【仕事、恋、人生の悩みに響く英語】ことわざ「明日は明日の風が吹く」って英語で何て言う?

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皆さんは英語のことわざをどの位ご存知ですか?「英語でことわざなんて難しそう」「会話では使ったことがない」など難しい印象があるかもしれません。英語のことわざは、会話の中のスパイスとして取り入れることで、相手にスマートな印象を与えます。また人生の節目節目の出来事を忘れられなくする象徴的な役割もあります。仕事や恋愛の場面で使える英語の短いことわざも沢山ありますので、ぜひ気軽に楽しんで読んでみてくださいね。

ビジネスで力になる英語のことわざ

まずは私が仕事の場でネイティブと話している時に、よく耳にすることわざをご紹介したいと思います。近いと思われる日本語のことわざも同時にご紹介しますので合わせてご覧ください。

No pain, No gain. 
(苦は楽の種)
「苦しみがなければ、得るものはない」ということわざです。
私がよく仕事でプレゼンする案が浮かばず悩んでいる時に、ネイティブの同僚がこのことわざを言ってくれました。苦しんで苦しんで生み出した時こそ、自分の糧になるということですね。

Actions speak louder than words.
(不言実行)
「行動は言葉よりも大きくものを言う」ということわざです。昔、会議の場で「口だけは大きなことを言うけれど、自分はやらない」という人がいました。同僚のネイティブがこのことわざを言って皮肉っていたのを覚えています。反対に行動と言葉がしっかりともなう人は信頼を獲得しやすいものですよね。

All things are difficult before they are easy.
(案ずるより産むがやすし)
直訳すると「どんなことでも簡単になるまでは難しいものだ」となります。「どんなに難しいと思っても、実行してみると簡単になる」ということですね。せっかくいい案があっても「失敗したらどうしよう」となかなか行動に移せない人に、このことわざを贈ってみてはいかがでしょうか。

Offense is the best defense.
(攻撃は最大の防御)
直訳は「攻撃は最もよい防御である」です。成績がよくてあぐらをかいていたら、すぐにライバルに出し抜かれてしまいます。私の上司は「常にチャレンジ」というポリシーでいつも新しいことに挑戦していました。「常に新しいことで攻め続けていれば、勝ち続けられる」というこのことわざにピッタリだと思います。

人生の節目で思い出したいことわざ

人生の中で自分にとって大きな出来事があった時、人からかけてもらった言葉が忘れられないことってありませんか。ことわざはそんな言葉の中によく含まれています。私の経験も踏まえてご紹介したいと思います。

Opportunity seldom knocks twice. 
(機会は得がたくして失いやすし)
直訳は「チャンスが二度ドアを叩くことはめったにない」となります。これは私がカナダで料理人を目指していた頃、働いていたホテルの厨房で張り出された「研修生プログラム」に応募するかどうか迷っていた時のことです。「まだ英語もそんなにできないし」と迷っていたら、友達がこのことわざで背中を押してくれました。心に残っていることわざです。

It’s never too late to learn.
(六十の手習い)
「学ぶのに遅すぎるということは決してない」。この言葉は本当によく耳にします。日本と違って欧米人は一度働いてから、また大学や専門学校に戻り、そしてまた働くという人が多いですよね。常に学んでいるという印象を受けます。

Tomorrow is another day.
(明日は明日の風が吹く)
「明日は別の1日」という意味ですね。これは、かの有名な映画「風と共に去りぬ」で、住む場所も何もかもなくなってしまった主人公が口にしたセリフとしてとても有名です。どんなに辛い境遇でも、「Tomorrow is another day!」と口に出してみると明日も頑張れるかもしれません。

We live and learn 
(習うは一生)
直訳は「私達は生き、そして学ぶ」です。生きている限り、死ぬまで学びが続くということですね。これは中学の頃の数学の先生の座右の銘でした。定年間近の先生でしたが、時間があるといつも難しい数学の問題を解いていました。「先生にもわからない問題があるの?」と子供心に聞いてみると「We live and learnや」と関西弁で言っていたのを覚えています。

恋愛中、心に刻みたいことわざ

最後は恋愛におけることわざです。好きな人がいたり、大恋愛の渦中にいる時は、ことわざのような短くて鋭い言葉が心に刺さるものですよね。皆さんにも今の自分に当てはまると思う英語のことわざが見つかれば幸いです。

Marriages are made in heaven.
(縁は異なもの味なもの)
直訳は「結婚は天国で決められる」。結婚は神様のお考えで決められるという考え方です。日本でもよく「縁だねえ」と感じることがありますよね。ちなみに、「Marriage is destiny.(結婚は運命)」という言葉もあります。

There is no accounting for tastes.
(ただ食う虫も好き好き)
「好みの理由を説明することはできない」という意味。「There is no 〜ing」で「〜することができない」という構文が含まれています。人それぞれ好みは違うもの。もしあなたが「自分を好きでいてくれる人なんているのかしら」と思っているようであれば、このことわざを思い出してくださいね。きっとどこかにいます!

The more you get, the more you want.
(思うこと一つ、かなえばまた一つ)
直訳は「得れば得るほど、ますます欲しくなる」。人間の欲望には限りがない、という意味です。ここには「The 比較級〜、The 比較級…」で「〜すればするほど、ますます…」という構文が含まれています。
始めは両思いというだけで幸せだったのに、だんだん「毎日会わなきゃ嫌!」なんて欲望がエスカレートしてしまうことはありませんか。そういう時はこのことわざを思い出してくださいね。

まとめ

いかがでしたか?簡単な英語のことわざではありますが、日常の中で耳にするものばかりです。短いことわざばかりなので、ぜひ好きなものは声に出して言ってみてくださいね。だんだんと自分のものになりますよ。英語で好きなことわざを言って、ネイティブとの会話に花を咲かせてくださいね!

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