年末年始やゴールデンウィークの大型連休に、海外旅行の計画を立てている人も多いのではないでしょうか。楽しみにしている海外旅行、でも空港で「荷物が出てこなかった」「飛行機に乗り遅れそうになった」という話を聞くこともありますよね。いざというときの対処法と役に立つフレーズをご紹介しましょう。
到着時のトラブルを切り抜けよう
外国の空港に到着したら、まずはimmigration / passport control(入国審査)で入国手続きをしてbaggage claim(手荷物受取所)でスーツケースを受け取り、customs(税関)を通り抜けます。果たしてどんなトラブルが起こる可能性があるのか、見ていきましょう。
荷物が出てこない!
baggage claim(手荷物受取所)の「ターンテーブル」は、英語でcarouselと呼びます。carouselの上が空になってもまだ自分の荷物が出てこないときは、lost baggage(ロストバゲージ=荷物紛失)の可能性があります。まずは近くの係員に、こう伝えましょう。
My baggage didn’t come out.
(私の荷物が出てきませんでした)
このときに、荷物を預けたときにもらったbaggage claim tag(手荷物預り証)を見せる必要があります。航空会社からPIR(=Property Irregularity Report)と呼ばれる「手荷物紛失報告書」をもらい、記入して提出しましょう。lost baggageの原因の多くは、荷物の積み間違いです。滞在先のホテルを伝えておけば、航空会社が届けてくれることになっています。
税関で呼び止められた
空港で最後に通り抜けるのが、customs(税関)。入口がたいていNothing to declare(申告する物なし)とGoods to declare(申告する物)に分かれていて、ない場合は「緑」、ある場合は「赤」と色分けされているようです。
申告すべきものは国によって異なりますが、例えば多額の現金、高価な機械・貴金属類、一部の食べ物など。関係なければNothing to declareを通れば大丈夫、呼び止められたときは、こんなふうに答えましょう。
Anything to declare?
(何か申告するものは?)
Nothing.
(ありません)
高価な機械・貴金属類でも日本に持ち帰るのであれば課税されることはないのですが、申告せずに後から見つかると罰金・没収の対象になりかねません。高価なパソコン・カメラ・時計・アクセサリーなどを持っている人は、customs declaration(税関申告書)を書いて、最初から赤いGoods to declareに向かうのが賢明です。
乗り継ぎ・帰国時のトラブルに備えよう
飛行機の乗り継ぎにはMCT(=minimum connecting time、最低乗り継ぎ時間)が設定されていて、これに合わせて予約が行われます。でも、飛行機の出発が遅れると、connecting flight(接続便)に間に合わないことも。外国の空港で起こりがちなトラブルとその対処法をご紹介します。
飛行機に乗り遅れそう!
飛行機に乗り遅れそうになったときも、カウンターでのチェックイン、immigration / passport control(出国審査)、security control(セキュリティチェック)などひと通りこなさないといけないことがあります。例えば係員にこう伝えると、長い列に並ばず、優先的に通してくれる可能性があります。
My flight is leaving in 30 minutes!
(フライトが30分後に出発してしまうんです!)
あいにく間に合わなかった、というときは、航空会社のカウンターでこのように伝えましょう。
I missed my flight.
(飛行機に乗り遅れました)
Can I get another flight?
(別の便に乗れますか?)
connecting flight(接続便)も同時に予約していれば無償で次の便に乗せてくれることがありますが、あいにく新たにチケットを買い直さなければならないこともあります。
飛行機がオーバーブッキングした!
航空会社は、当日キャンセルの乗客が出ることを見越して、実際の座席数より多く予約を取っていることがあります。これをoverbooking(オーバーブッキング)と言います。オーバーブッキングになると、例えば航空会社からこんなふうに聞かれます。
Can anyone volunteer to take another flight?
(どなたか別の便を利用していただけませんか?)
volunteerとは「志願する」という意味。これを受け入れると、ビジネスクラスにアップグレードしてくれたりお礼金をもらえたり、トクをすることもあります。一方、volunteerしてくれる人の数が足らないと、後からチェックインした人を強制的に別の便にしてしまうことも。どうしても変えたくない場合は、こんなふうに主張しましょう。
I have an important appointment. I can’t change the flight.
(大事な約束があるんです。フライトは変えられません)
オーバーブッキングの被害に遭うのを避けるには、空港でのチェックインやboarding(搭乗)を、できるだけ早くやっておくことです。
荷物が重量オーバーした!
飛行機に載せる荷物には、カウンターで預けるcheck-in baggage(受託預入れ荷物)とcarry-on baggage(機内持ち込み手荷物)があり、それぞれ1人が持ち込める数やサイズ、重さが決まっています。航空会社や行き先によって異なるので、買い物をたくさんする予定の人は、あらかじめ確認しておくようにしましょう。規定の重さを超えている場合、こんなふうに言われます。
Your baggage is overweight.
(お客様の荷物は重量超過しています)
重量超過したままだとbaggage excess fee(荷物超過料金)を払わなければなりません。数キロの重量超過で6,000~10,000円程度かかる場合があり、空港で泣く泣く荷物を捨てていく人もいるようです。心配な場合は旅行用の小さい測りを持っていくといいでしょう。
まとめ
外国ではいろいろ思いがけないことが起こりがちですが、心配してばかりでは、楽しみが半減してしまいます。海外旅行にはトラブルがつきものと割り切って、どんなトラブルが起こり得るか、いざというときはどうすればよいか、知識として持っておくようにしましょう。
前もって知っておけば、実際に問題が起こったときも、冷静に対応することができます。しっかり準備を整えて、旅行を存分に楽しんでください。
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