意識してる?英語習得に必須の「ラーニングサイクル」を取り入れよう!

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皆さんは「ラーニングサイクル」というものを聞かれたことがありますか?「ラーニングサイクル」とは英語を勉強する上で欠かせない習得方法で、これを意識することで効率よく英会話の定着が図れると言われています。今回はそんな「ラーニングサイクル」についてご説明し、独学で無理なく英語を学習するヒントをご紹介したいと思います。

効果的な英語学習法とは

英語を話せるようになるためにかける年月は、短ければ短い方が嬉しいですよね。実は英語を学習する際に、「ラーニングサイクル」というものを意識すると、より効率的に英語の習得が可能になるんです。

ラーニングサイクルとは

ラーニングサイクルとは、英語学習の中に「インプット」「アウトプット」「実践」の循環を取り入れることをいいます。

まずはテニスを例にとって「ラーニングサイクル」をご説明しましょう。

インプット

テニスができるようになるためには、まずはラケットの握り方や理想的なフォームなどをコーチから教えてもらったり本で学んだりします。また上手い人の足の動きを見るなどして、テニスに関する色々な情報を目や耳から取り込みます。これがインプットです。

アウトプット

次に自分でもラケットを何度も振ってみたり、習った通りにサーブを打ってみるなど、実際に体を動かし、多くの練習をこなします。これがアウトプットです。

実践

最後に練習の成果を相手のいる試合で発揮し、試合経験を積むことで、テニスが上手になっていきます。これが実践です。

もちろん試合をすると、うまく行かなかったところも見えてくるので、「何が悪かったのか」を調べ、再度新たな情報を取り込む(インプットし直す)、というように循環させていきます。

英語学習における「ラーニングサイクル」

この「インプット」「アウトプット」「実践」の循環を英語学習にも導入することで、効率よく英会話の習得が可能になります。では実際に英語ではどんなことができるのでしょうか。

英語のインプット

英語学習におけるインプットには下記のようなものがあげられます。

・英字新聞を読む
・英語の音楽を聞く
・オーディオブックを聞く
・英語の本を読む
・英語でYouTubeを見る
・英語の文法書を読む…などなど

他にも目や耳で英語に触れるものはすべてインプットです。

英語のアウトプット

英語学習におけるアウトプットには下記のようなものがあげられます。

・英語の本を声に出して読む
・英語日記をつける
・好きな英語の曲を書き写す
・好きな映画のセリフを一緒に後から言ってみる…などなど

声に出したり、書いたりして能動的に英語を発する作業がアウトプットにあたります。

英語の実践

英語学習における実践には下記のようなものがあげられます。

・外国人の友達とオンラインで話す
・スポーツバーで外国人と話す
・オンライン英会話で会話の練習をする
・海外旅行で英語を使ってみる

実際にこれまで練習してきた成果を本番で試す場が、実践の場にあたります。

独学でも続く!楽しく英語学習を続けるコツ

ラーニングサイクルについてご説明してきましたが、「なんだか大変そう」と思われた方もいるかもしれません。そこでラーニングサイクルをうまく生活に取り入れる為のポイントをご説明します。

継続しやすいものをラーニングサイクルに採用する

英語の習得には継続が必須。でも「つらい」と思いながら行っても、継続に結びつきません。なるべく自分がやっていて楽しいと思えることをインプットやアウトプットに取り込みましょう。

例えば映画が好きな方なら、英語音声でDVDを見るといいでしょう。趣味が釣りなら、海外の釣りの番組をYouTubeなどで探してもいいと思います。とにかく無理は禁物。楽しみながらラーニングサイクルをまわしていきましょう。

日常の中にラーニングサイクルをうまく組み込む

例えば仕事や学校がとても忙しいのに、さらに新しい英語学習を生活に組み込もうとすると厳しい場合もあると思います。そんな場合は、例えば仕事や学校に関係のあることを英語で行うというのがお勧め。例えば昇進にはTOEICの点数が必要という会社であれば、インプットとアウトプットはすべてTOEIC学習の中で行ってしまえば一石二鳥。またビジネスパーソンに不可欠な新聞のチェックなども、英字新聞で読めば英語学習にも繋がります。学生の方なら、敢えて英語の授業を多めにとることで、単位取得とインプット、アウトプットが同時にかなってしまいますよ。

おすすめのインプット教材

では実際にインプットにはどのような教材があるのかを具体的にご紹介しましょう。

おすすめの動画

見ているだけで楽しく英語のリスニングの勉強ができる動画はやはりおすすめです。その中でも厳選のチャンネルをご紹介しましょう。

ニック式英会話

日本語も流暢なニックが、ネイティブの発音をわかりやすく紹介してくれるので、リスニングのいろはを学習するのにとてもおすすめのチャンネルです。動画の長さも15分程度で長すぎず飽きませんよ。

バイリンガール英会話 Bilingirl Chika

登録者数140万人以上の言わずとしれた有名YouTuber。注文英語や旅行英語など色々なシーンに合わせて日本語と流暢な英語を交えながら解説をしてくれるので、気軽な気持ちで英語のリスニングができます。

Hapa英会話

とくにアメリカで生活をする際に便利な生活英語をネイティブのJunが日本語も交えながら紹介してくれるチャンネルです。アメリカのスタバでの注文の仕方など、見ていてとてもためになって楽しい動画ばかりです。

TED

https://www.ted.com/talks/amy_cuddy_your_body_language_shapes_who_you_are?language=en

ビジネスや科学技術などに興味のある方なら断然おすすめなのがTEDです。その道のエキスパートが英語でプレゼンをするので、英語のリスニングと最先端の情報の両方が取り込めて一石二鳥ですよ。

Peppa Pig Official Channel

アニメで楽しく英語を学びたい方におすすめなのが「Peppa Pig」。豚の親子たちが繰り広げる毎日の生活が日常会話のリスニングにも役に立ちます。絵がとてもカラフルなので見ているだけで癒やされますよ。

ポッドキャスト

iPhoneには標準搭載されているポッドキャスト(Podcast)。色々な番組がスマホで聴けるラジオのようなものですが、自分の都合のよい時に再生ができて便利です。あらかじめ気になる英語の番組を登録しておいて、時間や場所を選ばずリスニングに役立てて見ましょう。

下記のように、「英語」で検索するだけで沢山の番組を見つけることができます。「1分リスニング」などは気軽に聞けて始めやすいですよね。

気になった番組をライブラリに保存しておくと、ちょっとしたスキマ時間に英語を聞くことができますよ。番組はダウンロードもできるのでインターネットに繋がっていない状態でも聞くことができます。

なお、Androidでも「CastBox」や「Googleポッドキャスト」といったアプリで、ほぼ代用ができます。

アプリを使う

英語学習に特化したアプリを一つ持っておくのも便利です。使いやすいだけでなく、学習が続けやすいようにリマインドしてくれるなどの補佐してくれる機能もあるので、ぜひ利用してみましょう。下記はおすすめのアプリです。

NHK語学 語学講座

NHKの語学講座がいつでもどこでも聴ける優れたアプリです。色々なレベルに応じた番組があるので初級上級問わず、使いやすく信頼性の高いアプリですよ。

POLYGLOTS-海外の英語ニュースでリスニング勉強をしよう

ビジネス、スポーツなど、約20のカテゴリーの英語ニュースを聞くことができます。生の時事英語に触れられるだけでなく、わからない単語はタップすることで簡単に調べられるという優れもの。機能の信頼度も高いのでおすすめです。

おすすめのアウトプット・実践教材

次にアウトプットに適した教材や方法をご紹介したいと思います。自分にあったものが見つかるといいですね。

英語で日記を書く

英語で日記をつけることは頭の中で発話をすることになり、とても効果的なアウトプットの方法です。1日3行でいいので毎日できれば同じ時間につけるようにしましょう。同じ時間を守ることで生活の一部になり、続けやすくなりますよ。

シャドーイング

英語を聞きながら、それを真似して発話するシャドーイングは、スピーキングとリスニングの両方が一度に学習できる優れた学習法です。最初は難しく感じますが同じ英文で何度か行うと、自分がついていける様になっていることに気が付きます。自分が興味を持てて難しすぎないものを題材に、シャドーイングを行いましょう。

独り言を言う

アウトプットの意外な方法として「独り言を言う」というものがあります。例えばお風呂に入っているときに、今日あったことなどを英語で話しながら自分の考えを英語でまとめるのもいいでしょう。相手はいなくても発話の勉強はできるものですよ。

オンライン英会話

実践の場としては格安で自宅でも出来るオンライン英会話がおすすめ。毎日少しでも英語を誰かと話すことで、英語の上達度は急速に上がります。また間違った英語を話してしまっても、その場で間違いを正してもらえるのがいいですよね。

まとめ

日本の英語教育の中で意外と実践されていないのがラーニングサイクル。しかし英語習得では忘れてはならない習得法の一つです。インプットとアウトプットのどちらが少なすぎてもいけませんので、自分の続けやすい方法で満遍なく行い、実践に繋げてくださいね。

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