会社や学校で英語の自己紹介文を書かねばならず、悩まれた経験のある方は多いと思います。また近年はInstagramやFacebookなどのSNSでも英語でプロフィールを書く機会が増え、何を書けばいいのかわからないというお声も多々あります。今回はそんな英語のプロフィールの書き方をご紹介したいと思います。
英語でプロフィールを求められる場面とは
日本語の自己紹介と違って英語で自己紹介文を書くというのは、「どんな英単語を使えばいいのか」というだけでなく、「何を書くべきか」という根本的な点からわからないものですよね。しかしネット上で発信する機会が増える今、英語でプロフィールを書く機会は頻繁に訪れます。例えば英語でプロフィールを書く機会は下記のような場面で起こり、その場面に応じて書くべき項目が異なります。
SNS、ブログ、webサイト
趣味や年齢、居住地、趣味など、個人的な情報を書く
履歴書(レジュメ)
経歴や学歴、経験など、就職に有利なことを書く
外資系企業での自己紹介
経歴や趣味、今後の意気込みなどの情報を軽めに書く
ホテルのチェックイン
宿泊者の構成やアレルギー、特別な希望など、ホテルに予め伝えておきたいことを書く
このように、場面に応じて書くべき項目は異なるもの。今回はそんな様々なプロフィール項目を網羅してご紹介します。
自己紹介で知っておきたいの基本のプロフィール英語
まずは「名前」「誕生日」「性別」など、プロフィールに頻出する基本項目と、その書き方をご紹介します。
名前:Name
My name is Hana Suzuki.
(私の名前は鈴木華です。)
I’m Hana Suzuki.
(私は鈴木華です。)
「My name is」と言ってもいいですが、簡単に「I’m…」で始めるのが一般的です。
旧姓:Maiden name / Previous name.
Maiden name was Ito.
(旧姓は伊藤です)
Hana Suzuki nee Ito.
(鈴木華 旧姓伊藤)
旧姓はパスポートなど求められれば記載する必要がありますが、一般的な自己紹介ではあまり書かない場合が多いです。「nee」はもともとフランス語で「旧姓」の意味で、現在の名前の後に旧姓を表示する場合に使います。
年齢:Age
I am 30.
(私は30です)
I am 30 years old.
(私は30歳です。)
「years old」をつけない方がシンプルで一般的ですよ。ちなみにSNSなどなら年齢を書くこともありますが、ビジネスなどのプロフィールでは最初から自分の年齢を紹介することはあまりありません。
性別:Gender
I’m a male.
(私は男性です)
Gender : Female
(性別:女)
I’m a 22-year-old, female.
(私は22歳の女性です。)
male/femaleが一般的ですが、SNSなどでは、Man/Womanということもあります。年齢と性別を一緒に伝える3つ目の言い方もよく目にします。「○-year-old」とハイフンを入れることで「〜歳の」という意味になります。この時「years」の「s」を省いて「year」と記載しますので注意しましょう。
生年月日:Date of birth
I was born in 1981.
(1981年に生まれました。)
I was born on July 5th, 1981.
(1981年7月5日に生まれました。)
My birthday is Sept.12th.
(私の誕生日は9月12日です。)
日本と違って欧米では上下関係がそこまで厳しくないため、年齢や生年月日は聞かれたら答えるというレベルでいいでしょう。
血液型:Blood type
Blood type:A
(血液型:A)
My blood type is A
(私の血液型はA型です。)
欧米では血液型を気にする文化があまりないので、求められれば記載するくらいでよいでしょう。
職業:Occupation
Occupation:office worker
(職業:会社員)
I’m a sales person.
(私は営業をしています。)
I work for a food company.
(食品会社で働いています。)
I’m a student at the University of Osaka.
(私は大阪大学の学生です。)
職業と一言でいってもどこまで詳しく述べるかはその場次第です。ざっくりと会社員と伝えることもあれば、どこの会社で勤めているかというところまで述べる場合もあります。これは日本語の場合と同じで、あなたが相手にどこまで知ってほしいかによって決まりますよ。
出身地:Birthplace
I’m from Tokyo, Japan.
(私は日本の東京出身です。)
I was born in Osaka, Japan.
(私は日本の東京で生まれました。)
From Tokyo, now live in Osaka.
(東京出身、現在大阪在住。)
相手が日本に詳しい場合なら「Japan(日本)」は省いてもいいでしょう。3つ目の例文はSNSなど文字数が限られている場面でのプロフィールで使われます。
住所:Address
Address:5-4-3 Nihonbashi, Chuo-ku, Tokyo 123-456
(住所:123-456 東京都中央区日本橋5-4-3)
I live in Tokyo.
(私は東京に住んでいます。)
履歴書など住所を細部までしっかり書く場合は1個目の例文を参照してください。ざっくりと現在の住所を伝える場合は2個目のような形で問題ありません。
国籍:Nationality
Nationality:Japanese
(国籍:日本人)
I’m Japanese.
(私は日本人です。)
1個目のように箇条書きにしてもいいですし、2個目のようにさらっと自分は日本人であることを伝えてもいいでしょう。
さらにプライベートな情報を伝えるときのプロフィール英語
会社での自己紹介文やSNSでのプロフィールなどなら、趣味や家族構成など、自分のことを多少は知ってもらう必要がありますよね。そんなプライベートな情報を伝えるためのプロフィール項目を次にご紹介したいと思います。
趣味/興味:Hobby / Interest
I like hiking.
(私はハイキングが好きです。)
Reading | Traveling | Eating
(読書、旅行、食べること)
Fan of Mr. Children
(ミスチルのファン)
Love for tea
(紅茶が大好き)
一つ目のように文章で「私は〜が好きです」と述べてもいいですが、SNSのプロフィールなら単に好きなものを羅列して、縦棒( | )やスラッシュ( / )で区切るとこなれた感じになります。また3つ目、4つ目のように文章ではないけれど2−3文字で好きなことを簡単に述べることもあります。
特技:Specialty
I’m good at playing volleyball.
(バレーボールが得意です。)
If you want to know about kimonos, ask me.
(着物のことなら何でも聞いてください。)
Dance is my thing!
(ダンスと言えば私!)
「I’m good at〜(〜が得意です)」という言い回しもありますが、婉曲的に得意分野であることを知らせる2個目の例文はおすすめ。またSNSなどで興味を同じくする人と友達になりたい場合には、3つ目のような言い回しもはっきりと貴方の得意分野がわかっていいですよ。
配偶者の有無:Marital Status
I’m married.
(結婚しています。)
I‘m single.
(独身です。)
I’m single again.
(再び独身です=離婚歴あり。)
Marital Status:Married with one daughter.
(配偶者の有無:配偶者あり、娘1人)
男女間の出会いを求めている場合などには結婚の有無をはっきりと述べておくのもいいでしょう。最後の例文はビジネス履歴書向きです。
家族:Family
I have 3 kids.
(3人の子持ちです。)
I’m the mother of a 3-year-old.
(3歳の子供の母です。)
Father of 2 girls.
(2人の女の子の父。)
最後の例文は短いので、ツイッターなどプロフィールの文字数が限られている場合に便利です。
好きなもの嫌いなもの:Likes and dislikes
I like dogs, chocolate, playing tennis, rock music and fashion!
(私が好きなのは、犬とチョコとテニスとロックミュージックと、それにファッションです!)
I don’t like washing dishes, tomato and the smell of cigarettes.
(私は皿洗いとトマトとタバコの臭いが嫌いです。)
I can’t stand waiting in line. I dislike a spider.
(私は列に並ぶのが耐えられない。私は蜘蛛が嫌い。)
I enjoy playing football. I’m crazy about Johnny Depp.
(私はサッカーするのが好きです。私はジョニーデップがめちゃくちゃ好きです。)
好きなもの、嫌いなものを1個目、2個目の例文のように、1文の中で思いつく限り並べて述べてもいいですし、3個目、4個目のように、一つ一つ文を分けて述べてもいいでしょう。
性格:Personality
I’m a happy-go-lucky person.
(私は楽天的な人間です。)
People tell me that I am patient.
(よく人には我慢強い性格だねと言われます。)
I think of myself having a positive personality.
(自分はポジティブな性格だと思います。)
日本人は自分の性格を謙遜して述べますが、海外では自分の良い面を積極的に伝える傾向にあります。とはいえ、2個目や3個目のように、少し遠回しに伝える方が、より感じがよく聞こえるでしょう。
座右の銘:Motto
My motto is ‘If you can dream it, you can do it.’
(私のモットーは、夢見ることができれば、それは実現できる、です。)
My favorite phrase is ‘Peace begins with a smile’.
(私の好きな言葉は、平和は微笑みから始まる、です。)
座右の銘は、日本語でいう「モットー(motto)」という言葉がよく使われます。一つはお気に入りの英語のモットーを持っておくと便利ですよ。
ビジネスで使うプロフィール英語
英語の履歴書、レジュメを書く際には、カジュアルなプロフィールとは違った書き方や抑えておくべきポイントがあります。ここでは、職歴や学歴など、レジュメに書くべき項目を例とともにご紹介します。
職歴:Work experience
Personal secretary specializing in computer software technology with wide experience in handling technical terms in addition to all secretarial responsibilities.
(コンピューターソフトウェア関連に特化した個人秘書で、全般的な秘書業務に加え、コンピューター関連の専門用語にも明るく、広い経験があります。)
Have responsibility for production, catalog printing and interior designing for sales promotion.
(販売促進のための制作、カタログ印刷とインテリアデザインを担当。)
職歴は、いつからいつまでどの会社で働いたかを記載した後、どんな仕事をしていたかを箇条書きで書けばよいでしょう。多くの会社で働いた経験がある場合には、1つ目の例文のように大まかな職歴の要約を先に書いておくと、専門性がわかり、相手に伝わりやすいですよ。
学歴::Education
Tokyo University, Bunkyo-ku, Tokyo. March, 1985. Bachelor of Laws with specialization in Commercial Law.
(東京大学 東京都文京区 1985年3月 商法を専門とする学士号取得 )
Yamada High School, Tennoji, Osaka. Diploma received, March 1985.
(山田高校 大阪市天王寺区 卒業証書取得 1985年3月)
学歴は大学や高校だけでなく、英会話学校のクラスやビジネスの講座など、希望する職種に有利なものは書いておきましょう。
資格:Skills
National Certified Secretarial Abilities Testing, 1st grade.
(秘書技能検定1級)
Certified General Travel Service Supervisor.
(一般旅行業務取扱主任者)
国家資格や検定資格などを書いておきましょう。運転免許書は外回りなどで車の運転が必要な職種の場合は記載しておきます。
言語:Language
Intermediate in English
(中級レベルの英語運搬能力)
Fluent in English and German
(流暢な英語とドイツ)
Reading knowledge of French
(フランス語の読解)
TOEIC 900, 2018
(TOEIC900点)
英語以外の言語ができる場合はぜひ記載しましょう。語学関係の資格や点数を取得年とともに記載してもいいでしょう。
強み:Strengths
Computer skills:Microsoft Office Specialist – Word and Excel
(パソコンスキル:マイクロソフトスペシャリスト ワードとエクセル)
Experience in managing a team up to 50.
(50人までのチームの管理を経験)
ここでの強みは、あなたが特に得意としていることを述べる場ですので、すでに述べてきた経験や資格、言語とかぶっても問題ありません。謙遜することなく堂々と強みを述べましょう。
まとめ
プロフィールは英語の履歴書からSNSまでその場に応じて書くべき項目が様々です。文章で書く場合もあれば、箇条書きがスマートでいい場合もあります。その場に応じたスタイルを意識しながら書いてみてくださいね。
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