アメリカやヨーロッパでは今、vegan(ヴィーガン)になる人が増えています。肉を食べない菜食主義の人をvegetarian(ベジタリアン)と呼びますが、veganはシーフードや卵、乳製品も口にせず、「完全菜食主義」とも呼ばれます。代わりにタンパク質を取るための食材として、大豆のような日本人になじみのふかい食材が注目されるようになりました。ここでは、veganについて語るための英語表現をご紹介します。
veganの基本を押さえよう
veganは「生きていくために動物を犠牲にしない」という主義の下、1944年にイギリスで始まった思想の一種で、革製品の服やカバンを使わない人もいますが、現在は”健康的な食事に関心が高い人”というイメージが強くなってきています。アメリカの歌手マドンナは古くからのveganとして知られ、ジェニファー・ロペスやビヨンセなどが、veganダイエットを実践。次第に一般の人たちにも広まっていきました。男性では、アップル社創業者の一人スティーブ・ジョブズが、veganであったことで有名です。
veganが食べないもの
「乳製品」は英語でdairy(デアリ)といい、例えばveganの食事はこんなふうに表現することができます。
animal protein free(動物性タンパク質なし)
このほか同様に、egg free(卵なし)、seafood free(シーフードなし)のように使います。
ダイエットの表現に活用
日本では最近、糖質やグルテンを控えるダイエットが盛んになっていますが、それらもこんなふうに表現することができます
gluten free(グルテンフリー)
carbはcarbohydrateの略で、「低糖質」はlow carbと言います。
veganはどんなものを食べる?
「肉、魚、卵、乳製品を使わないのでは、おいしいものが食べられないのでは…」と思いがちですが、veganの人たちは、タンパク質を含む豆をsubstitution(代用品)としたり、多種多様な野菜をうまく使ったりして、バラエティに富んだ料理を楽しんでいます。そこでは、大豆からできたtofuなど日本の食材も大活躍!
肉・魚の代わりに使うもの
chickpea(ひよこ豆)
broad bean(ソラマメ)
bran(ふすま、小麦粉の皮のかす)
*日本の麩と同じもの
agar(アガー/寒天)
*動物性タンパク質を含むgelatin(ゼラチン)の代用品。
大豆からできている「きな粉」はsoy bean flourと呼ばれ、veganの料理によく使われています。
veganに人気の意外な食材
burdock root(ゴボウ)
goji berry(クコの実)
tempeh(テンペ)
*インドネシアの大豆食品
rootは「根」という意味。goji berryはサプリのようにボトルで売られていたりします。
日本語がそのまま英語になっている食材
kombu(昆布)
shiitake mushroom(しいたけ)
mizuna(水菜)
ここに紹介した食材は、veganに限らず健康によい食べ物として海外で人気があり、kombuはkombuchaというペットボトル飲料が売り出されているほどです。
veganについては、最近始めたばかりという人もいれば、やはり続けられなかったということもあり、会話でこんな表現を聞くことがあるかもしれません。ぜひ覚えて活用してみてください。
(ヴィーガンの食事を始めたんです)
I stopped being a vegan.
(ヴィーガンであることをやめたんです)
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