普段の生活では英語を使うことがない方でも、海外旅行に行くとどうしても英語が必要なシーンがあるものです。簡単な旅行英語ができると、安心して旅行ができるだけでなく、その土地の食べ物や観光も満喫できますよね。今回はそんな海外旅行で使える英会話フレーズ50選をまとめてご紹介したいと思います。
空港で使える英語フレーズ
現地の空港では日本人スタッフがおらず、英語を話さなければならないケースが多々あります。しかし空港で耳にするフレーズや話す内容は大体決まっているので、これさえ押さえれば大方安心です。
チェックインカウンターで
I’d like to check in.
(チェックインお願いします。)
Can I take this on the plane?
(この荷物を機内に持ち込めますか?)
I have nothing to check.
(預ける荷物はありません。)
There are fragile items inside. Please handle with care.
(壊れ物が入っています。丁寧に扱ってください。)
「チェックインお願いします。」という時は「Check in, please」だけでも通じますよ。「Fragile」は「壊れやすい」という意味。
搭乗の際に
Which gate should I go to?
(何番ゲートに行けばいいですか?)
What’s the boarding time?
(搭乗時間はいつですか?)
Has boarding started?
(搭乗は始まっていますか?)
ABC Airlines is now boarding.
(ABC航空はただいまより搭乗を開始します。)
「board」は「搭乗する」という意味で、「boarding」だと「搭乗」となります。
乗り遅れたとき
I missed my flight.
(乗り遅れてしまいました。)
Could I get another flight?
(他の便に変更できませんか?)
「miss」は「〜を逃す」という意味です。
機内で使える英語フレーズ
飲みたい飲み物を選んだり座席を倒したりと、機内で快適に過ごすためにも簡単なフレーズを話せると安心です。よく使うフレーズをまとめていますので是非参考にしてください。
Can I recline my seat? – Sure, no problem. / No, sorry.
(座席を倒してもいいですか? – どうぞ。/ 困ります。)
Could I get a blanket, please?
(毛布をもらえますか?)
What would you like to drink? – What do you have?
(飲み物は何がよろしいですか? – 何がありますか?)
Can I get a beer?
(ビールをください。)
Have you finished your meal? – Yes. / Not yet.
(食事はお済みですか?- はい。/ いいえ、まだです。)
「recline」は「後ろに倒れる」の意味。「beer」は「ビール」では通じません。「ビアー」と発音します。
入国審査で使える英語フレーズ
入国審査では短期の観光の場合聞かれる内容がほぼ決まっています。最低限下記のフレーズをマスターして答えられるようにしておきましょう。
What is the purpose of your trip? – Sightseeing.
(旅行の目的はなんですか? – 観光です。)
How long are your planning to stay? – 4 days.
(この国には何日間滞在しますか? – 4日間です。)
What’s your occupation? – I work in an office. / I’m a student.
(職業は何ですか? – 会社員です。/ 学生です。)
Where will you be staying? – I will be staying at ABC Hotel.
(どこに滞在しますか? – ABCホテルです。)
Are you traveling with anybody? – Yes, with my friend.
(同行者はいますか? – はい、友人と一緒です。)
1つ目の例文で入国目的が仕事の場合は「Business(仕事です)」と答えましょう。3つ目の例文で「occupation」は「職業」という意味です。同じ意味で「What do you do?(仕事は何をしていますか?)」や「What is your job?(仕事はなんですか?)」と聞かれることもありますよ。
交通機関で使える英語フレーズ
海外旅行では、現地のタクシーやバス、鉄道などを使うこともあるでしょう。無事目的地に到着できるように必要最低限のフレーズはマスターしておきましょう。
タクシーに乗るとき
Where to? – Could you take me here, please?
(どこまで? – ここへ向かってください。)
How much will it cost?
(料金はどのくらいかかりますか?)
Does that include the highway toll?
(高速料金が含まれた値段ですか?)
Could you open the trunk, please?
(トランクを開けてもらえますか?)
一つ目の例文では「here」といいながら住所が書いた本や地図を指差すといいですよ。もちろん「Could you take me to the museum, please?(美術館へ向かってください。)」などと具体的な場所の名前を述べてもいいでしょう。
バスに乗るとき
Where do I change buses?
(どこで乗り換えればいいですか?)
Where does this bus go?
(このバスはどこ行きですか?)
Where do I get off to go to the museum?
(美術館へ行くにはどのバス停で降りればいいですか?)
I’m on the wrong bus. Please let me out here.
(乗り間違いました。降ろしてください。)
最後の例文の「let me out」は直訳すると「私を外に出す」という意味。周囲にあまり何もない場所で途中で降りると危険な場合もあるので注意しましょう。
駅で電車に乗るとき
When is the next train to London?
(次のロンドン行きの電車は何時に出ますか?)
Could I have a ticket to London?
(ロンドン行きの切符をください。)
One way, or roundtrip?
(片道ですか?往復ですか?)
What platform does this train leave from?
(この電車は何番線から出ますか?)
How long until the train leaves?
(あとどのくらいで発車しますか?)
「往復」は英語で「roundtrip」。ロンドンまでの往復チケットなら「roundtrip ticket to London」といいます。
ホテルで使える英語フレーズ
海外旅行では避けては通れないホテルでの英会話。チェックインからトラブルに対する対処法までのフレーズを集めました。
I’d like to check in, please. My name is Yamada.
(チェックインをお願いします。山田と申します。)
How would you like to pay for the room? – Credit card. / Cash. / Can I use these travelers’ checks?
(お支払いはどうなさいますか? – クレジットカードで。/ 現金で。/ このトラベラーズチェックは使えますか?)
Could you leave my things at the front desk?
(荷物をフロントで預かってもらえますか?)
Could you call me a taxi, please?
(タクシーを呼んでもらえますか?)
Could I have a map of this area?
(この付近の地図はありますか?)
I locked my key in the room.
(鍵を部屋に忘れてきてしまいました。)
The air conditioner does not work.
(エアコンが動きません。)
Could I have a receipt, please?
(領収書をください。)
「〜が動きません」や「〜が壊れている」というのは「〜 does not work.」というフレーズを覚えておくと便利でしょう。
レストランで使える英語フレーズ
海外旅行で楽しみなのが現地の食事。せっかくですから食べたかったものにチャレンジしたいものですよね。レストランの予約からメニューのオーダーまで、英語で臆せずやり取りできるように準備しておきましょう!
I’d like to book a table for 3 for 8pm tonight, please.
(今夜8時に3名で席を予約したいのですが。)
I’m allergic to dairy products.
(乳製品のアレルギーがあります。)
I have a reservation for Yamada.
(予約していた山田です。)
Hi, could we get a table for 4, please?
(こんにちは。4人で入れますか?)
Could we have a menu, please?
(メニューをください。)
「予約する」は「book」という単語をよく使いますが、「make a reservation」とも言いますよ。 「allergic(アレルギー)」は「アレジック」と発音します。
まとめ
英語に自信がなくても海外旅行はやっぱり楽しみたいもの。厳選した50のフレーズを覚えておくだけで、最低限の要求ができるようになったりトラブルを伝えることも可能になります。ぜひこの記事をコピーなどして旅行にお持ちくださいね。
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