「忘年会」「新年会」は英語で何?乾杯や飲み会で使えるフレーズを紹介

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今年も早くもラストスパートに迫ってきましたね。そんな12月を締めくくるイベントの一つが「忘年会」。しかし忘年会は日本独自のもので、会社や友人に外国人がいる場合は少し表現を工夫して説明しなくてはいけません。そこで直訳のない「忘年会」「新年会」の説明から、飲み会で労いに使える英語フレーズも合わせてご紹介します。

「忘年会」を英語で表現すると?

日本独特の行事である「忘年会」や「新年会」。日本で働く外国人の同僚や友人にはなんと説明すればいいのでしょうか?うまく想像してもらえるような説明を考えてみましょう!

「忘年会」「新年会」は英語で何?

基本的には、「忘年会」は「Year-end party」、「新年会」は「New year party」と表現します。もちろん「Bonen-kai(忘年会)」と言ってから、その会の主旨を説明しても良いのですが、「Year-end party」「New year party」と言えばその言葉だけでなんとなく、1年の終わりや始めに催される宴であるということはわかってもらえます。

「忘年会」って何?と聞かれたら

外国人の同僚から「忘年会って何?」と聞かれたら、なんと説明すればよいでしょう。文字通りに「年を忘れる会だよ」と説明するだけでは少し物足りないかもしれませんよね。下記のような説明を上手く組み合わせ、外国人の同僚にも主旨が理解できるように伝えてみてくださいね。

‘Bonen-kai’ is a party to thank each other for our efforts of the year.
(忘年会とは、その年のお互いの努力を感謝し合う宴会です。)

We drink a lot at the party to forget all about troubles of the year.
(その会では、その年大変だったことをすべて忘れるために沢山お酒を飲みます。)

It is a Japanese appreciation party held at the end of the year among the coworkers.
(忘年会とは同僚たちと年の終わりに開かれる日本の謝恩会です。)

「Thank each other」で「互いに感謝する」という意味。「Appreciation party」は「謝恩会」の意味で、取引先を招いて日頃の感謝を伝える会をそう呼ぶこともありますが、「同僚や部下に対して感謝する」という意味で忘年会にも使うことができるでしょう。

忘年会で使える英語フレーズ

年の終わりに開かれる忘年会では、その宴会の席でよく交わされる言葉がありますよね。「乾杯!」の音頭から始まり、今年の苦労をねぎらう言葉や来年の抱負など、様々です。こういった言葉を英語ではどう伝えればよいのでしょうか。次に忘年会で使える英語のフレーズをご紹介したいと思います。

「乾杯!」

Cheers!
(乾杯!)

Bottoms up!
(乾杯!)

Let’s make a toast to our success. Cheers!
(我々の成功に乾杯しましょう。乾杯!)

「Cheers」はご存知の方も多いかもしれませんが、「Bottoms up!」もネイティブの間では頻繁に使われるフレーズです。「グラスの底(Bottoms)を上げて(Up)」というのが直訳です。「Let’s make a toast to〜」は「〜に対して乾杯しましょう。」という表現。忘年会で会社の代表者などが乾杯の音頭を取る際にはふさわしいフレーズです。

「今年もお疲れ様でした。」

Thank you for your hard work this year.
(今年もお疲れ様でした)

Thank you for your support over the past year.
(1年間支えてくださってありがとうございました)

日本では、部下が上司に「お疲れ様でした」と言うことはよくありますが、英語では、1つ目のフレーズを上司に使うのはNG。あくまで上司から部下への労いの言葉として使いましょう。目上の人に「お疲れ様でした」と言いたい場合は、2つ目の例文のように、1年間支えてもらった事へのお礼などにかえるのが自然でしょう。

「今年は大変だったね。」

We had a tough year, didn’t we?
(今年は大変な年だったね。)

It was a really rough year.
(本当に大変な年だったね。)

「大変だった」と表現する時は、「tough」や「rough」という単語が使われます。これらの表現もどちらかというと部下や同僚との会話でのみ有効です。目上の人には使わない方が無難でしょう。

「来年も頑張ろう!」

Let’s do our best next year, too!
(来年も頑張ろう!)

Let’s keep up the good work next year, too!
(来年もこの調子で頑張ろう!)

I will do my best next year!
(来年も頑張ります!)

「Do one’s best」は「最善を尽くす」という意味で「頑張る」とも訳せます。「Keep up〜」で「〜を続ける」という意味。同僚や部下に「来年も頑張ろう」と鼓舞するのは最初の2つのフレーズがぴったりです。上司には3つ目のフレーズのように、「自分が頑張る」と伝えることで、来年への意気込みを語るといいでしょう。

「今日は無礼講だ!」

I hope you all will enjoy!
(みんな楽しみましょう!)

日本の忘年会といえば「今日は無礼講」という言葉。しかし外国人にとってはそもそも宴会とはカジュアルなものなので、「無礼講」と伝えても違和感を持たれてしまうかもしれません。上司が部下に伝えるなら、例文のような「今日は楽しもう!」という表現が伝わりやすいでしょう。

まとめ

パーティーが日常的な欧米に比べて、宴会と言えるものが少ない日本。「忘年会」や「新年会」は外国人にとって珍しい日本の文化の一つです。こうした日本の宴会文化を魅力的に伝えながら、外国の方にも一緒に楽しんで頂けるよう、ぜひ今回のフレーズを上手く活用してみてくださいね。

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