とかくやる気があるときには「あれもやろう」「これもやろう」となりがちです。
それで、やる気が落ちてきたときに「あ、できなかった」とヘコむわけです。
いつかしらにはそういうことが起こるので、前もって避けておきましょう。

学習する内容を少なめに設定しておくことです。
もし「もっと学習したい」となったら、そのときに足せばいいですよね!

あとは、仕事やプライベートで忙しく、時間が取れない可能性がありますから、
5分でもできることを作っておくと、毎日続けられやすいです。

ということで、ここまでで決めた内容をスタートしていきましょう。

2週間前:Part 別の学習を進めよう

最初の自己分析に則って、がんがんやっていきましょう。

ぼくの経験上、気をつけておいてほしいことは、
リスニングとリーディングのバランスを考えながら学習することです。
どちらかのセクションに偏ると、スコアも偏る可能性があります。
あるいは、怠ったほうのセクションのスコアが落ちる可能性があります。

ぼくはリーディングが伸び悩んだため、リーディングだけをやっていました。
リスニングはこの調子なら取れるだろう、と踏んでいたんですね。
すると、試験結果は、リーディングは上がったものの、リスニングが落ちたことがありました。

とにかく「細く長く」の精神で毎日取り組んでいきましょう!
苦手な Part も触れ続けるうちに、身近になっていきますからね。

1週間前:一度解いた模試に取り組もう
ここまでは Part 別に学習を進めてきたと思いますが、
1週間前は試験に照準を合わせていきましょう!
そのときにうってつけなのは「模試」です。

ただ、ひとつ注意したいのは新しい模試に取り組まないことです。
理由はいたって単純で、間違えるとヘコむからです。

この時期には新しい知識を取り入れるというよりは、
今まで学んだ知識を定着させる時期だと考えるといいですね!

ちなみに、ぼくは「1日1模試」をしていたことがありました。
ここで言う「模試」とは回答はもちろんのこと、復習まで含みます。
しかし、時間的にきつかったのを記憶しています……。

「2日1模試」「3日1模試」など、取り組み方はいろいろとありますから、
ご自身のレベル(スコア)によって変更するといいですね。

1週間の始まりに「この曜日はこれだけやる」と決めてしまうほうが楽です。
ぼくはスケジュール帳に「月曜日:Part 1,2,5,6 問題演習」のように書いていましたね。

前日:早く寝よう

1週間前の計画を立てるときにひとつ大事なポイントがあります。
試験前日はないものと考える、ということです。

試験前日まで根詰めて勉強をしていては翌日に疲れが出てしまいます。
ここまで頑張ってきたご褒美として、体と頭に休息を与えましょう。

と言っても、「何かやっていないと不安」という方がいらっしゃるかと思います。
そういう方には、リスニングの学習をオススメします。
特に、TOEIC運営委員会が出している『新公式問題集』をやるといいですね。
この本のナレーターと本番のナレーターはほぼ同じです。
ですから、本番と同じナレーターの声や話し方に慣れることができますよね。

ぼくは前日はいつも公式系の教材を使っているのですが、
負荷をかけて<1.25-1.5倍速>で聞くことがありますね。
(普段から倍速で聞くことはやっているのですが、それはまたの機会に)

当日:頭を英語モードにして臨もう

試験当日は少しだけ早めに起きて、英語に触れてから試験に臨むとgoodです!
取り組むことに絶対のものはありません。
TOEIC の教材であれば何でもいいのではと思います。

ぼくの知り合いには模試を解いてから行くという奇特な方がいらっしゃいますが、それは例外として……。
ぼくの当日のメニューをご紹介しておきましょう。

・Part 3,4 の1.25-1.5倍速の音声を聞く
倍速の音声に合わせて、スクリプトを音読します。
かなり聞きなれたものを使って、頭を英語モードにしていく感じですね。
バスや電車の中などでは、聞くだけにしていますが。

・Part 5 約100問
こちらも解き慣れたものを使用して、一気に解きます。
先ほどの音声を聞くのは家で行い、こちらは会場に到着するまでに行う内容です。
Part 5 は鋭い反射神経が要求されますから、ガリガリと解いて勘を鋭くしておくわけです。

これでも時間が余るようであれば、ストレッチをするなど、
体を強張らせないように心がけています。

ここまで「1カ月前から当日までのスケジュール」を具体的に書いてみました。
いかがだったでしょうか?
これをこのままそっくり真似するというよりも、
参考にしながら自分なりのルーティーンを作りあげられるといいですね!

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