海外のレストランに行ったとき、メニューを見ながら嫌いなものが入っていないか、一生懸命考えていたりしませんか?実は外国の人は、「○○は抜いて」「塩は控えめに」と気軽に注文をつけ、お店の人もあっさり引き受けてくれたりします。ちょっとわがままを言って、自分の好みに合った食事をするための英語をご紹介しましょう。
自分好みにしてもらうための英語
海外のレストランに行って、サラダのドレッシングやステーキのソースが何種類もあるのに気づいたことはないでしょうか。欧米では、「客に選択肢がある」のがよいサービス。次のように、自分からあれこれ注文をつけてしまっていいのです。
味を調整してもらう
Less salt, please.
(塩は控えめでお願いします)
No hot peppers, please.
(唐辛子は抜いてください)
Extra mayo, please.
(マヨネーズ多めでお願いします)
これらless(控えめ/少なめ)、no~(~抜き)、extra(多め)をいろいろな調味料に応用してください。
サービスの仕方に注文をつける
Dressing on the side, please.
(ドレッシングは別にしてください)
on the sideは「(料理に)かけないで、別にして」ということ。sauce(ソース)などに応用することができます。
Can you cook it a little longer?
(もうちょっと調理してもらえますか?)
medium rare(ミディアムレア)のステーキを頼んだけれどもうちょっと焼いてほしい、と思ったときなど、こう頼んでかまいません。
会話例
ウェイター:Can I take your order?
(ご注文をおうかがいします)。
客:I’ll have a fresh vegetable salad.
(新鮮野菜のサラダをお願いします)
ウェイター:What kind of dressing would you like? Italian, French, or Thousand Island?
(ドレッシングは何になさいますか?イタリアン、フレンチ、サウザンドアイランド?)
客:Thousand Island, less salt and on the side, please.
(サウザンドアイランド、塩控えめで別に出してしてください)
自分流に注文するためのテクニック
英語に自信がないからというだけでなく、レストランの人にあれこれ注文をつけるのは気が引けますよね。でも、次のようなことは海外では普通に行われています。
メニューにないものを聞いてみる
ドレッシングやソースの選択肢に気に入ったものがない場合、自分の好きなものがないかどうか、聞いてみてください。
Do you have soy sauce dressing?
(しょうゆドレッシングはありますか?)
取り皿を頼む
「(平らな)お皿」はplate と言い、外国のレストランでも頼めばextra plate(取り皿)を持ってきてくれます。
Can we have some extra plates?
(取り皿をもらえますか?)
お代わりする
アメリカのレストランでは、コーヒー以外にコーラなどもお代わり自由のことがあります。お代わりはこう頼みましょう。
Can I have a refill?
(お代わりお願いします)
お金がかかるかどうか知りたいときは、こう尋ねます。
Do you charge extra for that?
(追加料金かかりますか?)
「いらない」という
お勧めされるときっぱりNo, thank you.と言いづらいことがありますよね。こんなふうに言うとスマートです。
No, I’m good.
(いいえ、いいです)
別々に払う
断られることもありますが、こう頼むことができます。
Can we have separate checks, please?
(お会計は別々にお願いできますか?)
会話例
客:Do you have soy sauce dressing?
(しょうゆドレッシングはありますか?)
ウェイター:No, I’m afraid it’s not available.
(いいえ、あいにくございません)
客:OK, Italian dressing is fine, then.
(わかりました。ではイタリアンドレッシングでいいです)
ウェイター:Would you like some cheese with it?
(ご一緒にチーズはいかがですか?)
客:No, I’m good.
(いえ、いいです)
まとめ
いろいろ頼んでみても、No.と言われることもあれば、頼んだことがちゃんと実行されていなかったりすることもあります。最初から完璧なサービスを心がける日本と異なり、海外の店には、頼まれたらやってみる、失敗したらやり直せばいい、という風潮があるようです。断られることを恐れず、最初からダメもとでトライしてみましょう。きっと成功したときの喜びは大きいですよ。
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