今回は、「せっかく英語を勉強するなら、仕事などで使って誰かの役に立ちたい!」と思う方が、どんな仕事を選んで、そのためにどんな学習法をすると実現しやすいのか?というテーマで、コラムを書かせていただきます。
自分にぴったりな、英語の仕事を選ぶポイントは?
英語学習を始めた当初は、「英語ができるようになったら、あんなことがしたい、こんなことがしたい」と、夢が膨らみますよね。
「仕事で英語を使う」といえば、海外を飛び回ったり、国内のオフィスであれば外国人を相手にプレゼンをしたり、または翻訳家や、東京オリンピックも近いですから通訳ガイドなど、様々な仕事が思い浮かび、わくわくしてきます。
その時に、どんな仕事で英語を活かすのが自分にとっても周りにとってもベストなのかを、できる限り具体的なところまでイメージしておくと、実現までたどり着く近道になり得ます。
ポイントは、三つあります。
1.強みを活かせるか
2.向き、不向き
3.需要と供給
社会人が就職・転職する際によく言われるようなことですね。英語を仕事に活かそうと考える上でもとても大切なことですので、順番に見ていきましょう。
1. 強みを活かせるか
好き嫌いというよりも、強みを活かせること、そこに英語を乗せるとうまくいきやすくなります。
例えば、洋画が観るのが大好きだから翻訳家になりたいと思ったけど、実は日本語に短く意訳すことが苦手で、英語のまま外国人と商談する方が得意だと気づくこともあるでしょう。
自分の強みは、なかなか自分ではわからなかったりしますから、人に尋ねてみるのが一番です。社内外の友達や上司・部下、家族など、いろいろな立場の人に聞いて共通する部分は、間違いなくあなたの強みです。それを活かせる英語の仕事は何か?と考えてみましょう。
2. 向き、不向き
これを見極めるポイントとして、長時間やっても苦にならないか、そして体調が多少悪くてもパフォーマンスを維持できるか、という二点を挙げさせていただきます。
仕事になる以上、例えば一日八時間、週五日といった長時間、コンディションやモチベーションといった波に左右されず、一定以上のパフォーマンスを出し続ける必要があります。
例えば、英語を書く仕事なのか、話す仕事なのか。書く仕事は、黙々とパソコンに向かう作業の時間も多くなりますし、話す仕事は、相手との会話の中で結構なエネルギーを使います。そのような、希望が現実のものとなった後の日々のルーティンワークを把握しておくことは、自分に向いているかどうかを判断する目安になります。
3. 需要と供給
これは、とても重要です。
例えば、英語力を強みとして外資系企業に転職したいと思ったとして、実際にはその会社は英語はできて当たり前という世界で、むしろ英語とは無縁に見えた日本企業の方が英語のできる人が少ないため重宝されてスキルをより活かせる、ということもありますからね。
実現するための学習法
次に、学習法についてです。
まず、英語の四技能であるリスニング、リーディング、スピーキング、ライティング(タイピング)、そしてボキャブラリー、発音、文法、TOEICのスコアといった各側面で、決定的な苦手を作らないようバランスよく取り組むのがおすすめです。
仕事は、専門性、得意なところを伸ばした方がいいと言われますが、英語のスキルについては、苦手箇所をつぶしておくことで、仕事で英語を使うチャンスを生かしやすくなります。例えば、英語を書く仕事がメインだったとしても、いつ何時、海外の取引先とSkypeや電話で英語を話す機会が訪れるか、わかりませんからね。
バランスよく学習する具体的な方法としては、TOEICで目安として800点取得を目指し、その過程でリスニング・リーディング・語彙・文法を身につけて、自分の仕事の具体的なシーンを描き、英文を作り、個人練習とオンライン英会話で徹底的にアウトプットを繰り替えすことをおすすめします。
もう一つ、大切なポイント
ひとたび英語を仕事で使うんだとターゲットを定めたら、一日あたりの学習時間を最大化して、できる限り短い期限で、狙ったレベルへの到達を目指した方がいいです。
理由は、チャンスはいつ来るかわからず、それこそ上司に「明日から英語を使う仕事をしてほしい」と任せてもらえるかもしれませんから、その時に「あと三ヶ月後にTOEIC800点を超えてから…」「オンライン英会話をもうちょっとやってから…」となると、「じゃあ他の人に頼もうかな…」と、せっかくの機会を逃しかねないためです。
そうならないように、チャンスが訪れた時にはREADY状態になっておけることを目指しましょう。
今回の記事は以上です。ご参考にしていただけたら、大変幸いです。
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