英語を使ってビジネスをするときに、日本語なら言えるはずの「見積書」や「利益」といった表現が上手く出てこなくて困った経験はありませんか?業務を英語で行う場合、経理担当ではなくても最低限の会計英語は知っておく必要がありますよね。
例えば英語で「見積書」というときには “estimate” と “quotation” を使いますが、実はこの2つの言葉には大きな違いがあるのをご存知でしょうか?会計英語の中には、このように違いを理解しておかないと意味が違ってしまう言葉がいくつもあります。
そこで今回は、違いを知っておくと役に立つ基本の会計英語をクイズ形式でご紹介します!
“estimate”と”quotation”の違いは?
どちらも「見積書」を意味する “estimate”と”quotation” ですが、”estimate” は修繕費などのように作業状況によって請求金額が変わるために概算で作成しなくてはいけない見積書を、反対に “quotation” は価格が確定している見積書を表します。そのため、顧客が “quotation” の有効期限以内で価格に合意した場合は、請求額を変更することはできません。
では、次の例文のように、会社で椅子などの備品を購入するときの「見積書」は “estimate” と “quotation” のどちらでしょうか?
Could you get a few ( ) from different companies to compare prices of office chairs?
(事務用椅子の値段を比較するために、いくつかの会社から見積書をもらってください。)
椅子は事前に金額が確定する商品やサービスであるため、クイズの正解は、”quotation”となります!
“invoice”と”bill”の違いは?
“invoice”と”bill”には、どちらも「請求書」という意味がありますが、こちらもそれぞれ意味が異なります。電話代や光熱費の請求書、レストランで会計の前にもらう伝票は”bill”ですが、会社が納品した商品やサービスの料金を請求する際には”invoice”を使います。
では次の例文のように、経理担当者へ請求書の発行をお願いするときは “invoice”と”bill” のどちらを使うのでしょうか?
Please create and send a/an ( ) to this client as soon as possible.
(できるだけ早く、この顧客へ請求書を作成して送っておいてください。)
この例文では会社が顧客に対して納品する商品・サービスの料金を請求しているので、クイズの正解は、 “invoice”です。
“revenue”と”profit”の違いは?
“revenue”と”profit”は、経理担当以外の人がよく使い間違えをする言葉です。”revenue” は、会社の売り上げや金利などの「収入」を意味し、 “revenue(収入)” から”expense(支出)”を差し引いた残高が”profit(利益)”です。
では、次の例文のように、会社の「利益」について説明する場合は、”revenue”と”profit” のどちらを使うのでしょうか?
This company didn’t make any ( ) last year.
(昨年この会社は利益が出なかった。)
ここでは「収入」ではなく「利益」を表しているので、クイズの正解は”profit”になります。
ちなみに”profit”と対になる”loss”、”revenue”と対になる”expense”も一緒に覚えておきましょう。これらの表現を使えば上の例文も「This company made a loss last year.(昨年この会社は損失を出した。)」と言い換えることができます。
おわりに
ちょっとした会計英語の使い間違いが、仕事上のトラブルの原因になることも……。今回紹介した単語は、会計英語の基礎なので、しっかり違いを覚えて使えるようにしてくださいね。
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