猫はcat、子猫は英語でなんていう?「猫」の話題で会話が弾むフレーズ30

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空前の「猫ブーム」が到来している日本。多くの人がSNSに飼い猫の様子を投稿したり、「猫カフェ」や「猫島」を訪れたりしています。かわいい猫について英語で話せたら、猫との生活もさらに楽しくなるのではないでしょうか。

今回は、英会話で猫について伝えたいときに会話が弾むフレーズをご紹介します。SNSの投稿に英語のコメントを添えたり、出会った外国人と猫について会話したりしてみるのもいいかもしれませんね!

猫の種類やみためを伝えるときの英語表現

まず、猫の呼び方や色・柄による種類の言い方をご紹介します。

子猫やオス猫など、猫を呼ぶ

―猫:cat(キャット)
猫が「cat」であることはよく知られていることですが、口語では「puss!(猫ちゃん!)」と呼びかけることもあります。

―子猫:kitten(キトゥン) kitty(キティ)
My kitten is very cute! 
(うちの子猫、とてもかわいいのよ!)

―成猫:mature cat(マチュア・キャット)
「mature」は「成熟した」「成長した」という意味で、人に対しても使う語です。

―オス猫:male cat / メス猫:female cat
「male」「female」も同様に、人に対しても使う語です。
I have a male cat. His name is Max. 
(オス猫を飼ってるんだ。名前はマックスだよ。)

・「He」や「She」を使った例文
猫を代名詞で表現する場合は、人と同様に「He」や「She」を使います。これは猫に限ったことではなく、動物全般に「He」や「She」が使われています。
Last week, she gave birth to three of the most adorable kittens! 
(先週、この子が最高にかわいらしい子猫を3匹産んだのよ!)

「give birth to ~」は「~を産む」という意味。「adorable」は「かわいらしい」「愛らしい」という意味で、動物や子どもについて表現する際によく使われます。もちろん、「cute」や「lovely」でもOK。

・性別がわからないときは
性別がわからないと「He」や「She」は使えないので、友人宅を訪れて猫にまつわる話をする際には、「your cat」「her cat」などを使って性別を尋ねてみましょう。
Is your cat male or female? 
(あなたの猫、オス?それともメス?)

・野良猫を呼ぶときは
That person feeds stray cats every day. 
(あの人、毎日、野良猫にエサをあげているね。)

「feed ~」は「~食物を与える」という意味。野良猫は「stray cat」の他、「feral cat」「homeless cat」という言い方もあります。「stray」は「迷子」という意味があるので、「迷い猫」というイメージですね。「feral」は「野生化した」という意味、「homeless」は「すみかを失った」という意味になるので、それぞれ微妙に異なります。公園などで野良猫に出会ったら、どの表現が適しているか考えてみてもいいかもしれません。

体の部位の英単語

ヒゲ:whiskers(ウィスカーズ)
前肢:front leg(フロント・レッグ) foreleg(フォーレッグ)
前肢の先:front paw(フロント・ポー)
後肢の先:back paw(バック・ポー)
肉球:paw pads(ポー・パッズ)
胴体:trunk(トランク)
通常、肉球やヒゲは複数形を使用。「trunk」は「主要な部分」という意味。体の主要な部分に当たるので、「trunk」が「胴体」を意味することにも頷けます。
しっぽ:tail(テイル)

・猫のしっぽについて表現するとき

He is a short-tailed cat. 
(しっぽが短い猫だ。)
Look at the window! He is a stub-tailed cat! 
(窓を見て!しっぽのない猫だよ!)

「しっぽが長い」は「long-tailed」。「a stub-tailed cat」で「しっぽのない猫」となります。

色・柄の英単語

単色:solid color(ソリッド・カラー)
二色:bicolor(バイカラー)
三色:tricolor(トリカラー)
白猫:albino(アルバイノウ)
「solid」には「色が同一の」「無地の」という意味があり「単色」を表しますが、白一色の猫は「albino」と言います。「tricolor」は黒、茶、白の毛の動物、「calico」は白地に赤と黒のまだら模様が入った動物を表現する語です。

三毛猫:calico (キャリコ)
Is it true that calico cats are smart? 
(三毛猫が賢いって本当?)

サビ柄:tortoiseshell (トーティシェル)
トラ猫:tabby(タビー)
Our cat is a hybrid of tabby and Bengal. 
(うちの猫はトラ猫とベンガルの雑種だよ。)

縞模様:mackerel tabby(マッカラル・タビー)
「mackerel」は魚の「サバ」のこと。サバのような縞模様ということですね。

渦巻き模様:classic tabby(クラッシック・タビー)
茶トラ:red tabby(レッド・タビー) 
キジトラ: brown tabby(ブラウン・タビー)
サバトラ:silver tabby(シルバー・タビー)

What kind of cat do you have? 
(どんな種類の猫を飼っているの?)
I have a silver tabby!
(サバトラだよ!)
「what kind of ~」は種類を聞く時のフレーズ。「hybrid」は「雑種の」「異種交配の」という意味です。

ヒョウ柄:spotted (スポティッド)
「spotted」には「斑点のある」「まだらの」という意味があります。

ポインティッド柄:pointed (ポインティッド)
「pointed」はシャム猫のように顔や耳、肢先、しっぽなどに色のついた猫のこと。

猫のしぐさ、行動の英語表現

次に、猫がよくするしぐさや行動に関する英語表現をご紹介します。

猫のいろいろな鳴き方

Cats go mew, mew. 
(猫がミャーミャー鳴く。)
A cat went miaow. 
(猫がニャンと鳴いた。)

日本語では猫の鳴き声は「ニャーニャー」「ミャーミャー」ですが、英語では「ミューミュー」あるいは「ミアゥ」です。「ニャーニャー」と鳴くのが「mew」、「ニャン」と鳴くのが「meow」あるいは「miaow」で表現されます。

I was worried about the cat next door, because she continued to mew for long.
(となりの猫が長い間ニャーニャー鳴き続けていたから、心配しちゃった。)

「continue to mew」で「ニャーニャー鳴き続ける」となります。

My lovely kitten looks sleepy, but she suddenly opens her eyes and miaow. 
(うちのかわいい子猫は眠そうにしていたけど、突然目を開けて、ニャンと鳴くの。)

一口に「猫の鳴き声」と言っても、甘えたような声だったり、訴えているような声だったりさまざまです。どのように鳴いているのかよく聞いて、表現方法を考えてみてください。

猫が喉をならす

My cat gave a contented purr. 
(愛猫は満足して喉をならした。)
My cat purred and jumped on my legs. 
(猫がゴロゴロと喉を鳴らして、私の足の上に乗ってきた。)

ゴロゴロと気持ちよさそうに喉を鳴らすのは「purr」を使います。動詞としても名詞としても使える語です。上の例文は名詞、下は動詞として使用しています。「contented」は「満足した」という意味です。

猫が威嚇する

I’m surprised that your kitten hissed at me! 
(あなたの猫が私にシャーッと威嚇したから驚いたよ!)

「hiss」は「シャーッ」と威嚇する時の表現です。不満や非難を込めて「シッシッ」と人や動物を追い払う時と同じ語になります。

猫がしっぽを振る

My cat always wags his bushy tail when he is nervous.
(うちの猫、緊張している時にいつもフサフサのしっぽを振るの。)

「wag」は「しきりに動く」ことを意味する語で、「しっぽを振る」は「wag a tail」と表現します。「bushy」は「フサフサした」「モジャモジャした」という意味です。

猫がモミモミしてくる

The cat kneads on my son’s bed every night. 
(猫は毎晩、息子のベッドの上でモミモミする。)

赤ちゃんだった時に、お母さんのお乳をモミモミしながら飲んだなごりである前肢モミモミ。これは「揉む」という意味を持つ「knead」で表現します。ゴロゴロと喉を鳴らしながらモミモミする時もありますね。

猫が爪でひっかく/爪をとぐ

The cat is clawing the door. 
(猫がドアを引っかいている。)

Cats like sharpening their claws. 
(猫は爪をとぐのが好きだよね。)

「claw」は動詞としても名詞としても使えます。動詞は「爪で引っかく」、名詞は「爪」という意味です。猫の爪とぎ器は「claw board」。「sharpen claws」で「爪をどく」となります。

猫が噛みつく

My friend’s cat sometimes bites strangers.
(友達の猫は、時々、知らない人に噛みついちゃうの。)

「噛みつく」は「bite」。クチャクチャと「噛む」のは「chew」を使います。人への噛み癖は「bite」で、おもちゃなどの噛み癖は「chew」と使い分けましょう。

猫が毛づくろいする

It’s my cat that is grooming herself on the chair.
(いすの上で毛づくろいしているのがうちの猫です。)

Cats groom each other. 
(猫がお互いに毛づくろいし合う。)

「groom」は「毛づくろいをする」「グルーミングをする」という意味。動物が毛づくろいをする場合は、「groom itself」となります。「each other」は「お互い」という意味。

猫と遊ぶ時に使える英語表現

最後に、猫と遊ぶ時に役に立つ英語表現をご紹介します。

●猫をなでる

I love patting my cat, and he loves being patted as well. 
(うちの猫をなでるのが大好きで、あの子もなでられるのが大好きなの。)

Can I stroke your cat?
(あなたの猫をなでてもいい?)

「猫をなでる」は「pat a cat」 あるいは「stroke a cat」で表現。「being patted」で「なでられる」になります。

●猫を抱く

When I was holding my kitty, she fell asleep. 
(子猫を抱いていたら、寝てしまった。)

「hold (in my arms)」で「抱っこする」という意味になります。赤ちゃんを抱っこする時と同じ表現です。友人や恋人などの猫を抱きたい時には、以下のように尋ねてみましょう。

Can I hold your cat (in my arms)? 
(抱っこしてもいい?)

Is it OK if I hold your cat? 
(抱っこしてもいいかな?)

●猫とじゃれる・戯れる

I watched a kitten playing with a small ball. 
(子猫が小さな鞠と戯れているのを見た。)

It’s a playful kitten. 
(よくじゃれる子猫だね。)

「play with ~」で「~と戯れる」「~とじゃれる」という意味。「playful」は「よくはしゃぐ」という意味で、「playful」の代わりに「元気に飛び回る」という意味を持つ「frisky」でもOK!

A kitten frisks about. 
(子猫がじゃれる。)

「frisk」は「跳ね回る」という意味。どのようにじゃれているかによって、微妙に表現が変わります。

The cat was making dives at the ball.
 (猫がボールに飛びついてじゃれていた。)

「make a dive」は「ダイビングする」という意味。激しく遊んでいる時に適した表現ですね。

●スコ座り

The cat looks funny with a Buddha sitting pose. 
(あの猫、スコ座りして何か変に見えるね。)

「スコ座り」とは、お尻を床につけたまま人があぐらをかくような姿勢で後肢を広げて座る、独特な座り方のこと。まるで座いすにでも座っているような姿勢で、おじさんがくつろいでいるような雰囲気をかもし出しています。その姿が仏陀像に似ているからなのか、英語ではこの座り方を「Buddha sitting pose」や「Buddha position」と言います。スコ座りをする猫のリラックスした姿を見ると、なかなか仏陀像とは結びつきませんが、西洋人には同じに見えるのかもしれません。すべての猫が「スコ座り」をするわけではありませんが、覚えておけば英語での会話も弾むでしょう。

●香箱座り
My Abyssinian kitty is sitting by me in loaf. 
(うちのアビシニアンが私のそばで香箱座りしているの。)

「香箱座り」とは、猫が器用に四肢を胸元に入れ、体全体が箱の中に収められているように見える座り方のこと。しっぽも体に巻き付ければ、美しい「香箱座り」のでき上がり!この置物のような座り方は、英語で「catloaf」と言います。「loaf」とは、大きな型で焼かれた「パンのかたまり」を意味する語。猫の座った姿がパンのかたまりのようだということなのでしょう。西洋人の発想はユニークですね。

まとめ

いかがでしたか?猫好きな人が集まれば、うちのこ(猫)の可愛さ自慢が始まり、自然に会話が盛り上がるものですよね。ここのあるフレーズや英単語をマスターすれば、英語で猫を語りつくせる位になれるかも。

英語が話せる猫好きをいろんな方法で見つけて、英語で猫語りしてみましょう。

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