カフェ店員必見!すぐに使える接客英語でメニューを説明しよう

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カフェで働いている人にとって、外国人のお客様がやってきて、とっさに英語で対応しなければならない場面が増えているのではないでしょうか。「英語メニューを備えておきたい」と考えているお店も多いのでは?

そこで、カフェで注文を取ったり、英語メニューを加えたりするのに必要な英語をご紹介します。自分が海外旅行でカフェに行くときにも、参考にしてみてください。

英語で注文を取ってみよう

カフェで注文を取るときに何を尋ねればいいかは、だいたい決まっています。うまく英語で表現する方法を覚えて、急に外国人が来たときも、英語で注文が取れるようになりましょう。

オーダーを聞く

What can I get you today?(今日は何になさいますか?)

注文を聞くための一般的なフレーズ。テーブルで注文を取るときには、May I take your order?(ご注文をおうかがいします)もよく使われます。

Hot or iced?(ホットですか、アイスですか?)

英語では「アイス」にはicedを使い、iced coffee(アイスコーヒー)、iced tea(アイスティー)のように言います。

What size would you like?(どのサイズになさいますか?)

英語ではS、M、Lのように略しません。Small, medium, or large?(小、中、それとも大?)のように言ってあげるといいでしょう。

Anything else?(以上でよろしいですか?)

「他に何か?」という言い方ですが、これは注文を締めくくるための定番の表現です。

For here or to go?(店内ですか、お持ち帰りですか?)

カフェやファーストフードでは、「店内」はfor here、「お持ち帰り」はto goという言い方を使います。

会計する

How would you like to pay?(どのようにお支払いになりますか?)

Cash or credit card?(現金ですか、クレジットカードですか?)と聞いてもいいでしょう。

We accept QR code payment.(QRコード決済を受け付けています)

アジア系の旅行者はQRコードを利用していることもあります。こう言って、使えるサービスの一覧を指し示してあげるといいでしょう。

Please hold your smartphone over here.(この上にスマートフォンをかざしてください)

QRコードの場合、こう言って機械を指さします。「タッチしてください」であれば、Please tap your smartphone here.と、tapを使います。

注文を用意する

Here you go.(こちらです)

用意できたものを差し出すときに使うフレーズ。Here you are.(はい、どうぞ)と言ってもいいでしょう。

Please pick up your order at the counter over there.(あちらのカウンターで注文をお受け取りください)

pick upはここでは「受け取る、取っていく」といった意味。

Please keep this number. We’ll bring it to your table.(この番号をお持ちください。お席までお持ちします)

「番号札」はnumber sheetやnumber tabのように言います。

It’ll take about ten minutes.(10分ほどかかります)

時間が「かかる」にはtakeを使います。「すぐにご用意できます」と言うには、It’ll be ready soon.を使うといいでしょう。

メニューを英語で案内してみよう

飲み物と食べ物をセットで注文する日本のカフェのやり方には、慣れていない外国人もいるかもしれません。外国人のお客様が注文しやすいよう、セットの内容を丁寧に説明してあげましょう。

ランチセットを説明

These are lunch set meals. Today’s pasta is with spicy cod roe and cream.(これがランチセットです。本日のパスタは明太子クリームです)

lunch setだけだと通じないかもしれず、meal(食事)をつけて説明しましょう。「明太子」はspicy cod roe(辛いタラの卵)と表現。

It comes with a small salad and a drink.(ミニサラダと飲み物がついてきます)

「~がついてきます」と言うには、It comes with ~を使います。

Would you like your drink with or after your meal?(飲み物は食事と一緒にお持ちしますか、それとも食後ですか?)

海外では、ジュースなど冷たい飲み物は食前か食事と一緒、コーヒーなど温かいものは食後にするのが一般的ですが、念のためこのように尋ねてみましょう。

モーニングを説明

This is a breakfast special.(これはモーニングセットです)

英語ではmorning(朝)では通じず、breakfast(朝食)という言葉を使う必要があります。

It includes toast, boiled egg, and salad with coffee.(トースト、ゆで卵、サラダにコーヒーが含まれます)

「セットには~が含まれます」は、It includes ~と表現できます。

You can add yogurt with 220 yen.(220円でヨーグルトが追加できます)

「追加する」はaddでOK。「~を追加されますか?」と尋ねるには、Would you like to add ~?を使います。

ケーキセットを説明

Dessert combo is 880 yen.(デザートセットは880円です)

cake set(ケーキセット)という言い方はあまり一般的ではなく、このように言ったほうが通じやすいでしょう。comboはcombination(組み合わせ)の略。

Please choose a cake and a drink from these.(この中からケーキとドリンクを選んでください)

こう言ってメニューを指し示します。「飲み物」にはbeverageという語を使うことも。

Would you like your pie warmed up?(パイは温めますか?)

「温める」にはwarm upまたはheat upを使います。

メニューに英語の説明をつけるには

「ナポリタン」「ショートケーキ」など日本人にとっておなじみのカタカナメニュー。英語でそのまま通じることは、ほとんどありません。カタカナ名は日本ならでの名称と考え、メニューにひとこと英語で説明をつけておくといいでしょう。

Meals(食事メニュー)

Neapolitan(ナポリタン)

Ketchup based spaghetti with vegetables and ham.(野菜やハムが入ったケチャップベースのスパゲッティ)

ketchup basedは「ケチャップを味付けのベースにした」ということ。

Hamburger Steak(ハンバーグ)

Steak made from ground meat with chopped onion, egg, and breadcrumbs.(玉ねぎのみじん切り、卵、パン粉と一緒にひき肉で作られたステーキ)

「ハンバーグ」はhamburger steakと呼び、パンにはさまず皿にのせて食べるのは、特に日本で広く好まれているスタイル。

Omelet with Rice(オムライス)

Omelet filled with fried rice.(炒めたごはんを詰めたオムレツ)

「オムライス」は日本で生まれたもの。omeletは「卵焼き全般」を指します。fried riceは「炒めたごはん」で、「チャーハン」を指すのにも使われます。

Dessert(デザート)

Pancake(ホットケーキ)

Thick pancake with maple syrup.(メープルシロップ付きの厚いパンケーキ)

hot cakeでは通じないので、pancakeと言ってから、シロップなどについて説明する語をつけます。

Shortcake(ショートケーキ)

Sponge cake with strawberry and fresh whipped cream.(イチゴと生クリームのスポンジケーキ)

イチゴと生クリームをたっぷり使う「ショートケーキ」は、日本独特のもの。このように説明してあげると、どんなものか伝わりやすくなります。

Rare Cheesecake(レアチーズケーキ)

Japanese-style unbaked cheesecake.(日本式の焼いていないチーズケーキ)

日本ではrare(生焼けの)を使って「レアチーズケーキ」と呼びますが、海外のチーズケーキは焼いてあるのが一般的。unbaked(焼いてない)という語で説明する必要があります。

Drinks / Beverages(ドリンク/飲み物)

Cream Soda(クリームソーダ)

Melon soda float.(アイスクリームが乗ったメロンソーダ)

cream sodaでは通じません。英語ではアイスクリームが乗った炭酸の飲み物をfloatと呼びます。

Lemon Squash(レモンスカッシュ)

Lemon soda, lemonade.(レモンソーダ、レモネード)

squashは「押しつぶす」という意味。squashは海外ではそれほど一般的な言い方ではなく、例えば「レモンスカッシュ」はlemon sodaやlemonadeのように言ったほうが通じやすいでしょう。

Parfait(パフェ)

A variety of fruits layered with ice cream and fresh whipped cream.(アイスクリームや生クリームと層をなしたさまざまなフルーツ)

parfaitはフランス語で「完璧な、完全な」という意味で、私たちが見るような「パフェ」は日本で生まれました。英語ではこのように中身を説明してあげましょう。

カフェのオーダーを英語で実践

これまで紹介してきた英語表現を使うと、例えばカフェで次のように注文を取ることができます。

ドリンクの注文を取る

店員:What can I get you today?(今日は何になさいますか?)

客:A caffe latte, please.(カフェラテお願いします)

店員:Hot or iced?(ホットですか、アイスですか?)

客:Hot, please.(ホットでお願いします)

店員:What size would you like? Small, medium, or large?(どのサイズになさいますか?小、中、それとも大?)

客:Large, please.(大、お願いします)

食べ物の注文を取る

客:Can I have a lunch set meal?(ランチセットお願いします)

店員:Sure. Here’s the menu. Today’s pasta is Neapolitan.(かしこまりました。これがメニューです。本日のパスタはナポリタンです)

客:Ketchup based spaghetti with vegetables and ham. Sounds good. I’ll have it.(野菜やハムが入ったケチャップベースのスパゲッティ。おいしそうですね、それにします)

店員:It comes with a small salad and a drink.(ミニサラダと飲み物がついてきます)

客:I’ll have a coffee.(コーヒーにします)

店員:OK. Anything else?(かしこまりました。他になにかございますか?)

客:No, that’s it.(いえ、それだけです)

接客英語をすらすら使えるようになるには

これらのフレーズを理解しているとカフェで働く人だけでなく、自分が海外旅行に行ったときも役立ちます。

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