「ごめんなさい! ご飯に行く約束、リスケしてもらえる?」
日常生活で予定が変更されるなんてことは日常茶飯事ですよね。それは日本にいても、海外にいても同じこと。個人の予定にとどまらず、コンサートやスポーツの試合などのイベントが延期になる場合もありますよね。
今回は、そんなスケジュールにまつわる様々なシーンでの英語フレーズをご紹介します。
スケジュールの基本英語
スケジュールはその通り【schedule】ですが、スケジュールを調整するやスケジュールを抑えるなど、様々な言い回しがありますよね。ここでは、よくつかわれるスケジュールの基本英語を紹介します。
基本の英語フレーズ
I make out a schedule.
(スケジュールを立てる)
It’s on shedule.
(スケジュール通りです)
I have a schedule.
(予定があります)
I have to go according to schedule.
(時間通りにいかないといけない)
「スケジュールの変更」に関する4つの英単語(+1)
1. change the date:「日程を変更する」
日付を変更したい時の英語表現として、まずはそのまま直訳した「change the date」が思い浮かぶ方も多いはず。一番シンプルでどんなシーンでも応用が利く熟語です。
2. reschedule:「スケジュールを変える」
「reschedule」は「スケジュールを変える」ことを指します。最近では、日本語の会話でも「リスケできますか?」という言葉を耳にする機会が増えてきていますよね。
3. postpone:「延期する」
「延期する、後回しにする」という意味で、日程が延期される時に頻出の単語です。全く同じ意味の動詞表現としては“put off”があります。“Don’t put off till tomorrow what you can do today.”「今日できることは明日に先のばしするな(善は急げ)」ということわざと一緒に覚えておいてください。
4. rain check:「雨天順延/またの機会」
日程を変更する際に、英語ネイティブがよく使う単語の1つに「rain check」というものがあるのはご存知でしょうか?初めて見た方は、まさかこの単語が「延期」の意味を持つとは思えないでしょう。
スポーツの試合などが、雨によって開催できなくなる時に配られた「雨天引換券」がこのrain checkという単語の元々の意味。ここから派生して、「延期」、「またの機会」という意味を持つようになったのです。動詞表現にする際には、“get (take) a rain check”という形で使います。
(番外編)extend:延長する
上にあげた基本表現と区別が必要な動詞が「extend」です。辞書で調べると、「延ばす、延長する」という意味が含まれています。 なので、会議を”延期”したい時に、“extend the meeting”というと「会議を延長する」という意味になってしまいます。
このextendは、先の予定を繰り越すのではなく、“Will you extend the deadline (to…) ?”「締め切りを(……に)延長してくれますか?」など、手元に抱えている期限や、現在進行中のものを引き延ばす際に使われます
例文で解説!色んな場面の「リスケしたい」を英語で言うと?
日程を延期したい時に使われる英単語の種類、またそれぞれの意味を把握できたでしょうか? それでは、上記の5つの単語やフレーズをどのように使えばいいのか、日常でよく遭遇するシーンを想定した例文とともに紹介します。
友達との食事の約束に行けなくなってしまった時
どうしても外すことができない急な予定が入ってしまう時、ありますよね。
I’m sorry, but I still need to stay at the office. I can’t make it for our dinner. Can you change the date?
(ごめんなさい。まだ会社に残らないといけなくなり、今日のディナーには行けそうにもありません。日程を変えていただけますか?)
このフレーズでは「change the date」を使いました。「Can you〜?」は誰かに何かをしてもらう時の王道フレーズです。「Can」はどちらかというとカジュアルな雰囲気を持つため、より丁寧に表現したい場合は 「Could」にするといいでしょう。
日程変更を伝える時は、なぜそうしなくてはいけないのか理由を述べることもコミュニケーションを取る上でとても大事。この例文で用いている「I can’t make it (for…)」というフレーズは、「(……に)間に合わない・参加できない」という意味です。
任された仕事の締め切りを延ばしてほしい時
Would it be possible to extend the due date of our current project until next Thursday?
(現在のプロジェクトの締め切りを、次の金曜まで先延ばしにしていただけますでしょうか?)
ここでの重要ワードはextendです。プロジェクトは進行中のものであるため、「延期する」のではなく「延長する」という意味の単語を選ぶ方がベターなのです。
そもそも、締め切りを延ばすということは、自分の都合によって先方に迷惑をかけてしまいます。なので、できる限り丁寧な表現を心がけたいものです。このフレーズで用いた「Would」は、「Can」や「Could」といった「お願いをする」文の中でも、最上級に丁寧な表現であると言われています。目上の人に対してや、迷惑をかける恐れがある時に用いることが適切でしょう。
ミーティング/会食の日程変更を伝える時
日程変更は、自分から申し出ることもあれば、相手から告げられることもあります。その手段は口頭だけでなく、メールでの告知もあるでしょう。例として、「仕事のミーティングの日程が変わった」とメールで知らされるシーンを想定してみます。
Our upcoming meeting on Friday has been postponed until next Monday because of the business trip. I apologize for the inconvenience.
(出張のため、金曜に控えていたミーティングが月曜に延期になりました。ご迷惑をおかけします。)
延期を表す英単語として、「postpone」を用いました。こちらの文では受動態を用い、「meeting」を主語にすることで「ミーティングが延期された」という事実を伝えるニュアンスを出しています。
Our boss says she wants to reschedule the dinner to a later date.
(ボスが会食を延期したいと言っている)
こちらの文では「reschedule」を用いました。「postpone」と意味に大きな違いはありません。細かいニュアンスになりますが、この文のように誰が延期を決断したかが明確な場合には、受動態を用いず、能動態で表現するといいでしょう。
パーティに誘われたけど、行けそうにない時
A:We will have a home party next Saturday. Can you absolutely come?
B:Oh, I am so sorry. I have another schedule on that day. I’ll take a rain check.
A:次の土曜日にホームパーティをするけど、もちろん来てくれるよね?
B:あら、残念だわ。他の予定が入っているの。また今度ね。
「rain check」は前述した通り、元々の意味は「雨天時の引換券」を指します。「次に晴れた時に行ける」という意味から派生して、日常生活のなかで「次回に」「また今度」というニュアンスを相手に伝えたい時に適切な表現です。
場面に応じて、適切な表現を
いかがでしたでしょうか。今回は5つの英単語と、その例文をご紹介しました。細かな意味と使う場所での違いはありますが、それぞれの単語は、「提示された日時では都合が悪いから、日程を変更する」という基本的な意味を持ち合わせています。それぞれの単語の特徴をおさえながら、適切な言い回しができるようになりましょう。
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