「ちょうど1週間後」は英語で何という?曜日や日付に関する英語表現を覚えよう

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「明日はちょっと先約があるので、来週の今日か、12月第1週の木曜日あたりにリスケできないでしょうか?」

メールや口頭で、「曜日」や「日付」について英語で伝えたい時、上のような複雑な内容をどう表現すればいいかわからなくなったことはありませんか? そんな時、「月」「日」「曜日」に関する英単語を覚えておくだけでは、あらゆる局面に対処することは難しいかもしれません。なぜかといえば、国や地域によって日付表記には違いがあり、また直接的に日付を言わない場面もとても多いからです。

今回は、英語で日付を言う時に困らないために日付の英語表記の基本から、国ごとに違う日付表記、今日からビジネスや普段の生活で使えるお役立ちフレーズまで幅広くご紹介します。

英語の日付表記・読み方に関する基本ルール

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日付の表記に関する基礎知識としてまず覚えておきたいのが、英語で日付を読み上げる時には普通の数字(one, two, three)ではなく序数(first, second, third)が使われるということ。「序数」とは通常、「第一、第二……第n」といったり「一番、二番……n番」といったように、順序を示すための数字表現のことを指します。

具体的には、「1日」は1st (first)、2日は2nd (second)、3は3rd (third)、4日から20日までの数字は、通常の数字の最後に「th」をつけることで序数として表記するのです。続く「21日」「22日」「23日」に関しては、21th、22th、23thと表記するのは間違い。21st(twenty-first)、22nd(twenty-second)、23rd(twenty-third)が正しい表記・読み方になるのでこの違いに注意をしましょう。

それでは、具体的に「1月3日」、「5月13日」、「8月31日」はどのように表すのか、下にその見本を示しました。
date_in_english_image

基本的に「月」の名前の表記に関しては、「最初の3文字+ピリオド(.)」の形で略記することが可能ですが、もちろんそのままの表記でも構いません。

読み方について気をつけなくてはいけないのが「the (日)of(月)」の形で読み上げる際には、日付の前に定冠詞のtheがつくということ。もちろん、国や扱われるシーンによって好まれる表記に違いがありますが、基本的には上のような表記・読み方があるということを押さえておいてください。

「年月日」はどう表す?アメリカ式とイギリス式の日付表記の違い

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それでは、「月」「日」だけでなく「年」を含めた表記はどのようになるでしょうか。

日本で日付を書くときは、例えば2016年11月15日の場合は「年→月→日にち」の順番で明記することが一般的ですよね。スラッシュ(/)を用いて簡単に書くときも、2016/11/15と、同じ順番で表記します。しかし英語圏では年が最初に来ることはありません。また表記の順番もアメリカ式とイギリス式の2つがあります。

「月→日→年」で表現するアメリカ式

「2016年11月15日」をアメリカ式で書く場合、フォーマル表記では「November 15th, 2016」となります(序数を外して、「November 15, 2016」と書くこともできます)。もちろん、「11/15/2016」や「11/15/16」といった具合にスラッシュを用いて表記することもあるでしょう。いずれにしても、最初に「月」、二番目に「日」、最後に「年」を書くのがルール

アメリカではどこの地域でもこの表記方法が使われていますが、カナダでも場合によってはアメリカ式が使われることがあるそうです。

「日→月→年」で表現するイギリス式

イギリス式はアメリカ式の逆で、「日」を最初に書きます。「2016年11月15日」を書く際は、「15th November 2016」(もしくは「15/11/2016」)となり、アメリカ式とは異なり「日月」と「年」の間にカンマ(,)は不要です

イギリス式の表記はヨーロッパの幅広い地域で用いられているほか、オーストラリアやニュージーランドの英語圏の国やカナダのフランス語圏でも使われています。

日時を表現する際には「前置詞」に気をつけよう。

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さて、メール文面や口頭でのコミュニケーションで日程を表現するときにもう一つ気をつけたいのが、どの前置詞を用いるかということ。後述するようにイレギュラーなパターンもありますが、「時刻」はat、「曜日」はon、「月」と「年」はinを前置詞として用いるのが基本形だと思ってください。

〈例〉
Let’s meet up at 7 pm on Friday!
(金曜の午後7時に会いましょう!)
I will go to Kyoto in November.
(私は11月に京都に行くつもりです。)
I was born in 1994.
(私は1994年に生まれました。)

もちろん、上はあくまでも基本形であり、細かな違いはたくさんあります。例えば「日」に関する表現とはいえど、today, yesterday, tomorrowといった名詞の前に前置詞は必要ありません。他にも、曜日や月、年数などに「this」「next」「last」などがつく場合にも、前置詞は不要になります

〈例〉
I’ll see you again next month.
(また来月お会いしましょう。)
We got married last year.
(私たちは去年結婚した。)

このような細かな違いは日本語にはなく、理屈で覚えることは難しいかもしれませんが、何度も実際に耳にしたり、自分で使ってみたりするうちに、間違いなく使いこなせるようになるはずです。

まだまだある!「日程」に関する英語表現

「day after tomorrow」はほとんど使わない?

中学英語では「明後日」に相当する英語としてday after tomorrowという語句を学びますが、アメリカではこのday after tomorrowが日常英語の中で登場することは珍しいことです。

その代わりにアメリカでは、「in two days」(2日後に)と表現するか、具体的な曜日で表すことのほうが多いのです。例えば、今日が月曜で、水曜が明後日に当たる場合であれば、「See you on Wednesday.」と言います。「day after tomorrow」を全く使われないというわけではありませんが、使う人は少数派なのです。

「今日から1週間後」は「a week from today」

〈例〉
When is the due of this assignment?
(この課題の締め切りはいつですか?)
It’s a week from today.
(今日からちょうど1週間後です。)

留学先の学校などで交わされることの多い上の会話。ここでのキーワードは、「a week from today」になります。もちろん、今日が月曜日であれば、next Mondayと表現することもできますが、「ちょうどピッタり」ということを強調したい際には、a week from todayを使う方がよりその場にふさわしいと言えるでしょう。

「from today」という熟語は他にも応用が可能で、「ちょうど1ヶ月後」はa month from today、「ちょうど1年後」はa year from todayと表現できます。

まとめ

いかがでしたでしょうか。日付に関する表現は数も多く覚えるのが大変かもしれません。しかし、「日常」に関する表現であるため、覚えた日から早速使うことができます。皆さんも今回の記事を元に、今後の予定を英語で表現してみてはいかがでしょうか。

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