英会話を独学マスターできる勉強法

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英語を独学したいという方は多いはず。周りに外国人がいて、日々英語を使うならともかく、だれもが環境に恵まれているわけではありませんよ。英語を完全に独学するワザはあるのでしょうか?結論からいえば、ある程度までは独学できます。「読む」「書く」「聞く」「話す」の能力は自力でレベルアップ可能。でも、自分ではどうしても勉強しづらいところも…。

今回は、独学で4技能を磨く方法から、独学しづらい「コミュニケーション」の練習法までを解説します!

英語を勉強するためのポイント

英語学習の独学って、まずは何をどうやって始めればいいか困っていませんか?久々に勉強を始める人や、英語学習につまずいている人など、学習を始めるためのポイントを3つ紹介します!

好きなジャンルで知識を広げる

自分の好きなジャンルの英語を広げていきましょう。どんな英語が使いたいですか? 外国人に一目置かれるきれいな英語でしょうか? 会話で盛り上がれるスラングでしょうか?

自分ができるようになりたい人や姿を頭に浮かべて、それに向かって勉強して行きましょう。

定期的な時間をつくる

一定期間継続できれば、英語学習は徐々に習慣化されていきます。ただ、習慣となるまでが大変です。習慣化しやすいように、まずは環境を整えましょう。

自宅に学習スペースを作ったり、家族がいるなら近所のカフェなどで勉強できる場所を見つけたり。また職場の近くにお気に入りのカフェを見つけて、出勤前や退勤後は30分間学習すると決めてもいいでしょう。

現在の生活サイクルを振り返って、どのように工夫すれば自分に合った学習時間が作れるのかを考えて、決めていきましょう。雰囲気が自分好みのカフェを選べることで、楽しみとなり、勉強がはかどるかもしれませんね。

英語の耳に慣れてきたら、自分で好きな文章を探して音読してみましょう。

絵本、小説、新聞、ビジネス書など自分の好きなジャンルが最強の教科書です。Kindleストアで安く売られている洋書を買ってみてもいいですし、ニュースでもOKです。YouTubeでもOK。自分が面白い! と思えるものを選びましょう。

文章を決めたら、その教材のリスニングを通勤時間や、何かをしながらでもいいので、少しでも多くの時間英語に触れましょう。同じ音声を繰り返し聞くことで、耳に残ったフレーズ、ワードが出てくるので、今度は声に出してみましょう。声に出すことで、発音、イントネーションがあっているのか確認することができます。また、選んだ教材に文章があれば、声に出したフレーズ、文章があっているのかを確認できます。

初心者:独学の手順

独学で勉強をするには、まずどうなりたいかという目標を設定してみましょう。目標があればモチベーション維持になります。そして、次に、時間の確保。英語の勉強はコツコツと地味なものです。色んな誘惑に負けそうになりますが、強い意志で臨みましょう!そして、大切なのは、自分に合ったレベルと順番です。

英語の独学:はじめの一歩は「一本の文章」を選ぶところから

英語の独学で必要なことはなんでしょうか?私は、「教材を絞る」ことが大事だと思っています。本屋さんには山ほどの英語教材が売っていて、目移りしてしまいませんか? 買ってみたはいいけど、結局手をつけることなく終わってしまった。なんてこともありますよね。筆者の部屋の隅にも、教材がたくさん積まれています……。ひとりの人間が読める教材は限られています。まずは、「一本の文章」から始めてみましょう!

まずは中学レベルの音読をしてみよう 

語学の王道は音読です。

音読をすることによって、文字・意味・音がまとめて体に叩き込まれます。

今の英語力が「0」である場合は、まずは中学レベルの英語の参考書を一冊音読してみましょう。

参考書は必ずCDがついているものを選んでください。間違った発音で音読してしまうと、それが体に定着してしまいます。正しい発音を聞きながら音読することで、一気に英語が体にしみ込んでいきます。

音楽・動画、ジャンルを増やしていこう

インターネット上には、日本語の何倍も英語の情報が転がっています。Facebookで外国の方のコメントを見るだけでも、日本語世界で生きている私たちにとって大きな刺激になります。

YouTubeの動画も、英語では「勉強になる」系が多くあります。私も新しいもの、例えば機械学習を勉強するとき、まずはYouTubeをみてざっくり理解してから本を読みます。

YouTubeが娯楽から教養に変わるのです。感動的じゃないですか?

中~上級者:独学の手順

中級から上級へのレベルアップは、初級から中級より困難な道のりです。そのため、中級から抜け出せない人も少なくありません。

ここでは、そんな中級者が上級者へレベルアップするためのステップを紹介。まだ実践していないものがあれば、ぜひ取り入れてみましょう!

生きた英語を独学するならTED Talks

中学レベルの英語をクリア出来たら、さっそく生きた英語に触れてみましょう。

私の持論で、多くの語学教師も賛成するところですが、「興味のないものはいくらやっても続かない!」面白いものを教材にするのが最高の勉強法です!

とてもたくさんのジャンルから選べる・日英字幕がある・画面が使いやすい…、全てをカバーするのがTED Talksです。世界から集まった一流の研究者やビジネスパーソンの英語講演が無料で見放題です。

入門しやすい3~5分の動画もたくさんあります。

●著者おすすめTED動画:What causes insomnia?

音読のステップ2は、TED Talksの講演者の後に続いて読んでみることです。字幕を見ながらシャドーイングをする感覚ですね。

TEDのよいところは、再生速度をいじれる点です。ナチュラルなスピードだと、ついていけない! となってしまって、それっきりになってしまうのが怖いですよね。再生速度を半分にすれば、英語に慣れていない方でもついていけるはずです。

TEDのきれいな英語が身について来れば、英語を使う準備はかなり整っています。

美しい英語はニュースで独学!

ビジネスパーソンや研究者など、硬い英語を使う方はニュースが最適です。

無料でたくさん読めるという点では、BBCが使いやすいです。イギリスで最も信頼されているメディアですから、英語が身につくだけでなく教養にもなります。

厳しいチェックをされたメディアですから、Wikipediaや個人サイトにくらべて文法の間違いは少ないです。まずはBBCを読んでみて、わからない文法があったら文法の参考書を読んでみましょう。

私も昔は『総合英語FOREST』のような参考書は本当にちんぷんかんぷんでした。でも、英語のインプットを積んだ後に読んでみると「なるほどなー」と納得できます。スマホだって、最初から説明書を読むよりいじってみた方が速いですよね。まずは実践! が英語力アップの秘訣です。

さらに、この英語を書き写してみることで、ライティングも鍛えられます。一石二鳥ですね。

関連記事:英語ライティングをマスターする6つのテクニック

独学を最大限に活かすためのロードマップ

英語の独学を始めた人は、資格取得、トラベル英会話を身に着けるなど、目標をもって始められた人が多いかと思います。「目標」の設定はできているはずですので、「勉強内容」を正しく設定することが大事です。初心者で、まだ目標を決めていない人や、最大限の成果を出したい人は、次のステップに沿って設定してみてください。

自分の英語レベルを知ろう!

趣味で英語の独学を始める人以外は、今自分がどの程度英語を理解できているかを知るのは大切なことです。自分が得意とする英文法、不得意なリスニングなど、自己分析をしっかりして弱点を知りましょう!NHKのホームページや無料のホームページで、簡単なテストを受けることである程度知ることができます。無料のものを活かして受けてみましょう。

 「目標」を決めよう!

「留学したいから生活に困らないコミュニケーションを取れるようになりたい」や「最終的にはTOEICで800点取りたい」などの目標があると思います。自分のレベルを知ったうえで、その目標が2~3ヵ月で達成できるもの、または1年かかる目標かどうかを考えてみましょう。1年間モチベーションを維持するのは、大変です。そこで、“2~3ヵ月で達成できる目標”、“半年後”、“1年後”のように短いスパンで分けます。数字で目に見える試験など受けると、モチベーションも維持しやすく、継続できます。

スケジュールを立てよう

では、具体例を挙げて説明します。次の項目に沿って考え、計画を練ってみましょう。

英語学習の目標

例)3ヶ月で英語プレゼンができるレベルになる

月間の計画(問題集何ページまでなど)

例)今月の計画:オンライン英会話毎日25分と予習復習1時間、プレゼンに関連する単語一覧を覚える

週間の計画(月間目標から逆算)

例)今週の計画:毎日英会話+復習、単語一覧1~50まで暗記

1日の計画(週間目標から逆算)

例)今日の計画:オンライン英会話25分、予習30分、復習30分、単語暗記1~10まで

予定を毎日パンパンに詰めすぎないのもポイントです。もちろん計画通りに実行することが望ましいですが、途中で体調を崩したり、仕事が忙しくてどうしても勉強ができなかったりする日も出てくるかもしれません。

まじめな人ほど、一度計画が崩れるとモチベーションが下がってしまいがち。そんな時は週に1日「今週できなかったことをやる」という調整日を予定に組み込んでおくと、余裕が出て続けやすくなりますよ。

独学に役立つ参考書、アプリ

実際に使ってみた筆者が、おすすめする参考書やアプリを紹介。易しい、分かりやすいものがあれば試してみてくださいね。

参考書

・『英会話なるほどフレーズ100』(初級)

学校英語では習わないようなナチュラルなネイティブ英語が学べるのが魅力的。この本で学んだフレーズは洋画や海外ドラマなどにもよく登場するので、洋画やドラマを使ったインプットにも役立ちます。

今日からつぶやけるひとりごと英語フレーズ1000 (初級)

長くても7~8単語程度なので、初心者におすすめ。

アプリ

VoiceTube (全レベル)

ネイティブの動画でリスニング力を身につけながら、実用性の高い英語表現を学べるアプリ。動画のジャンルはエンターテイメント・旅行・セレブ・ビジネス・ニュースなど豊富な内容で、自分の興味に合わせて動画を選べます。

Cake (全レベル)

CakeはSNSのようなポップなアプリです。ネイティブがYouTubeで使っているフレーズを厳選し、毎日アップデートしてくれます。今実際に使われている英語なので、鮮度も抜群。

スピーキングスキルを高めるためには、とにかくアウトプット量を増やすことが一番なので、低コストで好きな時に英語を話す環境構築ができるオンライン英会話がおすすめです。

上記のほかにも、「【最新】英語を独学で学ぶならこれ!編集者おすすめの英会話本20選

」ではおすすめの英会話本を紹介していますので、参考にしてくださいね。

オンライン英会話は、安心で挫折せずに続けられる!

しっかりした先生を見つけたいなら、オンライン英会話を使うのが良いと思います。

教師として訓練を積んだ先生とつながることができれば、家に居ながらにしてコミュニケーションの場数を踏めます。

ある程度までの力は独学でも十分可能ですが、英語独学の最短ルートはオンライン英会話です!

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英語には最短ルートがあります。寄り道せずに勉強すれば、必ず英語は身につきます。一度身についてしまえば、一生モノの財産になるのです。そして独学でつまずいたり、モチベーションを上げるために、ぜひコミュニケーションで使える英語力も高めていきませんか?レアジョブ英会話では、文法教材を使って学ぶことができます。これらの教材を利用して、効果的に練習したいなら、ぜひ、レアジョブ英会話の無料体験を活用してください。

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