英語がなかなか上達しない人の独学勉強法

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「こんなに勉強しているのに、なかなか英語が話せるようにならないのはなぜ?」「やっぱり留学しないと無理?」と感じている人は、少なくないようです。でも実は、英語は独学でちゃんと話せるようになります。これまでの勉強の問題点を振り返り、会話ができるようになるためのコツをお教えしましょう。

どうして英語が上達しないの?

「TOEICで900点取った!」と言うと、もう英語がペラペラ、というイメージですよね。でもいざネイティブの前に出ると、ほとんど会話ができないという人が大勢います。これはどうしてなのでしょう。

英語の「知識」と「会話」とは違う

TOEICで高得点を取れる人は、単語や文法の知識が豊富にあり、ある程度込み入った内容の文章を読んだり聞いたりしたときも、かなりの程度まで理解することができると思います。でも、会話は筋道の通ったことを一方的にしゃべってそれを理解すればいいというものではありません。「そうだよね?」「かもね」といったような一見意味のないやりとりを交えることなしには、人と人との会話はなかなか成り立たないのです。

会話は文法のテストではない

「He have to … あっ、He has to …」といったように、しゃべりながら自分の文法の間違いを訂正する人がいます。でも、実際の会話では、相手は文法のミスなんてほとんど気にしていません。それよりも、何が言いたいかを知りたいのです。いちいちミスを気にしていては肝心の言いたいことがうまく伝わらず、相手も「この人の言っていることはよくわからない」と思ってしまうだけです。

これまでどんな英語の勉強をしてきましたか?

辞書を引きながら英語の文章を一生懸命読んだり、たくさんの練習問題をこなしたりすることで、「よし、英語の勉強をした」と満足してしまってはいませんか?でも、会話ができるようになるには、「話す練習」をしなければならないのです。これまでの自分の学習法を振り返ってみましょう。

声に出さなければ意味がない

英語と日本語では、使う単語や文が異なるだけでなく、口の動かし方や音域が異なると言います。つまり、英会話ができるようになるには「英語を話すための口」「英語を話すための耳」を鍛えなければならないのです。難しい文章を読めるようになっても、それがすぐ会話力につながるわけではありません。

〇×をつけるのをやめる

英語の練習問題にはたいてい「答え」があります。例えばDoes he ~?で聞かれたら答えはYes, he does.かNo, he doesn’t.だと思いますよね。でも、実際の会話ではRight.(そうです)だったりSure.(もちろん)だったりNo idea.(わからない)だったり、答えは無数にあると言っても過言ではありません。自分の英語が「合ってる/間違ってる」と思うのをやめましょう。たとえ文法的に間違いだらけの英語でも、すごく価値のあることを言うと、相手は耳を傾けてくれます。

勉強できないのを時間のせいにしない

英語学習に挫折してしまった人の話を聞くと、たいてい「忙しくて時間が取れなくて…」と言います。でも、机に向かってテキストを開くだけが英語の勉強ではないとすると、朝起きてニュースを英語で見る、通勤時間に英語の会話を聞く、お風呂に入って英語を口に出して言ってみるといったように、学習の時間はいつでも取ることができます。日々の生活の中で英語に触れることを習慣化しましょう。

一人で始めてみよう!ネイティブと普通に話すための学習法

「読めばわかる。でもしゃべれない」という人が、どうすれば「英語が話せる人」になるのでしょうか。時間がない人も、外国人の知人・友人がいない人も、一人で始められる有効な学習法をご紹介します。

音読

英文を声に出して読むだけ、誰でも簡単に始められます。できれば、ネイティブが読み上げた音声CD付きの教材を使うといいでしょう。英語を話すための口の動きが鍛えられると同時に、ネイティブ特有の話し方のテンポが身につきます。

シャドーイング

英文を聞きながら、その後について自分で同じことをつぶやきます。ニュースや映画、ドラマ、インターネット上の動画など、身近にあるものを何でも使い、「あっ、今言っていることわかった!」と思った瞬間につぶやいてみるということでもかまいません。

多聴の習慣を作る

Are you sure?(そうなの?)Maybe.(多分)のように、会話には受け答えの定型パターンというものがあります。これは、文章を読んでいるだけではほとんど身につきません。映画やドラマを観たり、書籍やインターネットの英会話の教材を常時聞くことを習慣化して、とっさに受け応えができるようになりましょう。

話す機会を作る

一人で学習を続けていると、やはりだんだん意欲が失せてしまうことがあります。「誰かと英語を話す機会がある」というのは、モチベーションを維持するための有効な手段です。外国人の知人・友人がいない人でも、オンライン英会話のレッスンを利用したり、ネイティブと話せる英会話カフェに通ったりすることで、「もっと話せるようになりたい!」という刺激を受けることができます。

思い立ったときに始められる!レアジョブ英会話

https://www.rarejob.com/
朝6時から深夜1時まで開講、レッスン5分前まで予約可能。「今から英語を話したい!」というときに活用することができます。

世界標準であるCEFR基準で制作された英会話教材をもとに、合格率1%の狭き難関を通過した優秀な英会話講師がマンツーマンでレッスン。毎日レッスンを受けても月々6,000円程度と良心的。その分、たくさん英会話を話せるので、学んだ英語が定着しやすいという利点があります。

英会話喫茶ミッキーハウス

http://www.mickeyhouse.jp/
東京・高田馬場で30年以上運営している英会話カフェ。外国人旅行者も集まり、気軽に会話を楽しみたい人に便利。

まとめ

英会話を独学で身につけるためのヒントをつかんでもらえたでしょうか。実は、「英語を使ってバリバリ仕事をしている」「自分で英語を教えている」という人の中にも、留学経験・海外生活経験ゼロという人がたくさんいます。日本にいても、英語に触れる環境をどれだけ作ることができるかによって、実力が大きく違ってくるのです。普段の生活をちょっとだけ変えることで、「ネイティブと普通に話せる人」を目指しましょう!

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