「鼻がムズムズする」「のどがヒリヒリする」など、日本語では病気やけがの症状(symptom)を、オノマトペ(擬音語・擬態語)で表現することが多いようです。
それでは、これを英語で言うと?日本語独特の言い方を、英語で表す方法をお教えします。海外旅行に行ったときや、日本に遊びに来た外国人と話をするときに役立つかもしれません。
風邪のひき始め?目・鼻・のど・頭に関連した英語表現
風邪をひいたときは、鼻やのどなどから症状が表れることってよくありますよね。そのような初期症状(early symptom)と、やや深刻な頭痛の症状は、こんなふうに表現します。
目・鼻・のどの症状
My nose tickles.
(鼻がムズムズする)
tickleは「くすぐったい感じがする」ということ。
My throat is sore.
(のどがヒリヒリする)
soreは「痛くてヒリヒリする感じ」で、目が乾燥してヒリヒリするときにもMy eyes are sore.のように言います。
My eyes are itchy.
(目がチクチクする)
itchyは基本的に「かゆい」ということで、頭・手足・体など、かゆいところにはどこでもitchyが使えます。
頭の痛み
My head is spinning.
(頭がクラクラする)
spinは「回転する」ということで、「頭の中がぐるぐる回っている」感じを表します。「めまいがする」であれば、I feel dizzy.と、dizzy(めまいがする)という形容詞を使うといいでしょう。
My head is throbbing.
(頭がズキズキする)
throbは「激しく打つ」で、傷などがズキズキ痛むときにもI have a throbbing pain.(ズキズキと痛む)のように使えます。
My head is pounding.
(頭がガンガンする)
poundは「ドンドン叩く」で、殴られているかのように痛い様子を指します。
会話例
A: You look pale. What’s wrong?
(顔色悪いね。どうしたの?)
B: My nose tickles and my head is spinning.
(鼻がムズムズして、頭がクラクラするんだ)
A: You must have caught a cold. Go home and have some rest.
(きっと風邪をひいたんでしょう。帰って休みなさい)
体の異常を訴える英語表現
病気やけがで、手足や体に異常を感じることもあります。ちょっとした症状でも、医者や看護師に細かく伝えられると、不安も回避できるはず。
では、しびれや少しの刺激などは、英語でどのように伝えるとよいでしょうか?
手足・皮膚の症状
My hand is numb.
(手がジンジンしびれる)
numbは「しびれて感覚がない」ということ。
My skin is tingling.
(肌がピリピリする)
tingleは「ピリピリ痛む」もしくは「うずいてゾクゾクする」という感じにも使われます。
My legs are swollen.
(脚がパンパンに張っている)
swollenは「ふくれて、腫れて」ということなので、My belly is swollen.(お腹がパンパンだ)のようにも言います。もし「脚がパンパンに張って固くなっている」のであれば、My legs are stiff.となります。
体内の不調
I have a stabbing pain in my stomach.
(お腹がキリキリと痛む)
stabは「刺す」ということで、stabbing painとは「刺すような痛み」です。
My stomach is grumbling.
(お腹がゴロゴロする)
grumbleは「ゴロゴロ鳴る」という動詞ですが、「ブツブツ文句を言う」という意味もあります。
My heart is thumping.
(心臓がドキドキする)
thumpは「ゴツンと叩く」ということで、文字通り何かモノを叩くときにも使われます。
会話例
A: My hand is numb.
(手がジンジンしびれるんだ)
B: That doesn’t sound good. Any other symptoms?
(それはよくないね。ほかの症状は?)
A: My heart is thumping.
(心臓がドキドキする)
B: You should go see a doctor.
(医者に行ったほうがいいよ)
まとめ
日本語では「クラクラ」「ズキズキ」といったオノマトペで状態を表すことが多いと冒頭でもお伝えしましたが、英語ではこのように、spin(回転する)、throb(激しく打つ)という動詞を使ったり、swollen(ふくれて)のように形容詞を使って表現したりすることに気づいてもらえたでしょうか。
これらの単語は元々病気やけがを表現するためにあるわけではなく、「モノが回転する」「何かを激しく打つ」「モノがふくれている」という動作や様子を、人間の体に当てはめて表現しているのです。
例えばbeat(打つ)という動詞を使って、My heart is beating fast.(心臓が速く打っている=心臓がドキドキしている)と表現することもできます。動作や様子を表す基本的な単語を身につけておけば、難しい単語を知らなくても、自分の体の症状を表現することができるようになりますよ。
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