英語のネイティブスピーカーと会話をしていて、absolutelyやcertainlyといった副詞をよく耳にすると感じたことはありませんか?「使いこなすのが難しそう…」と感じる方も多いかもしれませんが、一言加えるだけで意味を加えることのできる副詞は、覚えておくととても便利です。
というわけで今回は、ネイティブが頻繁に使う語尾にlyがつく5つの副詞を取り上げ、似た意味の副詞とのニュアンスの違いなどを、クイズ形式で解説します!
absolutelyとcertainlyの使い分け
ネイティブがよく使う副詞にabsolutelyとcertainlyがあります。どちらも「確実に」や「もちろん」という意味がある副詞ですが、微妙なニュアンスの違いがあります。
例えば、下の例文に強く同意しているのはAとBのどちらでしょうか?
He is an excellent employee, isn’t he?
(彼はすばらしい社員ですよね?)
A. Absolutely! He works very hard.
B. Well, he certainly works very hard.
Aのように“absolutely!”と答えた場合、「そのとおり!」と相手の発言に賛成していることを伝えることができます。“definitely!”と言い換えも可能。2つの単語は、ほぼ同じ意味ですがabsolutelyには「完全に、100%」、definitelyには「疑いようもない」というニュアンスが含まれます。
Bの例文は「はい、彼は確かに一生懸命働いていますよ」の意味。この場合のcertainlyは、「確かに……だけれども」というメッセージが……。「確かに一生懸命働いていますけど、すばらしい社員とはいえない」と相手に賛同できない部分もあるということを伝えているわけですね。ですから、クイズの正解はAです。
ちなみにcertainlyは、相手の依頼を受け入れるときの丁寧な答えにも使えます。
Could you come to see me at 4 o’clock?
(4時に私のところに来てくれませんか?)
Certainly.
(わかりました。)
上司など目上の人に何か頼まれたときにはyesの代わりにcertainlyを使うのがお勧めです。
definitelyとexactlyの使い分け
definitelyとexactlyにもabsolutelyやcertainlyと同じように「確実に」という意味があります。けれども、全く同じ意味というわけではありません。意味を正しく捉えて使い分けができるか、次のクイズに挑戦してみましょう。
次の2つの( )には、definitelyとexactlyのどちらが入るでしょうか?
Can you call my boss( )at 3 pm?
(3時ちょうどに私の上司に電話をしてもらえませんか?)
( ), I can do it.
(もちろん、いいですよ。)
definitelyが意味する「確実さ」の裏側には「疑いようのなさ」、exactlyの確実さの裏側には「正確さ」があります。ですから、「3時ちょうど」というように正確さを表現する場合にはexactlyを使います。そして、「間違いなく電話をしますよ」と答えるときにはdefinitelyです。丁寧さを出したいときは、certainly(わかりました)がベター。
ちなみにexactlyにも「もちろん」という意味があるのですが、相手の言ったことが「正しい」ときの「もちろん」なので、ここで使うとおかしな感じになります。exactlyと答えるときのシチュエーションは以下のとおりです。
Is that what you wanted to say?
(これがあなたの言いたかったことですか?)
Exactly!
(そのとおりです。)
definitely notとnot exactlyの違い
それでは「絶対に無理」という強い否定をしたい場合は、definitely notとnot exactlyのどちらを使えばよいでしょうか?
( )( ). I have another meeting at 3pm.
(無理です。3時には別な会議があります。)
強い否定を伝えたいときには”definitely not”を使います。“absolutely not”に言い換え可。”not exactly”は「正確には違う」という意味です。次の例文のように使います。
Is this what you wanted me to bring?
(これが私に持ってきてほしかったものですか?)
Not exactly.
(少し違います。)
“Not exactly”と答えると、「少し違うけど、まあ使えなくもないかな……」というニュアンスに。” Definitely not”といえば「全然、違います」というメッセージが伝わります。
obviouslyとdefinitelyの違い
注文した商品とは別のものが届きました。見た目が全く違うという状況です。
次の( )には、obviouslyとdefinitelyのどちらが入るでしょうか?
( ), this is a wrong product.
(明らかに間違った商品ですね。)
definitely「疑いようもない」確実さを表しているのに対して、obviouslyは「明らかに、一目瞭然」という意味です。ですから、クイズの正解はobviouslyです。
ネイティブの使う副詞で1ランク上の英会話を!
今回紹介した5つの副詞(absolutely, certainly, definitely, exactly, obviously)は、本当にたくさんの使い道があります。最初は口にするときに意識してしまうかもしれません。けれども、レッスンのときなどにどんどん使って、ビジネスでも自然に取り入れられるようにしましょう!
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