悔しい思い、カナダでの経験
Q:これまでの英語に関するエピソードを教えてください。
もともと日本で、はり灸マッサージ師の専門学校に通っていました。卒業した21歳の年に、全くの好奇心から、ワーキングホリデーでカナダのバンクーバーに飛び込みました。最初は英語を全くしゃべることができなかったのですが、1年間仕事や生活をしながら、英語に触れました。初日に地図をみながら会社に向かうとき、道に迷ってしまって、わけもわからず香港人に連れて行ってもらったりもしました。
あとは、駅の切符売り場で話しかけられたときに、「change(小銭をねだる行為)」という単語を「exchange(両替)」と聞き間違えて、素直にお金を渡してしまったり。「もらったからにはこれは俺の金だ!返さない!」と流暢な英語で言われて、駅で大げんかしたこともありました。「ポリス呼べよ!」と知っている単語を並べて叫んだら、お金を投げつけてきて「なんて嫌な奴なんだ!」と言われてしまいました。しっかり英語を話せたら、こんなことにならなかったのにと悔しい思いをしましたね。
Q:カナダではどんなお仕事をされていたのですか?
はり灸マッサージ師として働いていました。カナダ人のお客様に接客をするのですが、決まったいくつかの単語しか話せませんでした。「shoulder(肩)」や「back(背中)」のような、簡単な単語とジェスチャーで乗り切ろうとしました。最低限のことは伝わる感じがありましたが、やはり、きちんと英語を話せたらもっと伝えることができたんだろうなと思いました。
Q:いきなりカナダに飛び込むなんてすごいですね!
カナダに飛び込む気持ちが生まれたのは、中学生の頃にスイスへ交換留学生として、1週間行った経験があったからですね。そこで、スイス人の友達ができ、日本に呼んだこともありました。「英語ができればこんなに海外の友達ができて楽しいんだ!」と思えたことが、カナダに行くときに大きなモチベーションになりました。スイスに行かせてくれた親には本当に感謝しています。
YouTuberになるきっかけは友達との思い出投稿
Q:YouTuberとして活動するようになったきっかけを教えてください。
19歳の頃に、日本の友達と遊んでいる思い出をYouTubeに投稿し始めたのがきっかけです。カナダにいたときも現地の友人と遊んでいる様子を、記録として投稿していました。動画やブログを見てくれていた方がたまたまバンクーバーにいて、会いに行ったり、オーロラを見に行ったりもしました。全く知らない人が動画をみて、コメントしてくれた時はすごくわくわくしました。
Q:プライベートな内容が多かったのですね。
はい。「将来は、はり灸マッサージ師になるぞ!」という目標もありましたが、それだけではなく、自分で情報発信したり、自分が作ったものが誰かに影響を与えることができたりなど、そんな風になったらいいなぁとはずっと考えていました。
あと、たまに友達のHIKAKINの動画に出演したりしていました。YouTubeが盛り上がってきた時期に動画の可能性を感じて、今のチャンネルを3年前に開設しました。それからは、はり灸マッサージ師の仕事をしながら、動画投稿をしていました。朝8時から夜10時まで働いて、夜11時にに家に帰ってきて、そこから動画撮って編集して1時2時くらいに寝る、という日々を毎日繰り返していました。自分でも何やってるんだろう、と思いながら(笑) でも、楽しいから、誰かに見てもらえることが嬉しいから、続けることができました。
“なんとなく” 分かるから卒業
Q:カナダではどのような英語学習をしていましたか?
まず、英語に関わる場を無くさないため、現地の人との飲み会によく参加していました。飲み会では、耳を鍛えるように注意していましたね。また、伝えたくても英語だと言えない言葉を、次に言えるようにするためにメモを取って、あとでインターネットを使って調べるようにしていました。
4か月ほど経ってカナダの生活に慣れてきたころで、カナダ人の先生に仕事終わりに英語を習いに行きました。週に2回通学して半年くらい続けました。レッスンでは、「正しい文法と発音を使うこと」を常に意識していました。スパルタな先生で、なかなか帰らせてくれなくて、結構遅くまでやっていましたね(笑)。
Q:英語力がぐっと伸びた瞬間を感じたことはありましたか?
何段階か伸びを実感した時がありました。カナダに行って3ヵ月目に、現地人の言っている意味がなんとなく分かるようになりました。6か月目で、なんとなく聞けるだけではなく簡単な英語で話せるように。10か月目には“過去形のed”や“3人称のs”などの細部まで聞き取れるようになってきましたね。
Q:伸びた要因は何ですかね?
要因は2つあります。1つは、先生に「正しい文法を使うこと」と「正しい発音で話すこと」を強く意識させられていたからだと思います。先生が「常に正しい英語を使うように」厳しく指導をしてくれました。
2つ目は、インターネットを活用したことです。単語の意味を使用イメージで掴めるようになりました。例えば、日本語では「聞く」という意味の単語が、英語では「listen」「hear」などあるので、それぞれの単語がどのようなシチュエーションで使われているのかを、インターネットで調べて、コツコツ自分の知識としてためていきました。
レアジョブ英会話で感じた“本場の空気”
Q:初めてレアジョブ英会話を受けたときのことを教えてください
最初のレッスンは、驚くほど緊張して汗かきました(笑)。レッスンは、1対1なので逃げ場がありませんよね。この逃げ場がない感じが、カナダにいるときと同じ感覚でした。英語を話さないと切り抜けられないという、本場の臨場感と緊張感をレアジョブ英会話では感じることができました。
現在は文法教材を使って勉強をしていますが、先生がとにかく親身になって、間違いの指摘や、より良い表現方法などを教えてくれるので、とてもありがたいです。それから、レッスン予約を時間が空いたときにスパッと入れられるのは良いですよね。仕事柄、スケジュールが日によってバラバラなので、5分前まで予約ができるのはすごく助かります。
Masuoさんのレアジョブ英会話初レッスンの様子!
Q:Masuoさんはカナダで培った英語力があるので、文法教材は簡単に感じませんか?
英語の基盤をしっかり作りたいから、まず文法教材を使っています。文法教材は意外と分からないことが多いです。文法に関わる基礎的な単語を英語で説明できるようになったら、さらに英語力上がりますよね!だから、まずは文法教材を使って英語の基礎を作っているところです。
Q:他に、レッスンで意識していることはありますか?
「正しい文法、発音で話す」「全ての単語を聞き取れるように聞く」ことを意識して会話をしています。いくら勉強をしても、意識するかしないかで英語力は段違いに成長することを、カナダで学びましたので。
英語を使いこなせる、かっこいい大人になりたい!
Q:それでは最後に、Masuoさんの今後の目標を教えてください!
一言でいうと、英語を使いこなせる、かっこいい大人になりたいです! 例えば、海外の有名人のインタビューするという時に、それなら「Masuoだ!」と真っ先に頼まれるようになりたいです。
東京オリンピックも意識しています。はり灸マッサージ師として働いていた時は、トレーナーとしてオリンピックに関わりたいと漠然と思っていました。今は、YouTube、さらに英語、これらを駆使したら、東京オリンピックにもっと深く関わることができるじゃないかと思っています。世界中に、日本の良さを伝えいけるような活動をしていきたいですね!
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