ネイティブに”How long?”と聞かれて、「何センチか言えばいいの?」と思ってしまったことはありませんか?英語でHow longと言えば、通常は「期間」のこと。時間や日数を答えます。知っているようで実は知らない、便利な「How+形容詞/副詞」の表現を見直してみましょう。使いこなせるようになると、とても便利ですよ。
「How+形容詞/副詞」定番表現の意味を確認
“How much?”と言えば普通は「いくら?」ですが、実はこれは、量や度合いを尋ねるための基本表現。よく使われるHowの定番表現をまとめておきましょう。
How manyは「数えられるもの」を尋ねる
How many people are you?
(何名様ですか?)
レストランなどで使われる表現。one、two、three…と数えられるものは何でも、How manyで聞くことができます。“How many rooms?”(何部屋?)、“How many glasses?”(コップ何個?)など、How manyのあとに名詞を入れればOK。
How muchは「数えられないもの」を尋ねる
How much do you love him?
(彼のこと、どれくらい愛しているの?)
“How much?”は金額に限らず、量や度合いが「どれくらい」と聞きたいときに使えます。“How much do you weigh?”は「あなたはどれくらいの重さ?=あなたの体重は?」、“How much do you drink a day?”は「あなたは1日どれくらい飲むの?」ということ。
How longは「期間」を尋ねる
How long does it take to get there?
(そこへ行くにはどれくらい時間がかかるんですか?)
口語ではforをつけて“For how long?”(どれくらいの期間?)と言うこともよくあります。具体的に「日数」「年数」を聞くには、How manyを使って“How many days?”(何日?)、“How many years?”(何年?)のように尋ねます。
How farは「距離」を尋ねる
How far is it from here?
(ここからどれくらいの距離ですか?)
farは「遠い」という形容詞ですが、How farで「どれくらいの遠さ=どれくらいの距離」と尋ねることができます。具体的に「センチ」「メートル」を聞くには、“How many centimeters?”(何センチ?)、“How many meters?”(何メートル?)のようになります。
How old は「古さ」を尋ねる
How old is this building?
(この建物はどれくらいの古さですか?)
“How old?”と言えば真っ先に「何歳?」と思い浮かぶかもしれませんが、基本的に「どれくらいの古さ=どれくらいの年月が経っているか」ということなので、人以外にも使えます。例えば“I got a second-hand smartphone. ”(中古のスマホを買った)と言うと、“How old? ”(どれくらいの古さ?)と聞かれるかもしれません。
Howの後にこんな語をつけてもOK!
「Howの後に必ずこの語を入れなければならない」と決まっているわけではなく、多彩な形容詞や副詞を入れることができます。ネイティブがよく使っている言い方を見てみましょう。
How oftenは「頻度」を尋ねる
How often do you see your boyfriend?
(彼氏とはどれくらいの頻度で会っているの?)
oftenの意味は「しばしば」ですが、How oftenで「どれくらいしばしば」、つまり「頻度」を尋ねることができます。「~にはよく行くんですか?」というニュアンスで、“How often do you visit a museum? ”と言うこともあり、これは「博物館にはどれ位の頻度で行くんですか?=博物館にはよく行くんですか?」ということ。
ちなみに、「何回?」と聞くには、“How many times? ”と、「回数」を表すtimeを使います。
How hardは「どれくらいがんばったか」
How hard have you tried?
(どれくらいがんばってみたの?)
hardは「熱心に、一生懸命に」ということなので、How hardで「どれくらいがんばったか」を聞くことができます。“How hard do I have to push? ”(どれくらいの強さで押せばいいの?)のように言うこともあります。
How goodは「どれくらいよいか」
How good is his English?
(彼はどれくらい英語がうまいの?)
How goodで「どれくらいい」「どれくらいよく」と聞くことができるので、“How good do you know him? ”(あなたは彼女のことをどれくらいよく知っているの?)と尋ねることができます。
まとめ
Howを使った疑問文には決まった形があるものと思いがちですが、実際には“How difficult? ”(どれくらい難しい?)、“How interesting? ”(どれくらい面白い?)、How stupid? ”(どれくらいばかばかしい?)と、いろいろな語を続けて「どれくらい~?」と聞くことができます。今度頭の中に「どれくらい?」と聞きたいことが浮かんできたら、ぜひこのHowの疑問文を使ってみてください。
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