英語のなぞなぞ(riddle)は頭の体操にピッタリ。文章は意外にシンプルでわかりやすいものが多く、日常会話で使われる語彙の勉強にもなります。英語の会話に詰まったときなど、Let’s try a riddle.(なぞなぞやってみましょう)と、覚えたものを試してみましょう。それをきっかけに話がはずむかもしれませんよ。
簡単な問題でウォーミングアップ!
まずはごく簡単なものに挑戦してみましょう。ネイティブの大人に出すとI know it!(それ知ってる!)と言われてしまうかも。非ネイティブの相手に出してみるのがお勧めです。
▼基本のなぞなぞ
What has a neck but no head?
(首はあるけれど頭はないものは?)
ヒント:生き物ではありません。
答え:bottle(びん)
英語でもびんの「首」はneckと呼びます。ちなみに「(びんの)口」はmouthなので、What has a neck and mouth but no head?(首と口はあるけれど、頭がないものは?)でもOK。
▼アルファベット問題
What starts with the letter “t”, is filled with “t” and ends in “t”?
(tの字で始まって、tで満たされていて、tで終わるものは?)
ヒント:1つ目と3つ目はつづり、2つ目は”音”に注目!
答え:teapot(ティーポット)
tea(紅茶)という単語は、tというアルファベットと同じ発音。teapotはtで始まりtで終わる単語、その中はteaで満たされているというわけです。ほかにもsea(海)、see(見る)とアルファベットのc、eye(目)とアルファベットのiなど、riddleでは同じ音の引っ掛けがよく使われます。
▼単語の知識を活用
I can be cracked, I can be made. I can be told, I can be played. What am I?
(割られ、作られ、語られ、遊ばれることができる。私は何?)
ヒント:crack a X、make a X、tell a X、play a XのXに入れることができる単語です。
答え:joke(ジョーク)
crackは「割る」という意味の動詞で、crack a jokeは「ジョークを割る=ジョークを飛ばす」といった意味になります。play a jokeは、「ふざける、からかう」ということ。これを応用して、例えばI can be taken, I can be ridden, I can be got, I can be caught. What am I? なんていう問いを作ることができますね(答えはtrain<電車>。take a train、ride a train、get a train、catch a trainと言うことが可能です)。
文章問題に挑戦!
riddleには、やや長めの文章問題になっているものがあります。語彙や文法はやさしく、ちょっと頭をひねれば答えがわかります。リーディングの勉強のつもりでトライしましょう。
▼家族問題
Beth’s mother has three daughters. One is called Lara, the other one is Sara. What is the name of the third daughter?
(べスの母親には3人の娘がいます。ひとりはララといい、もうひとりはサラといいます。3人目の娘の名前は何でしょうか?)
ヒント:-raで終わる名前というわけではありません。
答え:Beth(べス)
「べスの母親には3人の娘がいます」と言っているので、ララとサラをのぞいたら、残るはべスですね。Lara、Saraと、「-raがつく名前?」と引っ掛けにしているところがポイントです。She is a daughter of my grandfather. Who is she?(彼女は祖父の娘です。彼女は誰?)答え:my mother(私の母)など、家族関係はよくriddleに使われます。
▼計算問題
2 fathers and 2 sons go fishing. Each of them catches one fish. So why do they bring home only 3 fish?
(2人の父親と2人の息子が釣りに行きます。それぞれが魚を1匹捕らえます。では、なぜ彼らは3匹しか持ち帰らないのでしょうか?)
ヒント:釣りに行くのは全部で何人?
答え:Because they are just 3 people — a grandfather, his son, and his grandson.
(彼らは3人だけだから―祖父と息子と孫)
3人のうち1人は、「父親」であり「息子」でもあるということです(ちなみにfishは集合名詞で、3 fishesとはなりません)。家族問題に計算の要素が入った問いですが、真剣に計算する必要はなく、たいていこういった”オチ”があります。
書かれているものを見るととても簡単に思えますが、いざこれを覚えて言おうとすると、結構努力が必要であることに気づくと思います。ぜひ何度も口に出して練習してみて、実際の会話でサラリと言えるようになりましょう。
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