日本でも食生活の一部として定着しているパスタですが、スパゲッティと呼んだりもしますよね。ただ、英語で説明するときは何と言えば通じるのでしょうか?
今回は、海外でのパスタとスパゲッティの違い、また色んな麺類の種類を紹介しながらレストランで注文する際に役立つ英語フレーズをご紹介します。
パスタもスパゲッティも伝わる?
日本ではパスタ、スパゲッティとどちらでも呼んだりしますが、その違いをはっきりと理解している人は意外に少ないのではないでしょうか?この2つには以下のような違いがあります。
・パスタ
:小麦粉から作られる麺類の総称。形状によってリングイネ、ペンネ、ラビオリ、ラザニア、ニョッキ、マカロニなどがあります。
・スパゲッティ
:パスタの一種で、形状が細長い棒状や平たいもの、柔らかいもの硬いものなど、主に長さのあるものをスパゲッティと呼んでいます。
パスタとスパゲッティは料理の種類によって決まった呼び方があり、料理名が分かっている場合は非常に区別がしやすいのが特徴です。
例えば、ミートボールスパゲッティやチーズラビオリなど、料理名を見るとどんな麺が入っているのかは一目瞭然ですね。というわけで、海外でパスタもスパゲッティも両方十分に通用する単語ということがお分かりいただけなのではないでしょうか?
英語表現で使う場合も料理の名前をそのまま覚えておくと、とっても便利ですね。
パスタを英語で注文しよう!
パスタとスパゲッティの違いを前述でご紹介しましたが、レストランでパスタを注文する時はどんな英語表現が便利なのでしょうか?注文方法から好みを伝えるフレーズまで紹介していきます。
基本編:パスタを注文する
レストランの席に着いたら、まずはメニューを見て注文したいパスタを選びます。店員がテーブルにきたら、おすすめや今日のスペシャルをたずねてみましょう。
・Today’s special
あなた:Do you have any special today?
(今日のスペシャルありますか?)
店員:Yes, we do. Its chef’s choice which is your choice of pasta comes with soup or salad.
(ありますよ。シェフのチョイスで好きなパスタとスープかサラダが付いてきます。)
・Recommend / recommendation
あなた:What would you recommend for pasta lover?
(パスタ好きにおすすめはありますか?)
店員:I definitely recommend you cheese ravioli with basil butter sauce. You are going to love it.
(チーズラビオリのバジルバターソースをおすすめします。きっと気に入りますよ。)
あなた:What is your recommendation?
(あなたのおすすめは何ですか?)
店員:My all-time favorite is meat ball spaghetti. You should try it.
(私のとっておきのおすすめ、ミートボールスパゲッティです。ぜひトライしてみてください。)
応用編:パスタの固さを注文する
パスタやスパゲッティの麺を少し硬めに仕上げる、アルデンテを注文したい時は何と言えばいいのでしょうか?麺の好みを伝える表現を見てみましょう。
・Underdoneアルデンテ
パスタの麺を少し硬めにゆでるアルデンテは英語ではUnderdoneという表現をします。
I would like to have my spaghetti slightly underdone, please.
(私のスパゲッティは少し硬めにお願いします。)
・Softと hardでアルデンテを表現
I want my pasta not too soft but not too hard.
(私のパスタ柔らかすぎず、硬すぎずがいいんですけど…。)
Extraで追加注文
パスタ料理には、仕上げにパルメジャンチーズなどがトッピングされているものがありますよね。ただ、チーズ好きは「多めにかけて欲しいな」というのが本音ではないでしょうか。「追加したい」や「たっぷり盛り付けしてほしい」と伝えたいときは以下のようなフレーズを使います。
Could you give me extra cheese on my spaghetti?
(スパゲッティに多めにチーズかけてもらえますか?)
Can I get extra tomato sauce on the side?
(トマトソースの追加をもらうことはできますか?)
I would like to have extra meat ball in my spaghetti.
(私のスパゲッティに追加のミートボールが欲しいのですが。)
最近のトレンド!2017年に選ばれたベストイタリアンを一挙公開!
パスタ、スパゲッティといえばやはりイタリアンレストランですね。アメリカにはイタリアから移民した人も多く、イタリア料理はアメリカ料理のカテゴリーの一部になっています。
ここでは2017年に発表されたアメリカのベストイタリアン50の中から特にパスタに定評のある選りすぐりのレストランと評判のメニューをご紹介します。
Arancino di Mare (Honolulu, Hawaii)
ハワイのマリオットワイキキビーチにあるイタリアンレストラン「Arancino di Mare」は新鮮な食材を使用したパスタが評判のイタリアンです。
レストランで使用する食材はウニや貝類はもとより、グリーンやトマトの野菜に至るまで全て地元で調達した採りたての素材。ハワイのベストイタリアンとしてアワードも受賞し豪快でカラフルな盛り付けは、訪れた観光客の視覚も胃袋も魅了してくれる最高の逸品です。
Cotogna (San Francisco, California)
カリフォルニアにあるイタリアンとフレンチが融合した生パスタが有名なお店です。
Cotogna はイタリア語でquinceカジュアルを意味する言葉で、フレンチ風のモダンイタリアンが堪能できるとっても今どきのお店です。このレストランで提供されるパスタは全て手作りで、中でも写真の巨大ラビオリは人気のメニュー。
リコッタチーズをシンプルなブラウンバターと新鮮卵でいただくお店の一押しパスタは素材の良さが引き立つ満足の一品です。
Nico Osteria (Chicago, Illinois)
2013年にオープンしたゴールドコーストに面したレストランです。ファインダイニングコンセプトのNicoはパスタとワインを楽しむ大人の雰囲気が魅力です。
地元の食材をアレンジした創作的なメニューが楽しめるのもNicoならではと、本日のスペシャルをお目当てに訪問するお客も少なくないとか。写真のスパゲッティはレストランのスペシャルメニューで、トラディショナルCacio e pepeにトッピングでアクセントを聞かせたシンプルながらも一味ひねった食感が決め手のパスタで人気があります。
Carbone (New York, New York)
これぞNYのイタリアンレストランという昔ながらの雰囲気を残したとてもノスタルジックなお店です。お店の中はほぼ創業当時のままのインテリアが、歴史の移り変わりの証人かでもあるかのようにどっしりと落ち着いたムードをかもし出しています。
Carboneのメニューはほとんどがオールドスクール。昔ながらのレシピで長年継承されNYのカルチャーと融合された一品。
写真のメニューは昔から定番のRigatoni Alla Vodka(リガトーニ・アラ・ヴァッカ)。飾らない伝承の味が世代を超えて愛される理由です。
Al di Là (Brooklyn, New York)
Al di Là がブルックリンにオープンしたのは1998年。Al di Là のオーナーアナとエミリオ夫妻は、ベネチアンスタイルのイタリアンを開業しますが、当時この辺りはワインの貯蔵庫くらいしかないのでは?と疑われるほど人通りもない殺風景な倉庫が立ち並ぶ地区でした。
ところが2006年にコラムニストのフランク・ブルーニによって発掘され一気に脚光をあびます。ホームスタイルのアンティパスタや本日のスペシャルを求めて、今や連夜行列のできる超人気店に名を連ねています。
写真はお店で手作りされるcavatelliカバテッリ。卵を使わないセモリナ粉の小ぶりパスタ。季節や仕入れによって、アスパラガスとチーズやクリームソースなどにアレンジしてサーブされています。
まとめ
パスタとスパゲッティに関連した英語表現をご覧いただきました。どちらも海外で通用しますので、ぜひ注文してみましょう。
また、基本的に小麦粉麺はパスタと一般的にいうので、どちらか迷ったときはパスタを使うと無難です。またウェイターさんに直接どんなパスタですか?「What kind of pasta is this? 」といって質問すれば、きちんと説明してくれますよ。海外のレストランではメニューに写真がないことが多いので、なんでもウェイターさんに質問してOKです。
メニューに書いてないものも「I want to have some tomato sauce pasta. 」と伝えたらきっとトマトパスタのおすすめをたくさん紹介してくれると思いますよ。
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