最近よく話題になっているbullet journal(バレットジャーナル)をご存じでしょうか。bulletとは、「弾丸」または箇条書きに使う黒い丸「・」のこと。やりたいこと、やるべきことをノートに箇条書きにまとめ、タスクを確実にこなせるようにするjournal(スケジュール帳、日記)です。普段のビジネスはもちろん、英語学習の予定を立てて管理するのにピッタリ、今回は英語学習用のバレットジャーナルを作るコツをご紹介しましょう。
英語学習をバレットジャーナルで管理するのがいい理由
バレットジャーナルは、ひとことで説明すると「手作りの手帳」です。アメリカのデザイナーRyder Carroll(ライダー・キャロル)氏が考案し、基本的なルールを決めました。主なルールは、次の通りです。
・「bullet(・)」を使い、「箇条書き」にすること。
・未来、1カ月、1日ごとの予定を書き出し、印をつけながら調整していくこと。
これは以下のような理由から、英語学習の計画を管理するのにとても役立ちそうです。
1. 自分の学習計画と、レッスンやテストなどの予定をいっぺんに管理できる。
2. 実行できたかどうか振り返り、できていなければ簡単にリスケジュールできる。
3. 思いついたことをメモしておくことができ、アイデアノートとしても使える。
試しに一冊、自分なりの英語学習用バレットジャーナルを作成してみましょう。
バレットジャーナルを英語で作ってみよう
用意するのは白紙のノートとペンだけ。好みでマーカーや付箋、シールなどを使います。せっかくなので、すべて英語で書いてみましょう。
1) Index(目次)を作る
まず、ノートのすべてのページにページ番号を振ります。そして最初の見開きにIndex(目次)を作り、何ページに何が書いてあるか、一目でわかるようにします。
2) Future Log(未来のログ)
新しい見開きページに、来月以降、半年から1年くらいの間にやりたいことを書いておきます。
ここでは、「Finish the vocabulary book(単語帳を終える)」や「Take online lessons more than 10 times(オンラインレッスンを10回以上受ける)」などを目標として書き出しました。
使用する記号:
・Task(タスク):やりたいこと、やるべきこと
○ Event(イベント):レッスンや試験の予定など
– Notes(メモ):気が付いたこと、覚えておきたいことなど
3)Monthly Log(1カ月のログ)
左ページにカレンダーと予定、右ページにその月のうちにやっておきたいことなどを書きます。
・Speaking: Join online lessons(スピーキング:オンラインレッスンに参加)
*・Listening: Listen to Podcasts everyday(リスニング:ポッドキャストを毎日聞く)
・Reading: Read news everyday(リーディング:毎日ニュースを読む)
!・Writing: Take daily notes in English(ライティング:日々のメモを英語で取る)
・Vocabulary: Memorize 10 words everyday(ボキャブラリー:1日10語覚える)
など、スキルごとの目標を右側に書き出してみました。
使用する記号:
* Priority(重要事項):特に大事な項目
! Inspiration(ひらめき):「これはいいアイデアだ!」と思えたことなど
4) Daily Log(1日のログ)
1日にやることを書き出しておきます。1日の終わりに、できたこと、翌日以降に回すことに印をつけておきましょう。
Pickup new words in the news(ニュースの新しい単語をピックアップ)はできなかったので、Tired today. Try tomorrow!(今日は疲れた。明日やろう!)とメモを入れました。
使用する記号:
×Task completed(完了したタスク)
> Task Migrated(次の日以降へ移動したタスク)
5) Custom Collection(カスタムコレクション)
Lunch Log(ランチのログ)やShopping Log(買い物のログ)など、自分なりの好みの記録を作ります。メモを取りながら、覚えた単語を使えるようになりましょう。
このほか、そろえた教材をBook Log(本のログ)にしてみたり、見た映画をMovie Log(映画ログ)にしてみたり、さまざまなLogを好きなように作ることができます。映画の感想を英語で書いておくと勉強に役立ちますし、日記のように後から読み返してみても楽しいですね。
オンライン英会話レアジョブのレッスンも、ぜひあなたの「バレットジャーナル」に加えてみてください。例えば、こんなふうに書いておくことができます。
○Rare Job Online Lesson(レアジョブのオンラインレッスン)
– Teacher: Mary. Very cheerful(先生:メアリー。とても朗らか)
– Learned phrases for shopping(買い物のフレーズを学ぶ)
1日や1カ月のログに記録するだけでなく、自分だけのLesson Log(レッスンログ)を作ると、いつ何を勉強したか一目でわかり、次にやりたいことが見えてくるかもしれません。ぜひ、レッスンにバレットジャーナルを活用してください!
まとめ
バレットジャーナルには基本のルールがありますが、絵を描き足したりシールを貼ったり、自分で好きなようにアレンジできます。スケジュールはスマートフォンの手帳アプリで管理することもできますが、あえて手書きすることで自分の記憶に残りやすくなり、単語やフレーズも覚えやすくなるはず。ぜひ、自分だけのバレットジャーナルになるよう工夫してみてください。
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